論点ずらしの実例──正常逸脱家とのやり取りから学ぶ
はじめに
議論の場でしばしば見られる「論点ずらし」。
これは、都合の悪い指摘を受け止めず、話題を逸らすことで議論から逃げる典型的な手法です。
今回は、その生々しい実例として、正常逸脱家とのやり取りを時系列で記録しました。
個人攻撃ではなく「議論の失敗例」として残すことで、同じ場面に遭遇したときに「これは論点ずらしだ」と見抜ける手助けになればと考えています。
やり取りの記録(逐一ログ)
(※①〜㉗、👉は要点まとめ)
① 正常逸脱家(2025/08/05 10:21)
「Rちゃんw🤣 自分の理不尽な言動を相手を悪者に仕立て上げて正当化するのは嫌がらせグループと同じよw🤣💖 俺とディベートやる?」
👉 挑発的に「ディベート」を提案。
② 筆者(2025/8/5 13:08)
「正常逸脱家、コラボ相手に被せて話させないならディベートとは言えないよ」
👉 本題は「話を遮る態度」。
③ 正常逸脱家(2025/8/5 14:35)
「逃げる口実として『被せて話させない』なんてデマを流すw🤣💖 切り取りだw🤣」
👉 レッテル貼りで反論(デマ・切り取り)。
④ 筆者(2025/8/5 19:58)
「『逃げる口実』『デマ』なんて一言も言ってない。私は『被せて話が進まない場面を見た』と感じただけ。それをデマ扱いされるのはおかしい」
👉 視聴者の印象として指摘。
⑤ 正常逸脱家(2025/8/5 14:50)
「そんな事実はない。話は結論まで出ていた」
👉 「結論さえ出れば問題なし」とすり替え。
⑥ 筆者(2025/8/5 18:38)
「過去の配信を聞き直すといいよ😂」
👉 記録確認を促す。
⑦ 正常逸脱家(2025/8/6 01:58)
「どの配信だ? デタラメをまいて逃げる?」
👉 証拠要求で論点を外す。
⑧ 筆者(2025/8/6 02:43)
「Rちゃんの配信でのコラボ回だよ」
👉 具体的に回答。
⑨ 正常逸脱家(2025/8/6 03:10)
「そんな場面はない。デタラメだ」
👉 事実否定。
⑩ 筆者(2025/8/6 03:11)
「どこがデマか説明して?」
👉 論点を明確に要求。
⑪ 正常逸脱家(2025/8/6 03:22)
「切り取りはデタラメだぞw🤣 印象を話しただけ? つまり印象操作じゃないかw🤣」
👉 具体例を「切り取り」扱い、印象を「印象操作」扱い。
⑫ 筆者(2025/8/6 03:35)
「否定の言葉を繰り返すだけではディベートにならない」
👉 本題に戻そうとする。
⑬ 正常逸脱家(2025/8/7 00:55)
「具体的な場面を示せ。示せないのは印象操作だ」
👉 証拠要求のループ。
⑭ 筆者(2025/8/7 19:50)
「封殺なんて言ってない。問題はマナー」
👉 論点を「態度」に戻す。
⑮ 正常逸脱家(2025/8/9 15:09)
「抽象的な批判は侮辱罪だ」
👉 論点を「法的脅し」にすり替え。
⑯ 筆者(2025/8/8 19:11)
「Rちゃんの配信で君が割り込んでいた。数十名が聞いていた」
👉 具体的な状況を提示。
⑰ 正常逸脱家(2025/8/8 20:31)
「あいまいな批判は悪質だ」
👉 再び「曖昧」とレッテル。
⑱ 筆者(2025/8/8 21:04)
「君が忘れているだけ。都合が悪いことは記憶から抹消?」
👉 認識不足を指摘。
⑲ 正常逸脱家(2025/8/8 21:24)
「アンサー配信した。反論しろ」
👉 配信に論点を転嫁。
⑳ 筆者(2025/8/8 22:19)
「『結論を言わせたから遮ってもOK』は詭弁だ」
👉 「結論さえ出ればOK論」を否定。
㉑ 正常逸脱家(2025/8/8 23:49)
「全員が話をかぶせている。俺だけ悪いのは侮辱だ」
👉 責任転嫁。「他人もやっている」。
㉒ 筆者(2025/8/9 05:42)
「私は『君だけがやった』なんて言ってない。誰も君とディベートしたがらない理由を考えて」
👉 認識のすり替えを訂正。
