別人の健康保険情報紐づけは7300件超、別人の金融口座紐づけは約13万件。マイナンバーと健康保険番号、金融口座番号を紐づけする作業は当該本人が行うのが原則である。前者(健康保険情報)は健保組合や自治体窓口における入力補助、後者(金融口座情報)は保護者の判断が関与していると考えられる。
マイナンバーに別人の銀行口座が紐付けられた事例が、全国で20件あったと発表しました。マイナンバーを巡る一連の問題で各大臣が陳謝しました。
完璧を目指すよりまず終わらせろ
「完璧を目指すよりまず終わらせろ(Done is better than perfect)」とは、マーク・ザッカーバーグがFacebookの上場直前に発表したメッセージの中で出した言葉である。
完全なものなど存在しない(何事にも改善の余地がある)という考えから、立ち止まらない姿勢、改善し続ける姿勢の大切さを説いており、最初から欠点のないものを作ろうと考える事が時間の無駄、それならまず進み一度完成させ、顧客や市場からのフィードバックを受け取り、小さい改善を繰り返していけばより良いものが出来ていく、というビジョンが説明されている。
日本では出る杭は打たれるので、打たれないように隙をなるべくなくし、完璧を目指す必要がある。
日本人とIT
セルフレジ問題
「ご老人が問題にされがちだけど、若くてもIT機器が苦手で極力使用しないでいる人も、一定数いるんだよ」という声もあります。
日本はデジタル後進国としたうえ、日本人について「一般的にアメリカの複雑な操作についていけません」と私見。
マイナンバーカードができまでの経緯
制度が導入された背景を探ると、07年の第1次安倍政権で起きた「消えた年金」問題につきあたります。
消えた年金問題は、社会保険庁において、民主党を支持する労働組合の腐敗で起きました。
労働組合による腐敗が庁内・傘下地方組織に蔓延し[1]、政治家の年金未納問題や国民年金不正免除問題、年金記録問題・ヤミ専従問題など粗雑な仕事による問題に繋がった
年金記録問題が、消えた年金問題の事です。
民主党を支持する労働組合が原因の年金記録問題において、自民党が非難され、結果、民主党への政権交代が実現した要因だと言われています
自民と民主の与野党の逆転を招いた原因の一つと言われている。自民党側は、本来は民主党と関わりが深い労組主導の下での社保庁職員らの怠慢と不作為の結果であるのに、それを自民党政府批判に用いておりナンセンスであると反論した
当時の鳩山由紀夫首相は、日本年金機構の初代理事長に内定した紀陸孝ら役員と面会し、年金記録問題に重点的に取り組むよう求め、「記録問題を何とかしてほしいという国民の期待が、政権交代の原動力になった」と述べた
民主党政権
個人情報と年金給付が結びつかない事例が見つかり、管理が必要といった指摘が出ました。
この問題を踏まえ、民主党は政権交代につながる09年衆院選の公約に「所得把握を確実に行うため、税と社会保障制度共通の番号制度を導入する」との政策を盛り込みました。自民党から政権を奪うと、仕組み作りを進めます。
納税と社会保障給付に共通の番号を導入します。