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経済成長

経済成長 - Wikipedia
この項目では、その国家の経済の過去からの相対的な成長について説明しています。経済の絶対的発展については「 経済発展 」をご覧ください。 各国の実質成長率 1990〜1998年と1990〜2006年の各国のGDP成長率 1961年以降のOECD諸国のGDP変化率 経済成長 (けいざいせいちょう、 英 : economic growth )とは、ある 経済 の活動規模が増大・拡張していくことである。 経済規模の計測は、一般的に 国内総生産 (GDP) を用いて行う。 GDPは、名目価格により計測された価値を合算した 名目GDP と、基準年の価格を基に計測された価値を合算した 実質GDP がある。 同じように、名目GDPの変動を 名目経済成長率 と呼び、実質GDPの変動を 実質経済成長率 とよぶ。四半期(3ヶ月)あるいは一年ごとの増加率(%)で表す。 名目経済成長率は 名目経済成長率(%) = (今年の名目GDP - 前年の名目GDP) / 前年の名目GDP × 100 によって求められる。また、実質経済成長率は 実質経済成長率(%) = (今年の実質GDP - 前年の実質GDP) / 前年の実質GDP × 100 となる。 GDPからは GDPデフレーター = 今年の名目GDP / 今年の実質GDP × 100 のようにして物価指数の一種が計算できる。GDPデフレーターは定義上、基準年の時点で100となる。 GDPデフレーターから物価上昇率も計算できる。 物価上昇率(%) = ( 今年のGDPデフレーター / 前年のGDPデフレーター - 1) × 100 物価が下落した場合は物価上昇率がマイナスとなる。 上記の数式より、 (1 + 名目経済成長率 / 100 ) / (1 + 実質経済成長率 / 100 ) = 1 + 物価上昇率 / 100 となる。 名目成長率を引き上げるためには、実質成長率を引き上げるか、インフレ率を引き上げるか、実質成長率・インフレ率の双方を引き上げる必要がある [ 1 ] 。 例えば、1年間でバターを10円で10個、鉄砲を20円で5個作っている経済があるとする。この年の名目GDPはバターの100円(10円×10個)と鉄砲の100円(20円×5個)を合算して200円となる。この年を基準とすれば、実質GDPも200円である。 翌年、バターの値段が上昇し12円になったとする。生産も増大し、11個になったとする。鉄砲の生産・価格が変わらないとすれば、名目GDPは232円(バター12円×11個=132円と鉄砲100円の合計)となる。一方、基準年価格で計測した実質GDPは210円(バター10円×11=110円と鉄砲100円の合計)である。 実質GDP × GDPデフレーター = 名目GDP となり、この場合、 名目GDP / 実質GDP つまり 232 / 210 ≒1.1047が実質GDPに対する名目GDP比、GDPデフレーターと呼ばれ、1以上であれば物価上昇・物価高( インフレーション )を意味する。 またこの場合、名目経済成長率は 232-200 / 200 ×100=16(%)、実質経済成長率は 210-200 / 200 ×100=5(%)、物価上昇率は(1.1047-1)×100=10.47(%)である。 実質経済成長率 + 物価上昇率 = 5 + 10.47 = 15.47 ≒ 16(%) = 名目経済成長率 となり、おおよそ 実質経済成長率 + 物価上昇率 ≒ 名目経済成長率 となる。