参考書禁止を不徹底→全員満点 富山県立大院入試の口述試験
2025年8月30日 05時05分 (8月30日 10時34分更新)
富山県立大は29日、今月19日に行った大学院情報工学研究科(博士前期課程)の夏入試の実施方法でミスがあったと発表した。
県立大によると、ミスがあったのは知能ロボット工学専攻の口述試験。16人が受験し、筆記試験後、8人ずつの2組に分かれて口述試験の控室に移動した。この控室で、一方の組には参考書を見てはいけないと指示したが、別の組には指示を徹底していなかった。
20日に受験生から「実施方法に差があった」という指摘が大学にあり、「成績への影響が否定できない」として、16人の口述試験は満点とした。
口述試験は400点で、筆記、面接、英語が各200点の計千点満点。受験した16人全員が合格した。
県立大...
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