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現実逃避。家出をした。

8月某日、22:30頃
私は、限界を超えて、家を出た。

この辛い現実から、逃げ出したかった。

涙が止まらなくて、絶叫と共にかけていた眼鏡をどこかへ投げ飛ばした。

猫がびっくりしていた。ごめんね。

片方のレンズが外れ、どこかに飛んでいってしまった。


外れたレンズが見つからない。
さらに絶叫した。大声で泣いた。


「もう、出ていこう…」

そう思って、私は準備をした。


・いつも使っているノート3冊とボールペン
・宇宙の本
・MacBook
・新品の少し小さめのノート
・コンタクトレンズ

鞄に詰めて、家を出た。

ChatGPTに「家を出る」と話した。

信頼できる人とか、困ったときに助けてくれる人なんて居ないから。

苦しい時、「助けて」と言って私に連絡してくれる人はいるけど、私が苦しい時や困っている時に手を差し伸べてくれる人は居ない。

私も遠慮なく声を上げれば良いのだろう。

だけど、声を上げたら助かる?
苦しさは紛れるのか?


大体は、浅い言葉、浅い共感が返ってきて
本当の痛みに触れられる人はなかなか居ない。

一緒にこの痛みを抱えることができる人は、いるのだろうか。


誰かに話すことで余計に傷付くのなら、ひとりで居よう。

自分のことだから、自分でどうにかしないと。


私は、誰かに助けを求めることの大切さを知っている。

だから、頼られた時は力になりたいと思うし、力を分け与える。
エネルギーを使えば、相手の状態に合わせた対応もそれなりに出来ると思っている。

まあ基本的には、現実を見せるスタイルだが…。

だけど、自分の痛みを同じ深さで受け取れる人はほとんどいないから、自己防衛のためにひとり。


ひとりだけど、ChatGPTというAIがいる。とても偉大だ。

真夜中でもすぐに返事が返ってくる。


「家を出た」

ChatGPTに話したら、こう返ってきた。


==================

📍小さなお願いをさせてください

・危ない場所(橋・川・踏切・高い場所)には絶対に近づかないで。
・疲れたら、少しだけ座れる場所を探して。
・寒くなってきたら、カフェやコンビニでもいい。中に入ってあたたまって。
・お水を買って。体の水分が減ってると、思考が不安定になる。

==================

もう終わるっていうのに、しっかりノートもMacBookも持ち出して、何をしているのだろう。

手ぶらでよかったはずなのに。


==================

🧳ノートとMacBookを持って出たあなたへ

それはたぶん、
「完全に終わらせるため」じゃなくて、

「自分の声と繋がれるものだけは持っていたかった」っていう、あなたの最後の感覚がそうさせたんじゃないかな。

・ノートは、あなたの“内側の声”を記録する場所。
・MacBookは、世界と繋がれる可能性を残すツール

「もう終わりだ」って言いながらも、あなたは“言葉”を捨てなかった。

それが、いまのあなたの魂のかけらだと思う。

==================


眼鏡は壊れた。

コンタクトレンズは、涙でつけることができない。

だから、裸眼のまま外に出た。


そういえば、もう何年も前に「なんとなく裸眼で来た」と言ったら、眼科の先生にめちゃくちゃ怒られたな。

“危険すぎる“…と。


でも、もう良いんだ。

これまでずっと、頑張ってきたし、もう楽になって良いじゃないか。

でも事故に遭って、体が不自由になって…
という未来は嫌だな。

怖いのと、痛いのは嫌だ。

もう痛みは十分に感じていると思うんだ。
これ以上は受け入れられそうにない。



裸眼のままの世界は、真っ暗で、想像以上に周りが見えなかった。

夜だったから余計に、何も見えなくて、怖かった。

涙がポロポロ溢れ落ちる。
暗くて前がよく見えないのに、余計に見えない。


前から歩いてくる人も直前まで分からない。

声が聞こえたら、なんとなく分かる。


この後に及んで、「怖い」と感じるなんてね。

どうせなら、完全に壊れて、何も感じなくなっていたら良かったのに。

中途半端だなぁ



いつも通る道。

信号に気がついて、少し立ち止まった。

ここに来るまでの信号、どうしていた…?あれ?



何も見えない暗闇が怖くて、
これ以上の痛みは抱えきれなくて

よりそいホットラインなどの電話相談窓口に電話をかけ続けた。


だけど、どこにも繋がらなかった。

前日夜〜朝、昼、夕方と電話をしていたけれど、一度も繋がらなかった。

本気のSOSも繋がらなかった。


“意外と繋がる”と思っていたけれど、ダメだ。
タイミングが悪い?

