「ダサい中年男性」はだいたい知らない“男のファッション”7つの基本ルール
ルール③「ジャケットは座る時ボタンを開ける」
ジャケットを開けたり閉じたり忙しいようにも感じるかもしれませんが、ぜひやってみてください。 ジャケットは座っているときにボタンを留めておくと……シワが定着しやすいのです。上述の通り、シワはスーツの大敵。ビジネス上のマナーでは「着席時はボタンを取り、起立時はボタンを留める」もの。 これは実用面において「シワをつけない」意図があるのです。
ルール④「ジャケット保存時はボタンを外す」
またまたジャケットのルールですが、こちらも案外知られていない。ジャケットをお家で保管する際、ハンガーにかける人が当然多いかと思いますが……このとき必ずボタンを外しておいてください。 几帳面な人はボタンを留めて管理しているかもしれませんが、それ逆効果です。ジャケットは……特にスーツに使われるものは立体的な作りになっています。着用したときに体にフィットするように。Tシャツやカットソーなど平面的ですが、スーツジャケットはシワがつかないように体の膨らみを考慮して余白を作っています。 ですからボタンを留めてしまうと、体を考慮した分だけ歪な形になってしまい、シワとして定着してしまうのです。高級スーツ店などで「なんだこのお店は全部ボタンが外れててだらしないなあ」と思った人もいるかもしれませんが、実はスーツジャケットはボタンを外して保管するのが基本。 お家で保管する際も必ずボタンは外してくださいね。型崩れを起こしてしまいますよ。
ルール⑤「メガネは伊達だったとしても購入後必ずレンズ交換を行う」
度入りではなくファッションとしての伊達メガネを好む人も昨今増えていますが……「伊達メガネだからレンズ交換の必要がない」と思ったら大間違い! 伊達メガネであっても必ずレンズ交換が必要です。 すでに透明のレンズが入ってるのに、「いったい何と交換しろというのか……?」と思った人も多いでしょう。実は店頭販売時についているレンズはほぼすべて「デモレンズ」と呼ばれるものです。UVカットが施されておらず、さらに防傷コーティングもしていないので、あっというまに白っぽく汚れ傷がついていきます。もちろんUVカットがなければ目にも悪いです。 さらにデモレンズは光を反射しやすく、目の印象が伝わりにくい。そのため、メガネ本来の美しさも損なってしまっているのです(光の反射は結構印象を変えてしまうので要注意)。また、レンズにロゴが入ってるものなどもあります。 デモレンズは知ってる人からすると一発でわかります。数千円で交換できるので必ずレンズ交換を行いましょう。きちんと反射しにくいUV加工されているレンズだと見栄えがまるで違います。お忘れなく。