永遠の音、声、言葉CD「ニッポンの響き」シリーズ 3タイトル

発売中

ソニーミュージックに残された日本の文化・芸能の貴重な音源を
CD化復刻していく"ニッポンの響き"シリーズ第一弾、3タイトル。

※PCサイトにて、各楽曲の試聴ができます。

jkt

ダイジェスト試聴
バナナの叩き売り~ガマの油売り~因果もの~手相見占い~人間ポンプ

MHCL 2325|¥3,000+税
SonyMusicShop

『DAI-DO-GEI』

1978年発売で初CD化となる今作は、今やよほど運が良くなければ巡り会えない、もしくは消えてしまった"大道芸"の数々を収録したアルバムです。1978年、第一回大須大道町人祭(名古屋)の様子を今年没後30年の寺山修司監修(最初と最後にナレーションも収録)のもと実況録音しました。"バナナの叩き売り""ガマの油売り""薬草売り""見世物小屋""のぞきからくり""人間ポンプ"など、客との丁丁発止のやりとりをそのまま収録しておりますので、その口上で客の足を止め、いい気分にし、楽しませて、物を売る(入場させる)までの、見事な芸をお楽しみいただけます。

jkt

ダイジェスト試聴
都々逸~小噺

MHCL 2326|¥3,000+税
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『最後の幇間 悠玄亭玉介の世界』

1979年に発売され今回初CD化となる今作は、客がその座敷に"たいこもち"を呼び、芸者を招き・・・というシチュエーションそのままに浅草の料亭にてお座敷LIVE録音したもの。幇間(たいこもち)とは、酒席において客と店・芸者の間をとりもち、その席を演出する芸人です。「ヨイショする」という言葉とともに、「あの人は社長のたいこもちだから」といった言い方、もしくは古典落語の世界(富久、愛宕山、つるつる、鰻の幇間、王子の幇間、野ざらし、幇間腹、山号寺号など)でしか、出会うことのない"たいこもち"の本当の姿を記録したとても貴重な録音です。しかもこの悠玄亭玉介師、そのキャリアは声色屋から始まって、落語、三味線、踊りといった具合に芸を極めた幇間芸の名人と言うに相応しい人物、"あらゆる日本の芸の中で、これ程むずかしい芸はない"と言われるほどの幇間芸を存分にお楽しみいただけます。

jkt

ダイジェスト試聴
カチューシャの唄~のんきな父さん~東京節

MHCL 2327-8(CD2枚組)
¥4,200+税
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『ヴァイオリン演歌』桜井敏雄

1992年発売『ザ・ヴァイオリン演歌』と1983年発売『復活!ヴァイオリン演歌』の2枚をカップリングした本作は、"演歌師"桜井敏雄(1909-1996)が、スタジオにてなぎら健壱氏を相手に"演歌"の歴史、自分のキャリアを語りつつ、"演歌"の代表曲を聴かせてくれるアルバムと、演歌師仲間が集まって催された浅草木馬亭でのLIVEアルバムを組み合わせたCD2枚組。ここでいう"演歌"とは、いわゆる"艶歌"や"怨歌"の"演歌"ではなく、明治の頃、自由民権の主張を壮士が演説の代わりに街頭で唄った"演説歌"がそのルーツです。プロテスト・ソングといってもいいかもしれません。やがて"演説歌"も世情を唄うソフトで洗練されたものになり、その座をギターやアコーディオンに乗っ取られるまではヴァイオリンを武器に弾き語る、というのが演歌師のスタイルでした。昭和に入り、ラジオ放送が始まり、レコードも電気吹き込みが採用され、きちんとした(?)音楽が聞かれるにつれ、演歌師の活躍する場所はなくなってしまいました。
そんな中でもただ一人健闘した演歌師として、時事小唄「のんき節」を大ヒットさせ、昭和21年第一回衆議院議員に選出された石田一松という人物がいますが、そのお弟子さんがこの桜井敏雄師です。諸先輩方が作ってきた名曲(100年以上前の曲もあります)を継承し、平成の御代まで"演歌師"のスタイルを守り続けました。

"ニッポンの響き"第二弾は2013年12月、今東光『極道辻説法+続・極道辻説法』などを発売予定。