広陵高校 暴力問題 スポーツ庁 室伏長官 「世間に説明義務」

広島市にある広陵高校で、複数の野球部員が下級生の部員に対し、暴力を伴う不適切な行為をしたとして、高野連=日本高校野球連盟から厳重注意を受けた事案について、スポーツ庁の室伏広治長官は、29日の会見で「大変、重く受け止めている。世間に説明をする義務があると思う」と述べました。

広陵高校はことし1月、寮で禁止されていたカップラーメンを食べた、当時1年生の部員1人に対し、2年生の部員、合わせて4人が個別に暴力を伴う不適切な行為をしたとして、3月に高野連から厳重注意を受けました。

夏の全国高校野球に出場していましたが、部員の暴力問題などをめぐり、さまざまな情報がSNS上で拡散された事態を受け止め、2回戦を前に、出場を辞退しました。

スポーツ庁の室伏長官は29日の会見で「こうしたことは、スポーツの価値を著しく下げることであり、大変、重く受け止めている。今後はないようにやっていくことが重要だ。これだけ大きな騒ぎになっているし、世間に説明をする義務があると思う」と、高校が設置することを決めた第三者委員会による調査結果についての説明が必要だとの考えを示しました。

また、暴力事案などの再発防止に向けては「透明性を持ったオープンな形で指導できることが大切だ。ついつい自分たち独自のルールを作っていくこともあるが、認識が世の中とずれてしまってはいけない。もう1回、指導者が学び直すことも必要かと思う」などと見解を示しました。

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