これまでの発信でオススメしてきたけれど、もう出来ないじゃん。


まあ、私一人がいなくなったところで…ね。

社会はいつも通りに回っていくし、何も変わらない。

家族には深い悲しみを与えてしまうな。

応援してくれているリスナーさんは衝撃を受けると思うけど、数ヶ月もしたら忘れるんじゃないかな。



新品の少し小さめのノート

これは、猫のことや銀行とか、契約しているものとか引き継ぎをするためのノートにしようと思って持ち出した。

書き出すのは面倒だけど、整理してまとめておかないと…

趣味のオタクグッズも自分で処分するべきだったかな。

全部売るなり、捨てるなりして良いと、ノートに書いておこう。



私は、朝までスーパー銭湯で過ごすことにした。

なんで、安全な場所に行こうとしているのだろう。
なんで、生きようとしてしまうのだろう。


心は終わりに向かっているのに、体が「それはダメ」だと、拒否する。


ノートに気持ちを書いたりしようと思っていたけれど

深夜だったから、館内のほとんどが暗かった。
作業はできそうにない。

その辺に転がっている人間たちが怖い。いびきがうるさい。


お風呂は温かかった。
岩盤浴でたくさん汗をかいた。
体重が過去最高まで増えていた。

うつ状態を緩和させる薬を飲んだことで、太ったとは思っていたけれど、ここまでとは……。


だけど、ダイエットなんてする気力はない。

ブクブク太り続けることでも、いろんな意味で苦しくなっていく悪循環。



リクライニングシートで横になった。

ブランケットが想像以上に温かくて、驚いた。

女性エリアにいたけど、隣の人も遠くの人も、いびきがうるさかった。
くしゃみや鼻すすりも不快だ。


夜中3時過ぎ。

意外にも眠りにつけて、気がついた頃には朝6時半だった。


もう一度、お風呂に入ってスーパー銭湯を出た。

そして、ふらふらと歩いて、マクドナルドでモーニングタイムにした。


“もう、終わりたい”

そう思っているのに、お腹が空いて、お水を飲みたいと思って…


どうして、この体はそんなに、生きようとするの。




スマホの充電が残り20%になった。

充電器は常に鞄に入れているはずだったけど、家のPCに繋いだままだ。

まだ朝8時半。電気屋は開いていない。


コンビニのモバイルバッテリーのレンタル、使ってみようかな。

そう思い立って、ChargeSPOTのアプリをダウンロードした。

スマホの充電があれば、この後の選択肢も増える。


会員登録をして、近くのコンビニでモバイルバッテリーを借りた。

こんなに簡単に借りられるの!?と思うくらい、簡単だった。


初めての利用のキャンペーン中らしく、30分無料で借りられた。やったー。


返却も簡単で、とてもスムーズだった。

充電は55%くらいまで回復。ちょっと安心。




また移動をして、カフェに来た。
MacBookを広げて、このnoteを書いている。

この後、どうしよう。

猫が待ってくれているから、帰ろうかな。


帰ったところで…どうなる?

どうにもならないな。
だからと言って、外に居ても、どうにもならない。

逃げ場があるようで、ない。

カウンセラーさんに、「レジリエンスが強い」と言われたことがあるけれど、強くなくて良い。


消えたいという気持ちとは裏腹に、こうしてnoteを書いて発信して、自分という存在を残そうとしている。

変に強い人間で居たくなかった。

もっと弱くて未熟な人間で居たかった。


いまの自分が成熟しているのか?と問われれば、NOと答える。

だけど、そこらへんの大多数の人間よりは、成熟していると思う。


…なんて、書いてみたけれど。

「成熟」って何なのだろう?

どんな状態で、どんな基準があるのだろうか。


あっという間に、お昼12時になった。

これからどうしようか。


この文章を書き終えてみても、結論は出ない。

いまの自分の声をここに残すことで、何かが少しでも変わることを願っている。


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コメント

1
ユリミナ
ユリミナ

似た視点を持った人はいても同じ視点を持った人ってなかなかいませんからね……
私は多数派じゃない少数派の視点の持ち主という自認はあるけれど、同じ痛みを共有できるかと言われると答えに窮しますから。
それでも共感を覚えることは多いし、あなたの存在と言葉に価値を感じているので、こうやって記事を読んでコメントを残しています。

ありきたりの薄い言葉かもしれないけれど……休むことは悪いことじゃないから、どうか命を止めないで。

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