喜多川歌麿の版画作品 藤枝市の個人の蔵から見つかる

江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿が描いたとされる版画の作品が、静岡県藤枝市の個人が所有する蔵から新たに見つかり、貴重な発見として注目されています。

見つかったのは喜多川歌麿が茶屋「難波屋」の看板娘の“おきた”を描いた版画の作品です。

この作品は、藤枝市で新聞店を営む個人の家の土蔵から新たに見つかったということで、地元の藤枝市郷土博物館によりますと、歌麿が生前に制作したとされ現存数が少なく、希少価値が高いとのことです。

この作品は、「白雲母摺り」と呼ばれる背景に鉱物を混ぜ、光沢をつける技法で制作されていて、作品の保存状態が良いことから、200年以上たった今もその光沢が確認でき、非常に珍しいということです。

作品は、ことし11月頃から藤枝市郷土博物館で始まる企画展で、展示される予定です。

所有する江崎晴城さんは「祖父が非常に浮世絵が好きだったので藤枝を知っていただく意味でも、皆さんに見ていただければ」と話しています。

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