㉓ 筆者(2025/8/12 10:47)
「具体例を出したのに『切り取り』扱い。これでは議論にならない」
👉 矛盾を指摘。
㉔ 正常逸脱家(2025/8/24 00:40)
「妨害したのは俺か? Rちゃんか? Aっぱねか? 🐻か? 全員か?」
👉 論点を他人に拡散。
㉕ 筆者(2025/8/18 07:31)
「信号無視を注意されたら『他の車もやってる』と言うのと同じ」
👉 比喩で論点ずらしを批判。
㉖ 正常逸脱家(2025/8/29 06:42)
「俺だけ妨害じゃない。他の全員もだ」
👉 再び「俺だけじゃない」論法。
㉗ 筆者(2025/8/29 12:00)
「ディベートを言い出したのは君。観客から見れば一人相撲で自爆している」
👉 総括。論点ずらしの滑稽さを指摘。
論点ずらしのパターン
レッテル貼り:「デマ」「印象操作」「切り取り」
責任転嫁・拡散:「俺だけじゃない」「全員がやってる」
論点すり替え:ディベートの姿勢 → 侮辱罪・法的脅し
証拠要求の無限ループ:具体例を示しても認めない
煽りの連呼:「逃げた」「有耶無耶にした」「卑怯者」
考察とまとめ
一部には「Aっぱねはデマを話すのだから、被せて止めようとするのは仕方ない」という擁護もありました。
しかし、たとえデマであったとしても、まずは最後まで聞いた上で「それは事実と違う」と反論すればいいだけの話です。話をさえぎる理由にはなりません。
また「他の人もやっているのに、自分だけ言われるのはおかしい」という反論もありました。
しかしこれは典型的な論点ずらしです。ある人の行動を問題視することは、それ単体で成立します。
例えるなら、信号無視を注意された人が「他の車も無視してる!」と反論するようなものです。
他人がどうであれ、自分の行為は消えません。
さらに、8/31の正常逸脱家の配信では、彼が過去のYとのコラボ配信のアーカイブを流し、「これのどこが被せていると言うんですか」と主張していました。
しかし筆者が指摘したのは、あくまでもRちゃんの配信でのコラボ中の出来事です。その時の相手に対して被せていた場面のことです。
話を遮られて会話にならずブロックした相手に向かって「ディベートしよう」と誘っていたのですから、受けてもらえるはずがありません。
関係のない議論のアーカイブを持ち出して「被せていない」と言い張るのは、典型的な論点すり替えといえるでしょう。
補足:ディベートとディスカッションの違い
正常逸脱家のやり方は「ディベート」とも「ディスカッション」とも言えません。
そこで両者の違いを整理しておきます。
🎤ディベート(Debate)
目的:賛成・反対に分かれ、論理的に相手を説得し優劣を競う
特徴:厳格なルール・交互発言・制限時間、論破に重点
評価:第三者(審判・聴衆)が説得力の強さで勝敗を判定
🎤ディスカッション(Discussion)
目的:自由に意見を交換し、合意形成や解決策を探る
特徴:立場を分けず、優劣をつけない。自由な意見交換を重視
評価:勝敗はなく、議論を通じた理解や結論を成果として評価
彼のやり方は、どちらでもなく「声の大きい方が勝つ」口論です。
やっている本人は楽しいかもしれませんが、聞いている人にとっては苦痛でしかありません。
視聴者が求めているのは、双方の言い分を落ち着いて聞き、どちらに説得力があるかを判断することです。
おわりに
SNSで次のようなコメントを見かけました。
「議論を見れば一目でわかる。本題を外そうとする人は議論する気がなく、本題に寄せて掘ろうとする人だけが議論をしている。そしてこれは、誰にでも起こりうることだ。」
この人の言葉を借りれば、論点ずらしは特別な人だけがやるものではありません。
自分の意見を守ろうとするあまり、つい話題を逸らしてしまう――これは誰にでも起こりうる自己防衛反応です。
今回の記録が、「論点ずらし」に巻き込まれないための一助になれば幸いです。
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