閉校が決まった広島市医師会看護専門学校が入居する広島医師会館

 広島市医師会は、運営する看護専門学校(西区観音本町)を閉校する方針を決めた。准看護科を2029年春に廃止し、その後に看護科も廃止する。少子化や大学志向で入学者が激減し、赤字で経営を維持できなくなったとしている。校舎を兼ねた医師会館は老朽化のため解体し、規模を縮小して現在地で建て替える。

准看護師の養成校、広島県内は1校に

 准看護科の入学者受け入れは、27年4月が最後となる。