ChaOのレビュー・感想・評価
全99件中、1~20件目を表示
シンプルなラブストーリーだけどグッと入ってくる
私的今年No.1映画
ChaOの第一関門としてはキャラデザ。予告時点で酷評だったものの、好きなキャラデザだ!と思えてたのでそこのハードルは無かったです。
第二関門は声優さんが芸能人ばかりな点。
発表されたときは大丈夫か?と不安になったものの、実際は何の違和感もなくスッと馴染んでたのでこちらも問題無し。
山田杏奈さんの声可愛かった!
ジュノーもポンコツだけど愛ある声色がよかった。(エンドロールで確認したお名前は存じ上げなかったけど太田さんって方)
私的No.1の理由は圧倒的に作画!!!
アニメ映画って最近はAIで作成された?って感じの動きやタッチだけど、ChaOは全然違った。
Studio 4℃さんの過去作品は申し訳ないことにノータッチ、ChaOで初めて見たけど言葉に表せないくらい良かった。
調べたら原画総枚数10万超えらしい。
そりゃあ………ってなりました、圧巻。
エンドロールでその原画が流れてたのがめちゃくちゃよかった、もっと細かく見たい。
物語は普通っちゃ普通だけど映像作品として最高傑作でした。
酷評吹っ飛ばして一旦皆様見てほしい
原画配ってる劇場があったらしいから行きたかったな………………
超絶癖ツヨラブストーリー!!!
なんというか……最初は戸惑いしかありませんでした。
絵柄だけでなく、ありとあらゆるものの癖が強すぎて、どう受け止めていいのか……。
ただ、頭で理解するのを諦めたあたりから、その狂気にグイグイと引き込まれて、最後の方はボロボロと涙が。これ以上ない愛おしいラブストーリーですよ。
動きまくるアニメーションの快楽もすごいですが、美術やレイアウト、普通では理解できないストーリー上の仕掛けの数々など、見どころ十分。
そうはならんだろ! 的なツッコミポイントも少なくないですが、スイッチが入ってるので全然気になりません。
Don’t think, feel! の心構えで見てください。
魚の姿のChaOが可愛い!
魚の姿をしている時のChaO、振る舞いや表情が豊かでとても可愛いです。
物語は単純そのものですが、映像が楽しく最後まで退屈する間もなく鑑賞できました。
時々、ChaOが全身明るい朱色の魚の姿から、水色の髪の青いイメージの人魚になりますが、両者のイメージが違うため、最初の内は同じキャラクターに思えなかったです。それでも、人魚のChaOもクールなイメージでカッコよかったです。
私が観た夕方の上映回は368席の大スクリーンだったため、人気作なのかと思いきや、客席には私1人しかいませんでした。上映終了後、すぐに周りを見渡しましたが、やはり客は私だけでした。(寂しい・・・)
長い間、月に5本以上のペースで色々な地域の映画館に通っていますが、平日とはいえ客席に自分1人だけというのは、初めてだったかもしれません。
楽しい映画なのに、人気がないのは勿体ないですね。
迷っている方は、是非ご鑑賞を!