ただしこの式は、それぞれの割合が十分に小さい場合(20%程度まで)しか成り立たない。 名目と実質を分けるのは、貨幣金額によって計測された価値の増大を、価格上昇分と生産増大分に切り分けるのが目的である。 国民生活の改善や国力増大の基準として実質成長への関心のほうが高い。 例えば賃金を月15万円もらっていた人が月10万円に減らされたとする。この場合、名目成長率は 名目成長率 = ( 10 - 15 ) / 15 × 100 ≒ -33(%) マイナスになるが、製品Aの値段がデフレにより10万円から6万円に値下げされたとすれば、 実質成長率 =( 10 ÷ 15 ÷ 0.6 - 1 )× 100 ≒ 11(%) となる。これは賃金よりも物の値段のほうがより下がったため、製品Aを購入できる数が11%増えたことを意味する。実際の個数で考えると、賃金低下前は1カ月で1.5個を購入できたが、低下後は1カ月で1.67個を購入できるようになっている。このような場合は、必ずしも「去年より貧しくなった」と言えなくなる。 経済成長の源泉である 労働 投入の伸び、 資本 投入の伸び、全要素生産性(Total Factor Productivity、 TFP )の3つの変数がある生産関数に、潜在的に活用可能な 労働力 ・ 資本ストック の水準を当てはめえられるものが 潜在産出量 であり、その伸び率が 潜在成長率 と呼ばれる [ 2 ] 。 潜在産出量と実質の 国内総生産 との差は 産出量ギャップ と呼ばれる。なお潜在産出量を構成する要因としては、 資本 ・ 労働 などの生産要素の投入量、これらに依存しない残差としての 全要素生産性(TFP) があげられる。 失業 が常に「 インフレ非加速的失業率 」(NAIRU)にあるときに達成されるGDPが「 完全GDP (Perfect GDP)」である [ 3 ] 。現実の失業が 自然失業率 の水準にあれば達成されたであろう [ 4 ] 、すなわち、 完全雇用 が達成されたときのGDPを完全GDPという [ 5 ] 。 経済成長率を計算するもとになるGDPには原則として 貨幣経済 で取引された付加価値だけが計上される。そのことによる統計的な問題がGDPには存在する。たとえば以下のような差がある。 GDPに計上されないもの GDPに計上されるもの 帰属計算によってGDPに計上されるもの 経済成長は、付加価値の生産が増大することである。このため、実際に生産量が増加することとは異なる場合がある。以下、原材料生産と自動車生産が別の国で行なわれていると仮定する。 1年目に、30万円の原材料から100万円の自動車を製造している場合、自動車生産によって生み出された付加価値は70万円である。100台生産していたとすると、自動車生産による総付加価値生産は7000万円になる。一方原材料生産でも100台分で3000万円の付加価値が生まれる。翌年、自動車生産が110台になる一方、原材料高騰で1台あたりの原材料が40万円になったとする。この場合、自動車の価格が変わらなければ自動車生産による付加価値生産は6600万円となる。原材料は4400万円である。 この場合、二年目の時点において、原材料 生産国 では付加価値生産が1400万円増加する一方、自動車生産国では付加価値生産が400万円減少する。自動車生産国は自動車を増産したにもかかわらず、経済成長率がマイナスとなる。これは 市場経済 の働きにより、原材料生産のほうに価値が置かれるようになったことを意味する。結果、原材料生産国は増産をするようになり

