インドネシアの首都ジャカルタの国会前で28日、国会議員の給与や手当に反対する抗議デモが25日に続き行われた。デモの中心は高校生や大学生で一部が暴徒化。若者の間でプラボウォ政権批判が強まっている。
警察は約5千人を配備し、抗議阻止のため催涙ガスを放った。デモでは政権批判の象徴として、不平等と闘う人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の海賊旗掲揚もみられた。
抗議の発端は、宿舎の代わりに議員へ支給してきた月5千万ルピア(約45万円)の住宅手当。ジャカルタ特別州の最低月給の10倍に近く、国会前では25日に抗議デモが起きた。その後、支給は10月で取りやめると軌道修正されたが、政権への不信感が募っている。
警察と衝突するデモ参加者=28日、ジャカルタ(ロイター)
地元メディアによると、25日のデモでは警察が未成年約200人を含む370人を拘束した。(共同)