色々な意味で惜しいとしか言い様の無い作品
毎月そこそこの数を鑑賞している口ではあるのだが、この作品を知ったのはとある掲示板の爆死映画スレッドをたまたま見たからである。そこで知る人ぞ知るスタジオ4℃制作のオリジナル作品であること、広告の類いがほぼなされず、全国200弱館の放映規模、そしてなぜか鬼滅の刃にかぶせての上映初日でめでたく?700万円とかの大爆死を喫し、歴代ワースト成績になるかもと不名誉な伝わり方をしていた。そんな作品だと終映も早かろうと考え、そこそこに近場(そんなに近くはない)の劇場が上映していると知り、慌ててフルプライス1800円で鑑賞した次第。往復3時間かけ90分の映画を観るだけでの弾丸小旅行、これで見る価値無しのZ級作品だったら返金を要求したいところだったのだが…。4℃なら問題ない、内容に関しては概ねその通りだった。星に示した通りである。だがそれ以外のところ、作品の外側の部分で(いや、これ内容にも被るか?)表題の通りとしか言えない感想に至った。以下に概要を述べたい。
なぜ惜しいのか?外面の部分(画作り)では、やはりキャラクターデザインが人を選ぶのでは?とは思う。だがそれはこの論点に於いては差程大きなウエイトを占めないと筆者は思う。言っても4℃なので癖が強いのは何時もの事で、更に言ってはなんだか皆が皆所謂インスマス面しているので、木を隠すには森理論で逆に違和感は早々に無くなる。とは言え、これは4℃をある程度知ってるひねくれ者の見方であり、日の浅いニュービーには違和感を持って有ると言っていいのだろう。他にもシナリオが某ポニョっぽいとの指摘もある。筆者は実はポニョは見ていないので判らないが、他にも似たような作品は掃いて捨てるほど有ることを考えると、メフィストフェレスではないが大体の事は先人が既にやっている事なので(パ○リの線をこえたらNGだが)許容かなとは思う。素直に驚き、笑い、悲しみ、感動したのもあるのだが。なので作品自体の評価は星の通りである。返金にならずによかったね。
しかし、マーケティングやマネジメントの話に及ぶと話は変わってくる。兎に角贅沢な作りの作品であるにも関わらず、認知が(筆者が知るだけでも)全くと言っていいほど無く、その結果恐らくは相当に掛かった制作費がペイ出来るとも知れない状態にあり、それをもって表題に掛けているものである。こんな作品が世に埋もれる、こんな事が有って良いのか?良くはないと声を出して言いたい。
この作品に掛かった作画カロリーは相当なものと推察される。音響や劇版、美術やキャスティング(例により芸人だらけだが)に至るまで相当に豪華である。その上で広告で力尽きたのか?確かに、昨今はサブスクからの収入も見込めるだろうし、何より作中の舞台が上海寄りの香港と日本のミックス染みた架空の土地なので、大陸マネーも期待したのだろうか、それにしても広告認知のマネジメントが悪すぎる様に感じた。自分がもぐりなのかと思わされるぐらいには。確かにキャラデザは一般人にアピールし辛い癖強で、マーケティング的に強気に出られなかったのか?全国200館弱規模放映ではあるが、東宝配給から外れたらそうなってしまうのだろうか?この様にかなり力の入った良作が、興行成績面で爆死の烙印を捺され、埋もれることに表題の意味を込めたつもりだ。こんな形で評価されたくなかった、観賞後の筆者の感想であり、我が事のように忸怩たる思いである。せめて五億円くらい乗せてくれたらばトントンなのかもしれないが、叶わぬ所なのかと思うと、掛けたコストに対価が見合わずお辛い気持ちになってしまう。凄い作品なのに。
売り方が不味かったのはもう取り返しが効かない。なれば終映まで(早期終映の可能性が高い)の間に何とか多くの方々に劇場に足を運んでいただきたい。自己の力が及ばずに他力本願に頼らざる得ない、不遇の今作に何とか力を貸して欲しいと言う思いは、この勿体ない作品を視聴した筆者の願いその物であり、微力ながら今作に携われたスタジオ4℃を初めとした多くの方々にせめてもの恩恵に預かっていただきたいと言う思いそのままである。
だから皆さん、鬼滅も良いけどチャオ!もね。期待を(無論良い意味で)裏切る作品ですので、是非に。
…強制するものではないですが、オススメです。
今劇場で観ておけば、将来自慢できるぞ
こんなの見たことない!作画もだが、ストーリーが凄すぎる!斬新かつ挑戦的な作品!!
