2025-09-01

好きっていうのは気持ちいいし、嬉しい

この時間になってもまだポカポカしてしまって何だか火照ってるみたいな感じなので、お酒飲んでこれを書いている。

から先に行っておくけど誤字脱字だってあるだろうし、文法だっておかしくなるかもしれない。

それでも書かずにはいられないからここに書く。

学生の頃にさ、女子が笑いながら話してた会話をいまだに覚えていた。

「好きでもない相手から好きって言われるの、あれ恐怖でしかないよね」みたいなことを言っていたんだよ。

彼女たちからすれば何気ない会話だったんだろうけど、それを聞いてしまった俺の中では、そのことがずっと頭の片隅に残り続けていた。

から俺は「好き」って言葉を口にしたことがなかった。

大人になっても、その会話のことは忘れることが出来なかった。

誰かと付き合うことがあっても、どこかで引っかかって言えなかった。

「好き」って言葉ハードルがやたら高くて、言った瞬間に全部壊れるんじゃないか、嫌われるんじゃないか、そんな恐怖の方が先に立った。

今年に入って婚活を始めたんだ。もう若くもないし、悠長に構えてる場合でもないと思ったから。

そこで一人の女性出会った。話してて楽しくて、何度か会ううちに自然と付き合うことになって。

一緒に過ごす時間が増えて、距離が近づいていくのをちゃんと感じられる。その感覚が、すごく幸せだった。

相手もきっとそう思ってくれてる。何より一緒にいて気疲れしないし、無言も楽しめるような相手

俺にはこの人しかいないんじゃないか?って本気で思えるような女性だ。でも、やっぱり「好き」とは言えなかった。

今日デートしてきたんだ。いつものように映画観に行ったりして、その帰りには手をつないで歩いて「あー、今日でもう八月も終わりなんだね」なんて会話をして、ベンチでちょっと休憩することになった。

俺が自販機で買ってきたジュースを渡して、彼女がそれを飲んでるのを横で見てたら、すっげぇ可愛かったんだよ。なんだこれ?って思うくらい。

から気づいたら、口が勝手に動いてた。

「好き」

マジで無意識

言った瞬間、二人して「えっ?」ってなったもん。

彼女、顔真っ赤。でも俺も絶対真っ赤だったと思う。

そして彼女が、小さな声で「うん」って頷いた。

彼女の反応、ただそれだけ。

でもその瞬間だった。眩暈みたいな感覚。本当に目の前が白くなって、貧血に似た感じ。マジでそんな感じになったんだよ。

そのとき「ああ、俺は救われたんだな」って思えた。長年の呪いが解けたんだなって。はっきり分かった。

こういうこと現実でもあるんだなって思いもしたけど、心が動いた瞬間って分かるものなんだ。

そのあと彼女を家まで送る間に、何回か「好き」って言った。

そのたびに彼女は「うん」って小さく頷く。それが本当に可愛くて、嬉しくて。

好きって言うのは、こんなに気持ちいいんだ。

好きって言えるのは、こんなに嬉しいんだ。

32年生きてきて、ようやく初めて知ったこと。

今はまだなんだか今が非現実のような感覚が完全には抜け切っていないような気分で、妙に浮かれている自分が居る。

から見ればバカップルに見えたんだろうなw

でも今が一番、人生幸せなのかもしれない。

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