アンビル星人の「東京おもちゃショー2025」レポート①キャラクターごとの展示が特徴的!【バンダイ/BANDAI SPIRITS編】
怪獣の復権がより明確に
先般のワンフェスで20歳前後の男性4人グループに来場目的を聞いたんですが、4人が口を揃えて「怪獣」と応えてくれました(しかも『ウルトラQ』の怪獣が好きだとのこと)。怪獣玩具はバンダイさんの独断場に思えますが、ほかのメーカでも怪獣商品が散見され復権は確実のようです。今年はガンダムからコーナー切り替えの「ウルトラ怪獣&ヒーローシリーズ」の展示が圧巻です。
さらにバンダイブースでは『ウルトラマンオメガ』『ゴジラ』が大スケールで展示されそれを証明しており往年の怪獣ファンとしては嬉しい限りです。
『ウルトラマンオメガ』は実演ブースも設置、記憶が正しければウルトラマンシリーズで実演ブースは久しぶりでは。
常々“国産SFビークル”が絶滅危惧種と思っていますが、そんな中で嬉しいのがウルトライドクロニクルシリーズです。今回は「ガッツウイングゼロ」「ガッツウィングEX-J」が展示されおり、絶滅危惧種なのは変わりませんが、こうして“キダルト(成人)”向けでも国産SFビークルを続けて頂けるのは嬉しいです。
ちなみに『オメガ』は昭和・平成の作品を彷彿とされる回もあり、知り合いの5歳と7歳二児のお母さんが『オメガ』をべた褒めしていて釣られて観てます(笑)。そんな大きなお友達には「ウルトラレプリカ オメガスラッガー-OMEGA EDITION-」が嬉しいですね。昨年話題に上ったキダルト商品は今年はあまり前面に出ていませんが、最新ヒーローの成人向け同時展開は定着しつつあります。
あとリアル視聴世代としてはこれがスゴく気になります、エリ巻取れる…。
話は前後しますが、そんな怪獣復権を見逃してなるものかという気概をヒシヒシと感じるのがこちらの「ゴジバースト」です。ひと目見てラインナップの「ビオランテ」が第2形態(花獣形態)というところにただのコレクションフィギュアに終わらせないぞ!という心意気を感じます。