第7章:米は誰のものか──“消費者”と“農家”を分断した犯人
「なぜ、“農家”と“消費者”が敵対する構造が作られたのか?」
2024年──
全国で、米価高騰の報道が続いた。
10kgで5,000円を超える特A品種
スーパーでは“品薄”の棚
一部では“買い占め”の動きまで現れる
だが、その裏で──
飲食チェーンでは、米の値段は据え置き。
吉野家では、「ご飯おかわり無料」が続き、
すき家、松屋などでもメニュー価格に変化はない。
「──なぜだ?」
「“食べて応援”という言葉があなたを縛っていたかもしれない──」
これは、あなたの毎日が“誰かの都合”に支配されていた証拠である。
その犯人を、今ここで明かす。
これは、**構造的な“二重価格”**の可能性を示している。
すなわち、
一般消費者向けの小売価格だけが異常高騰し、
業務用・大口流通は優遇されたまま。
この“ズレ”は偶然ではない。
むしろ、**狙って作られた“分断構造”**である。
背景にあるのは、こうだ。
かつての日本は、
**「農家=国家の命脈」**という意識が強かった。
戦後、GHQはまず“農地解放”を行い、
農民を「自営化」しながら、その力を削いでいった。
以後──
農協を通じて、支配構造の一部に組み込まれた日本の農業は、
自立できない“奴隷制度”として機能していく。
しかし、その“橋渡し役”を務めたのが、
**「JAグループ」**自身だったのだ。
買い手には高く
売り手には安く
差額は、“中間”が吸い上げる
この構造が、“消費者と農家の敵対”を仕組んだ。
たとえば──
2023年、米価が高騰しても農家の利益は伸びなかった。
一方、
スーパーの店頭価格は急上昇し、
「農家が儲けすぎ」といった印象操作がSNSで拡散された。
だが実際は、
農家が受け取る価格(概算金)は前年とほぼ同水準。
では、どこに“差額”が消えたのか?
答えは明白だ。
**中間業者と、システムを操作する“上位構造”**に吸収された。
この“分断”は、国際金融資本が得意とする支配戦略である。
労働者 vs 経営者
女性 vs 男性
老人 vs 若者
農家 vs 消費者
どちらにも属さない“支配層”だけが、静かに肥えていく。
「日本人同士で争わせる」
「本当の支配者は見えないところにいる」
それが、この国の農業と“米”を巡る真実である。
もう一度問おう。
「米は、誰のものか?」
今や、金融資本の商品に変わった。 私たちは、まだ“日本”にいるのか
この世界の“当たり前”が、もし、どこかおかしいと感じたなら──「黙示録ノ回路」で、その違和感の正体を、静かに見つめなおしてみてほしい。



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