この引用ポストをみて面白そうだったので少しクシム買いました
クシムは第二のメタプラ(イーサリアムトレジャリー企業)になれるのか?
私なりに色々調べて考察してみた
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まずはチャート見ると直近暴落して底値を這っており、出来高つけてボラがある背景から
【直近株価が暴落していた背景ざっくり】
① きっかけ(2025年2月)
昔の経営陣が、クシムの一番大事な子会社「ZEDホールディングス」(暗号資産関連の事業)を、借金の返済として他社に渡してしまった。
その後、この子会社はネクスグループのものになり、クシムはほぼメインの事業を失った。
② 社長交代(2025年4月)
株主の提案で臨時の株主総会を開き、昔の経営陣をクビにして、新しい経営陣(田原社長)が就任。
新しい経営陣は「ZEDを手放したのは違法・無効」と主張して、取り戻す動きを始めた。
③ 大阪地裁の判断(8月4日~8月7日)
大阪の裁判所が、クシムに「ZEDの臨時株主総会を開いていい」と許可を出した。
その総会では、ZEDの取締役を入れ替えて経営権を取り戻す計画だった。
④ 東京地裁の判断(8月13日)
しかし東京の裁判所が、ネクスの申立てを認めて「クシムはZEDの株主総会で投票してはダメ」という決定を出した。
総会は開けても、クシムは票を入れられず、ネクスが有利な状況に。
⑤ 今の状況
クシムはこの決定に異議申し立てをする予定だが、9月3日までに覆せるかはまだわからない。
(そもそも大事なのは、本審でどちらが株主なのかで、これはまだ分からず客観的に見ると五分五分)
この争いが最近のクシムの株価を動かしている背景
子会社を取り戻せばシンプルに前の株価水準に戻るという思惑で動いているイメージ
でも、今回見るのはこの子会社争奪戦ではない
新・経営陣のこれまでの実績や、ここ数か月のIR、株主説明会での発言をつなぎ合わせるとあるシナリオが見えてくる(引用元にも書いてあったけど)
それは裁判での子会社奪還なんてもうどうでもいいレベル
クシムが今後、仮想通貨財務戦略、イーサリアムトレジャリー企業(メタプラみたいな感じ)になる可能性はあるのか
この先どういう財務戦略を取るかに注目
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6月以降の動きを追っていくと、共通点が見えてくる。
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◆6/4 株主説明会
社長のコメント要約
・海外ではマイクロストラテジー、日本ではメタプラネット、カナダのソルストラテジーなど、暗号資産を会社の資産として保有し、値上がり益やステーキング収益を株主還元に充てる企業が増えている。
・メタプラネットはBTC購入前に株価約20円→現在約1,000円(50倍)になり注目された。
・クシムにも同様の戦略をやるのか質問が来ており、社長個人としては「非常にあり」と回答。
・以前、イーサリアム上のDeFi開発や設計を専門に行うチューリンガムという会社を創業。その経験から、ただ暗号資産を保有するだけでなく、会社の強みを活かしたもっと上手な運用が可能と考えている(もどかしい気持ち)
・実行には増資による資金調達とガバナンス・内部統制・監査体制の整備が必須。旧経営陣に内部監査室を持ち出され、再構築中。
・IPO専門家を迎えて体制強化中。
・子会社チューリンガム時代にはETH/BTCを保有・会計処理してきた実績があり、特に目新しいことをするわけではない。
・「もしやるなら」という戦略案はニュースを見ていると日々頭に浮かんでくる。
youtube.com/live/YF4i4_HDi
第2回クシム株主向け説明会
5:44〜
(動画あとでみてみて)
◆6/9 監査法人決定
旧経営陣に持ち出された内部監査室をゼロから再構築。
IPO専門家の五藤氏を迎え、監査法人の選任も完了。
◆7/22 半期決算説明会・質疑応答
社長のコメント要約
・市場は活況。牽引しているのは上場企業の暗号資産購入やETF拡大。
・「今一番の流れ」はメタプラネットやマイクロストラテジーのように暗号資産を企業が保有する動き。
・クシムも今後「暗号資産を保有していくことは積極的に考えている」過去に運用実績もあり、新しいことをするわけではない。
・現在の暗号資産プレミアムはバブル的要素もあるが、企業が保有する流れ自体は今後も定着するとの見解。
・不動産を持つ上場企業と同じように、暗号資産も財務基盤を補強する資産になる。
・クシムは単に保有するだけでなく、財布の暗号資産交換業免許や暗号資産に精通した人材・技術力を活かして、他社や個人向けに運用・管理サービスを提供することも視野に入れている。
youtube.com/live/Gdmkmtemu
株式会社クシム2025年10月期半期決算説明会
44:00〜
(動画あとでみてみて)
また、現状と新規事業の進捗についてもコメントしていた
・子会社(Zaif・チューリンガム等)喪失で「空箱状態」になったが、6月からブロックチェーン開発コンサルティング事業を再スタート。
・新規クライアント契約を結び、プロジェクトに参画。売上は毎月少しずつ拡大中。
・7月時点で社員も採用し、ゼロから事業再構築を進めている。
◆8/7 株主総会の議案告知
・発行可能株式数を 3,200万株 → 7,000万株 に増枠
・役員・従業員向けストックオプション発行
約80ページの資料のなかに乗ってる
storage.googleapis.com/studio-design-
◆8/15 単体IRで再提示
・発行可能株式数の増枠
kushim.co.jp/info/msPt_i2X
・ストックオプション
kushim.co.jp/info/8tH54zCX
この2つの議案をわざわざ切り出して改めて個別にIR(匂わせ?)