まず作画に惹かれて視聴。
しかし、本当にすごいのはストーリーだった。
恋愛物と言ったら、なんといっても2人の障壁が見せ場。
2人の心は通じ合ってるのに、2人を取り巻く環境が許してくれないパターンである。
今回は人魚と人間とのこと。
あぁ、どうせ人魚と人間の恋愛なんてあり得ないって周りが言うパターンなんでしょ。
そう思ったら大間違い。
むしろ、周りは大歓迎で、どんちゃん騒ぎ。
それも、コメディとして演出。
今から見たことない物を見せるぞ、と言わんばかりの展開。
では、2人の障壁は無いのかというと、そんなことはない。
2人の障壁は、なんと2人の心そのものにあるのである!
しかも、通じ合ってないのは、生理的なところも含めてだ!
生理的に無理というやつである。
心が通じ合ってないまま進む恋愛物って、アリ?
それも見終わったころには、大アリだとわかる。
従来の恋愛物なら、心が通じ合った感動シーンと障壁を乗り越えた感動シーンが、別々にやってくる。
しかし、本作はそれが怒涛の伏線回収と共に、同時にやってくるのである。
感動の力が強すぎて、涙腺をぶち壊された。
これは絶対に見て欲しい。
お勧めします。
★
★ここからはもっとネタバレ注意
★
【もっと魅力を語るべきだと思い、追記します】
※個人の考察、感想です。見当違いな点もあるかもしれません。
〇ステファンの人生ついて
この物語はラブストーリーですが、ステファンの人間ドラマとしての側面も持っています。
田舎の漁村で生まれたステファンは、船の事故で両親を失います。そして、安全な船の改良に人生を捧げます。
ここで特筆すべきは、田舎で頼れる両親もいない中で、モーターを設計できる立場まで上り詰める、という人生の壮大なストーリーはあえて語られていないとのことです。
本来そこには血のにじむような努力があったと思います。
その努力の証は本編中のところどころに、散りばめられています。
印象的なのは開発の才能にたけた博士と同居している(家を無償で貸している?)ことです。毎日モーターの開発に人生を捧げていることがうかがえます。
さらに会社の出勤シーンも特徴的です。
鍋に頭をぶつけたり、バナナで滑ったり。
出勤はいつも多難なようです。
一見すると、ただのギャグシーンです。
でも、両親を失い、いくつも困難を乗り越え、それこそ何かにぶつかり、ずっこけながらも、今の会社に入るまでのステファンの道のりが、そこから透けて見えるのです。
〇小説化不可能?言葉はいらない、アニメーションだからできること。
本作は映像で語るという点にも重きを置いています。
わかりやすいのは、ステファンが今まで溜まった不満をチャオにぶちまけるシーンでしょう。
言葉は工事の音にかき消されますが、ステファンの様子やチャオの表情、姿の変化からすべてが伝わってきます。
こういった工夫はほかのシーンにも見られます。
例えば、ステファンが2人組に絡まれたチャオを助けて、ボコボコにされた後のシーンです。チャオが人間に近い姿に変身することだけではありません。そのあと意識が飛んでいるステファンの息づかいに、合わせるようにチャオが肩をゆらして呼吸するシーンが挿入されます(会社の人は本当に魚と息が合わせられるのかよ、どこで呼吸してるんだよってバカにしてましたね)。これは映像でしか語れない感動となりました。
〇「多様性を受け入れる挑戦」「他人のために自分をどれだけ捧げられるだろうか」といったテーマ
体の形が様々な人々。
人とは違う見た目をした人魚。
そしてそれらが融合した世界。
人間の犯した罪としてのプロペラとそれによる悲惨な事故。
など物語のいろいろな要素が普遍的でありながらも、今の我々に重要な問題提起をしています。
特に人魚の代表ーチャオの父親であるネプトゥ―ヌス国王から、人間であるシー社長、そしてステファンに語られる言葉は、重要なテーマを含んでおり、考えさせるものが多いです。
★
これだけ語りつくせないですが、魅力がたくさん詰まった作品です。
本作は人魚と人間の交わる壮大な世界観で繰り広げられます。
そんな中で、ただひたすらにチャオとステファンの心にフォーカスされた作品は、無数の星の中から、一際輝く一等星を見つけるような、特別な体験を提供してくれました。
