突然のスマホ故障で焦らないためには? 高額な修理費用を回避して最新iPhoneを入手した話から考える(1/3 ページ)

» 2024年03月27日 08時00分 公開

 つい先日、筆者の姉が使っていた「iPhone 13 mini」が突如故障してしまいました。「朝起きたら、黒い画面のままうんともすんともいわなくなった」そうで、充電しても治らず、右側にあるサイドボタンと音量下ボタン長押しによる強制再起動を試みても効果がありません。いわゆる文鎮状態というものです。

 まさにお手上げ状態ということで、すぐにApple StoreのGenius Barを予約して診断してもらったところ、基板がダメになっており、要修理とのこと。

 実は姉のiPhone 13 miniは過去にディスプレイの自然故障も起こしており、ちょうど修理してから3カ月を過ぎたばかり。修理後90日以内の保証も受けられず、当然AppleCare+も未加入なので、修理費用の見積もりは満額の5万9400円となりました。

 なお、端末価格の高騰に伴い、「iPhone 14/15」の修理費用は8万7800円、「iPhone 15 Pro」の場合はなんと11万4800円(!)もします。

 修理してもデータは戻らないだろうとのことだったので、データの復旧は諦めるのはともかくとして、故障で6万円近くの出費は非常に痛いものです。そこで今回は、通信キャリアなどのキャンペーンなどを駆使して、どうにか高額の出費を回避したエピソードを紹介します。

 同様のキャンペーンが各通信キャリアなどで常に行われているわけではなく、適用できる条件なども変動している可能性があります。あくまで経験談としてご覧ください。

photo AppleCare+(2年で2万3800円)に加入していれば、修理費用は1万2900円で済んだが後の祭り

NTTドコモ「いつでもカエドキプログラム」の故障利用で早期返却する

 姉のiPhone 13 miniはNTTドコモの「いつでもカエドキプログラム」で1円×23カ月の分割を組んでいました。契約してから2年後にスマホ本体をNTTドコモに返却することで、以降に請求される残価を払わなくて済む、いわゆる“1円レンタル”で借りていた端末です。ただし、これは本体に不具合が発生していない状態での話。

 1円レンタルで借りているスマホが「画面割れ、本体破損、バッテリー劣化、故障、SIMトレイ欠品、『iPhoneを探す』がオンのまま」といった不具合がある状態で返却する必要がある場合、「故障時利用料」を支払うことで、いつでもカエドキプログラムによる返却を成立させることができます。これによって残価の支払いを免れることができます。

 この故障時利用料の設定は「1円レンタル施策のワナである」といわれてしまうこともありますが、今回はあえてこれを利用することで、故障時利用料の2万2000円でiPhone 13 miniをNTTドコモに返却することにしました。

 修理費用や保険、補償は端末価格に比例するのに対して、返却プログラムの故障時利用料が端末価格に比例していないのを利用した小技です。

photo ドコモオンライン手続きから「いつでもカエドキプログラムご利用」を申請する

 手続きは筆者が持っていたサブ端末で行いました。姉のSIMに差し替え、回線認証を済ませてドコモオンライン手続きに進み、いつでもカエドキプログラムの利用を申請します。

 その後、1週間程度で送付パックが本人限定受取郵便で届き、梱包材に故障したiPhone 13 miniを入れて送り返しました。これにて故障したiPhoneの処理は完了です。

 ※現行のいつでもカエドキプログラム+はdocomoの端末補償であるsmartあんしん補償への加入が必須となっているため、そもそもこの小技を利用する必要がないようになっています。

編集部注:(2024年3月28日追記)

 ドコモのいつでもカエドキプログラムの場合、今回のような非初期化品かつ基板の断裂がみられるスマホは、故障扱いではなく受付不可扱いになるため、修理費用がかかるのは避けられないようです。なお、筐体破損・画面破損・機能不良などの場合は利用可能であり、例えばiPhone 13 miniの保険未加入時の液晶交換は34,800円なので、そういった場合はこの手法が有効です。(参考リンク

 基準はキャリアによって異なりますので、真似する場合はご自身でよく確認されることをお勧めします。

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