来場者数5万人減 コミケ106まとめ #エキスパートトピ
コミックマーケット106は累計約25万人となり、前回開催から約5万人減となりました。減少の背景には、東京ビッグサイト東棟の大規模改修に伴う利用面積縮小や、動線の制約、猛暑下での開催などの要因があるとみられます。本まとめでは、来場者数の推移、コロナ禍以降変わった参加目的など、コミケの現状と今後の課題をまとめます。
ココがポイント
約30万人が来場した前回のコミケ105と比較して約5万人減った。
出典:MANTANWEB 2025/8/17(日)
2日間累計で来場者数は25万人となった。前回夏開催比では1万人の減少となった。
出典:オタク総研 2025/8/18(月)
今回から東京ビッグサイトの大規模改修工事により東展示場の約半分が利用できないため、参加サークルは減少している。
出典:オタク総研 2025/8/16(土)
大手サークルの頒布物や企業ブースによる販売物の多くが通販で入手可能になり、コミケの参加動機が「買い物」に偏らなくなった
出典:河嶌太郎 2025/8/16(土)
エキスパートの補足・見解
コミケ106の来場者数が減ったのは、一つの理由だけでなく、いくつかの変化が重なったためだと考えられます。直接的な大きな理由は、東京ビッグサイトの工事で東棟の半分が使えなくなり、参加できるサークル数が減ったことです。しかし、もっと大きな変化としては、参加者がコミケに求めるものが変わってきたことにあります。
これまでコミケの大きな魅力だった「ここでしか買えない本」が、ネット通販で買えるようになったため、「買い物」だけが目的の人は減りました。代わりに「作者と直接話したい」、「コミケの雰囲気を楽しみたい」という人が増えています。この変化は悪いことではなく、コミケ本来の「創作者と読者が交流する場」としての良さが見直されているとも言えます。
会場の制約は工事が終われば元に戻りますが、ネット通販の普及や参加者の考え方の変化は、これからも続く流れです。今後のコミケは、たくさんの人を集めることより、参加者同士の交流や海外ファンとの出会いなど、コミケでしか体験できないことを大切にした運営が必要になるでしょう。来場者数の減少は問題ではなく、コミケが新しい形に変わっていく過程だと考えるべきです。