私はもう2回視聴しました。
この作品が歴史に残る名作として語り継がれることを願います。
すごく好みが分かれる作品
一言で言えば「楽しいB級映画」
もちろん上記のことは馬鹿にしてるわけではなく、話の流れや人物の描写など大衆ウケではなくコア向けな作品であると感じたからです。
某サメ映画のような一部のファンが熱くなる、みたいなイメージで考えてもらえれば良いです。
始まりは記者が子供の頃から読んでた本の作者(主人公)と出会うところから始まりますが、その前に記者が人魚用の通路を使うなど交流が進んでることが示唆されてました。
そして主人公に取材をする上で本編が始まるような流れでしたが、とにかくチャオが健気で可愛い。主人公は幼い頃に両親を亡くしてて他責思考が目立つダメダメな感じですが、物語が進む上で成長をしていきました。わかりやすいのがぶら下がってる鍋に頭をぶつけるシーンが多くありましたが、それがなくなります。
まぁ恋愛物語よろしく他責主人公はチャオの頑張りを受け止めずチャオが起こしたトラブルに対して叱責してチャオと離れ離れに......。チャオパパ激怒からの主人公がチャオの存在を思い出してチャオと和解、そして現在に戻り記者がその話を編集長にして何やかんやで終わるって感じでした。
ざっくりネタバレは以上のようですが、その世界観は統一してない人の描写や演出など真面目におふざけ要素を取り入れたようなものでした。良く言えばシュール、悪く言えばくだらない要素でしたね。
ただそこを受け入れてみればとても楽しめる内容でしたね。ツッコミ前提で見るとなかなか楽しめますね。
それにおふざけの中にもきちんと見せたいシーンは力が入れてあり緩急が良くついていたと思います。
まぁ最後に見てほしいポイントが一つ。
最初声だけの編集長、ラスト姿が出るんですけど、デカいんですよ。タッパは勿論、πがね。デカπがすごい。もうそのシーンでお釣り出ましたわ。
以上長文失礼しました。
とことんカオスなパラレルワールド
絶対に普通のアニメなんか作るもんか、との気迫を感じるカオスな作品。独特のデッサンで描かれた、街ゆくモブキャラまで寸尺バラバラ、見たことも無い映像感覚。それでも、人魚姫はちゃんと美しい。もしかしたら、水中ならば人魚になれるという早変わりマジックの魔法なのかもしれないけど。
ちゃんと伏線が張られていたっぽいけど、カオスなシーンの連発について行くのが精一杯で、押しかけ女房の人魚さんがどういうことなのか検討がつかず、このまま、あやふやな結婚生活で話が終わるのかよ、と不安で仕方が無かったのですが、ちゃんと山あり谷もあり、幼い頃の記憶に振り返ったあたりで納得。ちゃんと映画がなりたってるんだなと胸を撫で下ろしました。
カオスといっても、ちゃんと説明がついていて、冒頭で「あ、そこは人魚専用ですよ」の警告に合点がいきました。これ、物凄く上手いと思う。人間と人魚、どういう関わり合いで世界がなりたっているのか、その一言のセリフで全て説明しきっている。そのお陰で、期待して先を見ることができました。
カオスといっても、他では類を見ないほどユニークでエネルギッシュでオリジナリティー溢れるアニメーションだったと思う。エンドロールで作画工程が紹介されているのは、余程スタッフがその苦労を語りたくて仕方がなかったのか。一番好きなのは、水中にあって人魚の姿のChaOとキスをするけど、一瞬で水が途切れてお魚に戻ってしまうところとか。他にも細かく見ていくと面白いシーンも満載。いつも出勤時に瓶を手渡す細かいネタ振りとか、カップを見ずに砂糖を床に注いでしまうのはちょっとやり過ぎかなあ。ティースプーンでコーヒーを飲むのは、小さい頃に自分もやってたのを思い出しました。主人公が子供の頃を辿るシーンだから、と言うわけでも無いだろうけど。
この作品の魅力を端的に言えば、「自分のことが好きでたまらないヒロイン」という設定でしょうか。そういう設定、うる星やつらに通じるところがあるなあ。やっぱり幸せなラブストーリーは華やかでいいですね。締めくくりは幾つものカップルが生まれる末広がりエンド。めでたし、めでたし。
ディ○ニーの人魚姫の10倍は良かったです
日本人には早すぎる?
