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中国海外公安、日本国内に新しいアジトか

こんにちは、元・中国人、現・日本人の漫画家の孫向文です。

私の友人であり、中国共産党批判の風刺漫画家として知られるラージャオ氏が、先日久しぶりに来日しました。まずは彼の経歴について簡単に紹介しておきましょう。

書店内のイメージ

●反中共の友人との再会

ラージャオ氏は2014年、妻と共に日本を観光中、中国国内の官製メディアから集中批判を受け、帰国すれば逮捕の恐れがあると判断し、日本に亡命することを決意しました。

その際、ある日本の記者が筆者をラージャオ氏に紹介し、筆者も一時期、彼ら夫婦の日本滞在を支援しました。その後、夫妻は米国へ移住し、現在は米国籍を取得しています。

日本滞在中には、新潮社などの日本の出版社から風刺漫画の単行本を出版した実績もあります。

ラージャオ氏はまだ中国にいた時には、複数回、逮捕され収監されるということもありました。その時の状況がエッセイ漫画『マンガで読む嘘つき中国共産党』に収録されています。

2015年には、日本国内で安保法制に反対する日本共産党主導のデモが行われていました。その際、筆者はラージャオ氏と共に、日本共産党の活動を風刺するためのパフォーマンスを敢行しました。

まず、筆者は在日の中国公安に拉致されないように、マスク、サングラス、かつらまでかぶって変装し、正体を隠しました。

中国共産党を批判する立場の漫画家として、彼は中国・北朝鮮の脅威に対し日本共産党の姿勢を「利敵行為」として風刺。その後、NHKにも取材され、中国の独裁政治のテーマで、日本国内でも一時的に注目を集めました。

あれから約10年。アメリカに帰化したラージャオ氏は、久しぶりに来日し、私との再会を楽しみにしていました。

再会の日、私たちは居酒屋に飲みに行きました。その時彼が数日前に体験した出来事について話を聞くことができました。

●神保町の怪しい「中国関連書店」

ラージャオ氏は、東京・神保町にある在日中国人経営の書店で、「反中国共産党」をテーマにした講演を行ったそうです。私も誘われましたが、「何となく怪しい」と直感し、参加を見送りました。

その講演が行われた書店について、ラージャオ氏から次のような話を聞きました。

・書店の広さは、書店にしては非常に狭く、おおよそ20畳程度。

・都内の一等地神保町にありながら、本棚はわずか2つだけ。日本の一般的な書店のようにずらっと本棚は並んでいなかった。

・店内中央には丸型ソファが設置され、書店というよりイベントスペースやYouTube収録スタジオのような雰囲気。

・取り扱う書籍はすべて中国語、文芸、政治書などが並んでいたものの、政治関係の書籍は主に中国共産党を批判する内容のものばかり。

・どう見ても採算が取れないだろうなと思えたが、なぜか店舗運営が継続されている。

このような状況から、ラージャオ氏も私も「中国共産党の資金援助があるのではないか」と強く疑っていました。

表向きには反中共の民主派を装い、裏では中国政府のための情報収集活動を行っている、いわば“釣り堀”のような場所ではないかと推察されます。

●日本国内の「反中共分子」の洗い出しが目的か

ラージャオ氏は、講演中にもいくつかの不審な点があったとしています。

・会場の観客(全員が在日中国人)のうち、ある若者がスマホで動画撮影を始める

・ラージャオ氏が撮影を止めるよう注意すると、店主は「彼は大丈夫だ」とラージャオ氏の制止を無視

・すべての来場者に名前の記入を求めた

以上の点から、参加者の顔や個人情報を中国政府に報告・監視リストとして利用する可能性が疑われます。

また参加者の中に中国人スパイが混ざっている場合、後で彼らに日当を支払うために名前を記録したのではないかと思います。

神保町という一等地でとても売上が見込めない中国語書店が維持できるのは、明らかに通常の書店経営では説明できません。

中国政府から活動資金を提供されていると考えるのが妥当です。表向きは在日中国人向けの文化拠点として、裏ではスパイ活動の拠点として、という構図が想定されます。

●日本でも早期のスパイ防止法制定を

しかし、日本にはスパイ防止法が存在しないため、このような“偽装民主派拠点”を取り締まる法的手段がありません。

最近では川口市などでクルド人の増加に伴い彼らの犯罪も増加しており、また日本国内でこのような中国人移民が増加していくに伴い、こうしたスパイ活動の拠点が「雨後の筍」のように全国で増加し、日本の安全保障に対する重大なリスクとなる恐れがあると考えられます。

以上のことから、日本を愛する「元中国人、現日本人」の筆者として、日本にも一日でも早くスパイ防止法が制定されることを願うばかりです。

(この記事はオンライン版の寄稿であり、必ずしも本紙の論調と同じとは限りません)

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