私たちはどこまでも自由だ。
熱海の家を誰でも使えるように開放しています。今日からまた自由に使えるようになりました。なんだかいろいろ嫌になっちゃったとか新しい風に触れてみたいとか坂爪圭吾に会ってみたいという方はご活用ください。家にあるものは家具も布団も風呂も調理器具も食材も自由に使って問題ありません。開けてはいけない扉もありませんし、鍵もかかっていません。泥棒に入られたことはありません。玄関に出し入れ自由の財布が置いてあります。お金に余裕のある人はお金をダンク、お金に余裕のない人は財布のお金を使ってください。
熱海は湯治に適しています。元気を補充できたら「さて、行くか」と次に向かう。長居をするというよりは、一時的に立ち寄って充電をしたら次に向かう精神的な茶屋みたいな場所だと思います。免疫力を高めるには五つの「浴」が良いらしいです。海水浴。温泉浴。森林浴。日光浴。月光浴。海と山と温泉がある熱海は、すべてが可能です。温泉宿が多いので出稼ぎに来ている人も多く、流動的な環境なので強烈な文化はありませんが「文化がない」を体験することはできます。基本的に地域の方々は呑気で、ゆっくりしていて、観光客が増えても働く時間を増やすのではなく「五日働かなきゃ稼げなかった額を四日で稼げるようになったから、休日を増やそう」と考える人々が多い気がします。がっついていない感じが好きです。
熱海に家を与えられたのは十年前で、それまでは家のない生活をしていました。詳しくはホームをレスした話に記載してありますが、心ある読者の方が「家のない生活は大変でしょう」と連絡をくださり、いつも文章に助けられているからということで購買してもらったのがこの家になります。その方は会社を経営していたので「◯◯さんから家を与えられました」と投稿したところ、会社の商品がめちゃめちゃ売れて家を買ったお金よりもお金が入ってきたそうです。誤解されると困りますが、その方は会社の宣伝や税金対策のために家を買ってくださった訳ではありません。純粋な好意として家を差し出してくださり、私もまた「この人からもらえるなら嬉しい」と感じたからこそ受け取り、純粋な感謝として記事を投稿したら、結果として会社の商品が売れまくっただけです。
ホームをレスした話(全18話)
https://note.com/keigosakatsume/n/n17e2e666a9c2
貰った家なので自分のためだけに使うのも違うなと思い、誰でも使えるように開放をしています。築百年の古民家で、ボロボロの天井はガムテープで補強されています。家というよりは巣に近く、屋内なのに屋外にいるような開放感がありつつ、エアコンなどの文明の利器を活かした暮らしをしています。暮らしと言っておきながら、狭い家なので「数日使わせて欲しい」と言われた時は、家主の私が家を出ます。家主がホームレスになってどうするのだと言われますが、特段深い理由はなく「なんだかそれも面白いじゃん」と思います。性格的に、家にいるより風を浴びている方が調子が良く、移動が性に合っているのだと思います。
現在の私に肩書きはなく、定職もなく、上記の理由により定住もしていません。固定的な収入はないので、死んでいてもおかしくないのですが「でも、生きている」という不思議に自分が一番びっくりしています。基本的には、呼ばれた場所に移動をする日々を過ごしています。呼ばれた場所には何処でも行きます。だから「来週どこにいますか?」と聞かれても困ります。そんなことは、誰にもわからないのです。わかることと言えば、今日か、せいぜい明日までのことくらいです。そんな中で「今だ!」と思われるタイミングに見舞われた方は、ご連絡ください。熱海で会うもよし。あなたの街で会うのもよし。私たちは自由です。
おおまかな予定
8月30日(土)静岡県熱海市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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ばっちこい人類!!うおおおおおおおおお!!


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