闘病中につきシアターまで足を運べる機会が少ないので、なるべくアニメ以外を観たいと思っているにも関わらず、またアニメになってしまいました。
鳴り物入りの前評判作が打ち切りの危機と聞き、これは今 観ておかねば二度とシアターでは観られないかも?との思いに駆られて鑑賞。
さて、感想は「非常に満足」「大変秀逸な作品」「マイナス点と感じる箇所が一つもなかった」
と思いました。
特に好きなのは「編集の巧さ」ですね。
話のテンポが非常に良い。
それは例えば「ダンボ」辺りから始まるディズニーのお家芸でもあると思うのですが(白雪姫も悪くないけれど、まだダンボほどではない)「多くを語り過ぎず、エピソードが伝わる最小限の描写のあとはパッと場面を切り替える」
そのエピソードを伝えるための「ギリギリの削ぎ落とし」がChaOは実に上手い!と感じるのですね。
しかしながら「打ち切り」に関する世間の評価を読むに「ストーリーの描写が粗い。雑」という声が大半のようです。
それは、国語的な読解力の不足・未熟以外のナニモノでもない気が致します。
う〜む、、、。現代の日本人はアート系アニメなどの作品群を観た事がないのかなぁ???
70〜90年代ってそういう作品が世界的に色々あったし、今もあるのだろうけれど。
日本での嚆矢と言えば、1953年にカンヌ国際映画祭に出品された大藤信郎さんの「くじら」とかね。これはパブロ・ピカソにも大絶賛されました。
他にもチェコスロバキア共和国時代のイジー・トルンカさんとか、カナダのノーマン・マクラレンさん、日本では商業アニメの中に芸術性をしっかり盛り込んでくる南家こうじさんや小原秀一さん(1998年スラムダンクと資生堂のコラボCM)などなど。
また、人物の造形に関しても違和感を覚えるところは一つもなく「この作品はこういう絵柄&世界観なのだな」とすんなり入ってきました。
70年代の幼少期からSF&ファンタシーが好きだと自認しましたが、当時憧れた世界は「肌や髪や目の色が様々で、身体的特徴も様々、動物のみならず植物のDNAを発達させた知的生命体などすべてが自然に共存・共生している世界」でした。
スタートレックもコブラもワンピースもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーもみんなそうじゃない?
なんなら、大多数が大絶賛する「千と千尋の神隠し」のキャラ造形には抵抗ないわけ?
千と千尋は受け入れられて、ChaOには否定的というのは非常に不思議ですね。
本作もね。ジブリやディズニーの制作って事で、名のある権威達が「ここが素晴らしいのですよ!」とメディアで大絶賛したならば、評価は180度変わるんじゃないでしょうか。
(そういう作品って、理解出来ていなくても、自分は面白くなかったとしても、高評価付ける層は少なくないですもん)
台詞も一切の違和感はありませんでしたね。アニメ創成期の声優さんって皆様しっかりと演技を学んだ俳優さんでしたし。舞台演劇など、様々な作品に慣れていればおそらく本作品の台詞回しに抵抗は無いだろうと思います……。
本作打ち切りの背景にあるのは
・昨今の「小学生にもよくわかる懇切丁寧なアニメ作品」に慣れきっている人が多い。
・長編文学小説作品を娯楽として愉しむ経験が乏しい。故に余白から適切にストーリーや心情描写を読み取る事が出来ない。
・アート系アニメーションに触れた経験が乏しい。
・舞台演劇等に触れた経験が乏しい。
・島国単一民族の為、真の意味で多様性の理解は困難?