SOの条件
・最大200万株まで新しく株を発行できる権利
・株をもらうときの値段は「前月の平均株価」か「前日の終値」の高い方に5%上乗せした金額
・すぐには株にできず、もらってから2年後から3年間だけ行使可能
今回のSOのポイント
・2年間は待たないと使えないため、すぐ換金できない「遅れてもらえる報酬」
・株価が行使価格より上がらないと得しないため、経営陣・社員が株価を上げる動機になる
・いわば歩合制のような仕組みで、株価を上げない限り経営陣は儲からない設計
・即時の希薄化を防ぐ役割もある(発行枠を予約するだけなので、すぐ株価に影響するわけではない)
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なんだかメタプラネットがビットコイン戦略に入る前とそっくりに見える
・株の発行枠を増やす → 資金を集めるための余地を確保
・SO → 株価を上げれば自分たちも得する構造を設定
・監査法人・内部統制の再構築 → 投資家に説明できる土台づくり
ビットコイン戦略やるまえのメタプラとにているところ
・事業構造が箱状態
メタプラも旧事業のスケールダウン後にBTC戦略へ。クシムは子会社喪失で同様の経営構造。
・暗号資産運用の経験あり
メタプラは外部知見を活用。クシムは田原社長によるチューリンガム時代の暗号資産運用実績あり
・資金調達余地の確保
メタプラ:定款変更+ワラント発行
クシム:定款変更(増枠)+SO付与
6月4日以降のクシムの動きを順番に見ていくと、上場維持にむけたガバナンス体制の整えや子会社奪還裁判の裏側で
着々とイーサリアムトレジャリー企業の準備を進めているように見えなくもないし、妄想が捗る
(とくに8/15の単体IRは匂わせ感がきになる)
そもそも現状、子会社を失ったクシムは実質「箱」の状態(裁判中とはいえ、ないものとして考えると)
このまま地道に新規事業の売上成長だけで立て直すのは、時間も資金も足りない。
大型テーマと資金調達を組み合わせたスピード重視の戦略に舵を切る可能性が高いのでは
というかクシムが生き残る道はそれしかなくない?
目先の子会社問題は短期的ノイズな値動きとしてみて監視していきたい所存
本質はクシムがイーサリアムトレジャリー企業に化けるかどうか
子会社問題は短期ノイズ
・目先の株価変動は裁判の結果に左右されるがこれは一時的なもの
・本質的は会社がこれから何で利益を生み価値を高めるのかという中長期の収益構造
希薄化は懸念、資金がETHや成長戦略に使われるなら話は別
・発行枠拡大やSO付与による希薄化は懸念だが、資金がETHとして企業価値の裏付けや将来の成長に繋がるなら、単なるマイナスとは言えない。
ETH戦略実行なら需給とテーマ性が変わる
・ETH戦略が実行されれば需給とテーマ性が一変し流動性が高まる可能性がある
・株価を決める概念そのものが変わる可能性(メタプラ化)
新経営陣に変わってから色々変化してるっぽいので今後のIRにも注目していきたい
※私なりに調べた自分用メモなので間違ってるとこあればご了承
Quote
S
@sss00000sss0000
以下について、売りぶつけるつもりなく、仮想通貨財務戦略やるまで、長期ガチホ予定です。
①6月4日時点では代表取締役がメタプラ等の仮想通貨(イーサリアム含む)財務戦略は、会社として今後どうするかは答えられないが、個人的にはありだと考えていると発言
m.youtube.com/watch?v=YF4i4_
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