2006年04月17日
第3話「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅱ」(4/17放送)
【キョンのナレーション】
回想風景をバックにキョンのナレーションにて話が始まる。
登校時、キョンはお急ぎの様子の学級委員、朝倉と出会い、彼女の普通さに触れつつ、
ハルヒの異常さを再確認する。
教室の扉を開けたキョンは、待ち構えているハルヒにいきなり発見され、
SOS団に必要な人材は「謎の転校生」と言われ、説かれ、朝からお疲れ顔。
いつの間にかハルヒの付属物として大衆に見定められたキョンは、
どうやら変な噂の格好の的となっているようだった。それを知ったか、友人の谷口に
あまり奇行には関わらないよう、注意される。
部室へは結局放課後に毎日赴かなくてはいけないらしく、
嫌々と何かと物が増えた部室の定位置に着くキョンと、律儀に集合するメンバー。
さらにハルヒは部室の備品を増やし利便性を高めるために、
パソコンをその役に任命する意図をメンバーの前で宣言する。
その調達の為にハルヒはみくる、キョンを連れ、コンピュータ研究部の部室へ。
珍しく気前よく(というのもおかしいが)登場し、コンプ研部長にパソコンを一台要求する。
失笑以下の物言いに冷たく断る部長にハルヒはあっさりと最終手段を敢行する。
これまたあっさりハマり、あっさり脅迫されるコンピ研部長と愉快な仲間たちモエス。
かくして、みくるの精神的ダメージと引き換えに、SOS団に最新機種のPCが備わる。
ハルヒはキョンに公式HPの立ち上げを命令し、キョンは昼休みの暇つぶしと
自分に言い聞かせつつ作業に入る。
昼休み、マニュアルかハウツー本かを片手に奮闘するキョン。
途中で居眠りをしてしまったらしく、昼休み終わりギリギリに起き、
すぐ隣に長門が本を持って突っ立てることに気づく。
長門はハードカバーのSF本を「これ、貸すから」と手渡しそのまま去ってしまう。
次の日も習性か、キョンは部室へ足を運ぶ。
部室には既に回復したみくると長門の姿があった。
キョンが災難にあったみくるを気遣うが、空気をぶち壊すのに天才的な団長様降臨。
SOS団の所信表明を記したビラを見せ、これから校門で下校生徒に配ると言う。
そう言いながら持ってきた紙袋からバニーガールのフルセットコスを取り出す。
みくるに着替えさせようとするハルヒを止めようとしたが、
着替えの工程があまりにも進んでしまっていてあわてて部室を出るキョン。
着替えの終わった後、ハルヒはみくるを部室から連れ出すのを見守りながら、
キョン「正直、たまりません、それ。情熱をもてあます・・・」
ナイスMGS。
バニーガール姿で校門でビラ配りをするハルヒに、流石に教師陣からの干渉。
半分もビラを配り終わらずに、帰還する。みくるは泣き崩れながら、
そしてハルヒは愚痴を撒き散らしながら、その日のSOS団の活動終了した。
そして、みくるは次の日学校を休んだ。
次の日、謎のバニーガールペアことSOS団の名は全校の常識にまで知り渡っていた。
その放課後、ハルヒはみくるが休んだ事、WEB活動の停滞さに苛立ちを見せる。
【キョンのぼやき】
ぼやきと共に日が暮れ始め、何事もなく部活終了。
ハルヒが一人で先に帰った後、キョンは長門に「早く本を読んで欲しい」と言う旨を聞き入れる。
帰宅後直ぐに本を開けたキョンは、挟んであった栞を発見する。
急いで指定の場所に辿り着くと、確かに長門が凍結したように待っていた。
長戸に連れられ、キョンは長門のマンションの部屋へ。
殺風景な部屋で彼女の入れたお茶を飲みながら、キョンは長門の話を聞かされる。
【長門の話】