結局「鬼滅の刃」や「アナ雪」や「ハリーポッター」程度の「子供向け映画」くらいしか理解出来ない人が多いのではなかろうか?(上記は子供向けとしては素晴らしいが、いい大人が何回も観るような作品ではないと思う)
カンヌ国際映画祭(アヌシー国際アニメーション映画祭とは、カンヌからアニメーション部門を独立させたもの)映画水準(とりわけアニメーション部門)の作品は「日本人には早すぎる」という事なのかなぁ、と感じてしまいました。
あとは純粋に総作画枚数10万枚超!の凄さは伝わりましたねぇ。
これに近い近隣作品は2010年のREDLINEを少々思い出しました。
この時も声がキムタクだとか、どうでもいいところで散々バッシングあったんだよね。金田伊功さんも知らん連中のさ。
「誰も見たことのない作品を創る」という意気込みやヨシ!
しかし、予想を大きく上回るほど心を震わせるまでの効果はなかったので星半分減点(年寄りにとっては「かつてどこかで見たことある」の域は超えていないのだわさ)
でも、この作品が2週間打ち切りってぇのは、日本人の文化度、マジに危機感を抱きます。
まぁ、いきなりシネコン扱いじゃなくてニッチな単館系オンリーの上映から始めれば評価は違っていたかもしれませんね。眼の肥えた単館系映画マニア層中心に口コミが広まれば、まるで違う展開があったのかもしれない、と夢想致しました。
とにかくチャオが可愛い。
歴史的な興行失敗と話題になってたので興味本位で見に行ってみましたが、予想以上に良くてガッツリハマり2回目も行ってしまいました。
この映画は、とにかくチャオが可愛い事に尽きると思います。天真爛漫でユーモアもあり愛情深い、こんな魅力的なヒロイン中々居ません。
クセの強いキャラデザ、書きたいシーンありきの展開など気になる点は山のようにありますが、チャオの可愛さの前には大した事のない様に思えてしまいます。声優も一部で酷評されてますが、個人的にはこの声しかないという感じでした。
またストーリーも尺が足りてないとは感じたものの、意外と?良かったです。序盤のチャオの行動には全て意味があった事が終盤で一気に明かされるのが素晴らしい。相対的にだらしなかったステファンへの好感度も上がり、最終的にはとても綺麗な終わり方だったと思います。
もう上映打ち切りになっている映画館も多く、スクリーンで見れる機会は残り僅かと思いますが時間が許すならぜひ見に行ってみてください。きっとチャオにハマるはず。
なにこれ!?ネット民的に言うならド変態(いい意味で)
2025年映画館鑑賞78作品目
8月23日(土)シネマリオーネ古川
通常料金1900円
監督はOVA作品『バットマン ゴッサムナイト』 #4「闇の中で」の青木康浩
脚本は『海獣の子供』『火の鳥 エデンの花』の木ノ花咲
キャクターデザインは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で原画を担当した小島大和
時代は20××
舞台は近未来の香港
人魚と人間が共生する社会とそれ以前の過去
人魚王国の姫に告られ結婚するさえない青年の話
彼本人が忘れていた幼少期が発端になっていた
姫はしっかり覚えていたが青年は忘れていた
冒頭マスコミ関係者の青年が登場するが主人公ではない
彼はインタビュアーで妻と幼い子供2人と船上生活をしている主人公ステファンの若き日の話を聞く形となっている
独特の色使い
独特のキャラクターデザイン
いやそれは独特というより毒々しい
見た目にものすごいインパクト
昨年は『ルックバック』に衝撃を受けたが今年のこれはそれ以上の衝撃
大胆に細長くスマートな友人
大胆に丸く巨大な社長
2頭身で顔がでかい叔父叔母など
カメラマンもクセがある顔立ち
ステファンの自宅近くをオシメに上半身裸で歩く幼児など鳥山明のようにどうでもいいモブキャラにも力の入れよう
アニメとはディフォルメでありその極端な域に萌え要素は微塵もない
頭が硬いつまらない大人では到底描けるわけがない童心がたっぷり残っている自由すぎるクリエイターだからこそ生み出せるキャラクターたち
芸術の域に達している
人間に心を開くと徐々に人間の姿になる魚人
そういう設定
だが個人的には美女?の姿より魚の姿の方がいいかな
『魔神英雄伝ワタル』の渡部クラマと同様
魚だけど子ザメちゃんと違い靴を履く
鯛靴のダジャレ以来のビジュアル
マスコミたちにマイクを押し付けられるシー社長が面白かった
バナナの皮で滑りまくってエレベーターにそのまま入るシーン好き
面白いのは次の場面でそのバナナの皮が社長の額に乗っているのが笑える
大使が小指で鼻をほじりながらステファンに感謝する場面も呆れるのも通り越して逆に面白い
声当て専門じゃない芸能人が多く参加している
声優専門以外絶対に認めない連中は「客寄せパンダ」と詰るが少なくとも客寄せになってないし奴らはアニメファンでありながらその言動で日本のアニメ全体を侮辱していることに気づかない愚か者である
ステファン役の鈴鹿央士はこの作品同様見た目にインパクトがある
逆に顔が小さすぎる
山田杏奈も違和感がなかった
彼女はうまいからね
特に魚のときが
山里やくっきーもあのキャラにハマっている
実際のところ興行成績的には振るわない
しかしカリオストロの城もナウシカなど上映時は客入りが悪くてものちに高評価された名作は邦画洋画合わせると枚挙に暇がない
爆死だと煽っているネット民は可哀想な人たちである
同情はしないけど
イオンシネマは土日上映しなくなった
平日のみなら願わくば朝早くではなく割引がある夜間にしてほしいものだ
完全にずれている
なんやかんやでハッピーエンド
エンディングテーマは倖田來未
声の配役
超凡船舶会社で働くサラリーマンのステファンに鈴鹿央士
幼少期のステファンに田中あいみ
人魚王国の姫でかつてレイティン3号と呼ばれたチャオに山田杏奈
ステファンの上司のシー社長に山里亮太
ステファンの友人のマイペイにシシド・カフカ
ステファンの友人で発明家のロベルタに梅原裕一郎
人魚王国の国王でチャオの父のネプトゥーヌスに三宅健太
ステファンを取材する記者にジュノーに太田駿静
ジュノーの上司で魚人の編集長に土屋アンナ
人間と魚を繋ぐ大使のオメデ大使にくっきー!
水難事故で亡くなるステファンの父に岡野友佑
水難事故で亡くなるステファンの母に川上ひろみ
ステファンの幼少期の友人にホーミイに猪股速十
爽やかなストーリー!
チャオ(人魚)とステファンのドタバタラブストーリー!
チャオの姿に癒されます!キャラデザが好き嫌いが別れそうですがストーリー的には爽快で惹き込まれました!ラストの付箋回収は、見事な脚本です!エンディングの倖田來未のChaOは聴いてハマります!
話は結構いいと思うがギャラデザが・・・
2025年劇場鑑賞222本目。
エンドロール後映像無し。
というかエンドロール中ずっと映像有り。
恋愛ありきで世間の理解を得る話だと思っていたのですが、世間から人魚族の王家の姫に見初められたんだから友好のために結婚しちゃいなよ的なスタンスだったのが意表を突かれました。社長役の山里亮太の演技がタッチの時の林家こぶ平(当時)くらい微妙なのが気になりましたが、山田杏奈の姫はかなりかわいい声でした。これなかったら成立してないかも。鈴鹿央士は天才なのでまぁ普通に声優でもうまいです。(まだスマホで一発変換出ない、頑張れ!(笑))人魚姫がベースとはいえ人間の姿になる条件というか、足は魚のままで
普通に陸を移動できるので声とか引き換えにすることもなく、そもそも正体を隠していないので話としては全く違うものになっていて予測はつかないです。
相当良かったのですが、ただ一つ、人間のキャラクターの鼻がなぜか全員赤鼻なのがすごく違和感がありました。後一部の人間は化け物みたいな等身をしていて、まぁこんな世界だから人魚に対する容姿の偏見がないのか?とは思いましたがそれにしても意味は分からず。
後回想シーンに出てくる子どもたちが外道すぎてここは減点ポイントではないのですが親の教育完全に失敗してると思いました。
チャオの深すぎる愛情に気付けるか
珍しく公開初日に鑑賞。
まず、この映画は少し難解です。
物語構造が若干複雑で、分かりにくいところがあります。
でも安心してください。
艶やかで斬新な演出に惑わされずにシーンの内容を逃さず読み解いていけば、物語の道筋が見えてきます。
そしてそこには、チャオの深すぎる愛情があるんです。
正直な話をします。
私はチャオに対して好意的に見ていませんでした。
どんだけ人魚の状態で美しくても、
チャーミングな動きに魅了されようとも、
「まぁこんな2次元のキャラおるよなぁ」と。
そしてそれは大きく覆ることになるのです。
こんな天真爛漫で愛が深すぎるキャラなかなかいません。
チャオの行動によく注目してください。
そして覚えておきましょう。
その行動ひとつひとつが、
主人公のステファンにとって、実は大きな意味を持つんです。
キャラデザが人を選ぶし、演出は斬新で飲み込みづらい。
ああ、これは世間的には評価されづらい作品だ、でも私は制作陣の愛情に、そしてチャオの愛情に魅せられてしまった。
それだけでこの映画を見た読後感は、とても清々しく、爽やかで、晴れやかでした。
5秒でチャオを好きになった
SNSで“鬼滅の刃の影に隠れて記録的な爆死”みたいにいじられてるのを見かけた。その後、チャオ役山田杏奈さんが歌う劇中歌の映像が流れてきて「これは!」と、心がときめいた。
なので劇場に観に行って確かめることにした。近所の映画館では次々と上映を止めており、早く行かなければと焦ったよ。
よほど人気が無いようです。
で本編が始まり、魚姿のチャオを見て、すぐに彼女を好きになってしまった。
序盤でもう星5評価叩き出した感じで、そこからは夢中。この先、減点方式になってしまう事はそれはそれで辛いものです。マイナス点出ないでくれたら良いなぁと思いながら見守る。
ところどころのしょーもない仕掛けには声出して笑ったし、健気なチャオを見てるだけで可愛らしくて胸がぎゅっとした。ステファンがチャオを想うシーンでは泣いてしまった。
普段映画館で寝てしまうことが多い私。作品にのめり込めないと心に隙間が生まれて、爆音と暗闇が気持ち良くなって寝てしまうのです。
当然それらの作品は私の心を掴み切れなかった作品となるわけだが、この『チャオ』は一度も眠くなりませんでした。
いわゆるそういうことです。
最後の最後、倖田來未さんの主題歌は残念ながら作品に似合わなかった。
最後も山田杏奈さんの歌だったら、きっと号泣しながらエンドロール眺めてたと思う。
癖の強いビジュアルながらも気持ちのいい作品
いつ上映かちゃんとチェックしていなかったので気付いたらもうほとんどの映画館で終了していて焦った
シチュエーションとしては古式ゆかしい「押しかけ女房ものアニメ」
そういう意味ではかなり見やすく入り込みやすい
わけもわからず状況に流され
心に蟠りを残しつつも徐々にチャオにほだされていくステファン
本当に普通だけど根がいい人なんだな
(それはそれとして仕事では結果を出してるステファン結構有能)
ステファンがどこでどう爆発して関係が壊れ
それをどのように過去に絡めて修復に向かうのかが見どころ
そしてそれがとても気持ちのいい結末を迎えるのもとても良い
個人的には人魚たちは魚の姿のままのほうが良かったんじゃないかなと思うんだけど、まあいいか
恋人たちの結末がキスではなく抱擁や告白であるのも良い見せ方だと思う
全99件中、1~20件目を表示
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