ある経済の活動規模が増大・拡張していくことである。

経済規模の計測は、一般的に国内総生産 (GDP) を用いて行う。

GDP

GDPとは国内総生産の事で、国内におけるモノやサービスの生産量の事です。

生産量に影響を与える要因として、就業者数、1人当たりの労働時間、1人1人のスキルなどがあります。

GDPには名目GDP、実質GDP、ドルベースGDPなどが存在します。

GDPと実体経済

実体経済(ジッタイケイザイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
デジタル大辞泉 - 実体経済の用語解説 - 商品やサービスの生産・販売や設備投資など、金銭に対する具体的な対価がともなう経済活動。その規模は、国内総生産(GDP)から物価変動の影響を除外した実質国内総生産によって示される。⇔資産経済。

商品やサービスの生産・販売や設備投資など、金銭に対する具体的な対価がともなう経済活動。その規模は、国内総生産(GDP)から物価変動の影響を除外した実質国内総生産によって示される。

実体経済を見る場合、国内の経済活動で使われている円における実質GDP(実質国内総生産)を見ます。

ドルベースの名目GDPがネットによくありますが、ドルベースの名目GDPは実体経済を示していません。

データを見る時は、どのGDPかの確認が重要です。

名目GDP

生産量以外に物価の影響を受けます。

スタグフレーションでは、実際の国内における生産量(実質GDP)が減り(不景気)、物価上昇により名目GDPだけが上昇します。

例えば、

GDPで日本超えドイツ 中国・ロシア依存で「欧州の病人」逆戻りも
2023年の名目GDP(国内総生産)で日本がドイツに抜かれ、世界で4位に転落する見通しであることが示された。ただ、好調だったドイツ経済も構造問題を抱え、失速しつつある。

国際通貨基金(IMF)は10月下旬、日本の名目GDP(国内総生産)がドイツに抜かれ、世界4位に転落するとの見通しを示した。

日本の名目GDPがドイツに抜かれると予想が出されています。

しかし、ドイツでは、

ドイツのGDPの推移 - 世界経済のネタ帳
ドイツのGDPの推移をグラフ及び時系列表にて掲載しています。

IMFの予想で名目GDPは3876.81から4070.34でプラスですが、

IMFの予想で実質GDPは3274.86から3257.34に減少していて不況です。

日本のGDP4位転落、ほぼ確実に ドイツに抜かれる見通し:朝日新聞
 2023年の名目国内総生産(GDP)で日本がドイツに抜かれ、世界4位に転落することがほぼ確実になった。米ドル換算で比べるため、日本のGDPが円安で目減りする一方、ドイツは大幅な物価高でかさ上げされる…

ドイツが15日発表した23年の名目GDPは、前年比6・3%増

大幅に伸びた要因は、ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー価格の高騰などで、日本以上に激しい物価上昇に見舞われたことだ。物価の影響を除いた実質成長率は0・3%減と、3年ぶりのマイナス成長になった。

[社説]GDP4位転落を改革加速の呼び水に - 日本経済新聞
2023年の日本の名目国内総生産(GDP)がドイツに抜かれ世界4位に転落する見通しになった。米国に次ぐ2位を10年に中国に譲り、こんどは3位も明け渡すことになる。米欧との金利差の拡大などを背景に大幅な円安が進み、GDPの規模が目減りした。ドイツ経済は目下マイナス成長にあえぎ「欧州の病人」とも指摘される。逆転は為替変動の要因が大きく、それだけで一喜一憂する必要はない。とはいえ日本の成長力の底上げ

2023年の日本の名目国内総生産(GDP)がドイツに抜かれ世界4位に転落する見通し

ドイツ経済は目下マイナス成長にあえぎ「欧州の病人」とも指摘される。逆転は為替変動の要因が大きく

ドイツ国内では物価上昇により名目GDPが上昇しましたが、不況により実際の生産量が減少して実質GDPがマイナスのスタグフレーションです。

ただし、ドイツは日本と比べて、

努力家であり、名目GDPとは言え、日本を超すのは頷けます。

実質GDP

物価を考慮した実際の生産量を示し、国内経済の状態を示します。

国内経済が成長したのか、停滞しているのか、凋落しているかが分かります。

日本の自国通貨における実質GDPは

日本のGDPの推移 - 世界経済のネタ帳
日本のGDPの推移をグラフ及び時系列表にて掲載しています。

右肩上がりで日本は成長し続けています。

  • 2008年にリーマンショック
  • 2009年から2012年は円高不況
  • 2019年からコロナ禍

ドルベースGDP

為替の変動を受けるので、当てになりません。

例えば、2008年にリーマンショックで就業者数が減少し、2009年から円高不況に入り就業者数の減少が続き、就業者数の減少は2012年まで続きました。

コラム1-1-[1]図 就業率・就業者数の推移
厚生労働省の平成29年版 労働経済の分析 -イノベーションの促進とワーク・ライフ・バランスの実現に向けた課題-のコラム1-1-[1]図 就業率・就業者数の推移を掲載しています。

ドルベースGDPの場合、円高はドルベースGDPを上昇させる要素になり、円安はドルベースGDPを下降させる要素になります。

なので、円高不況で就業者数が減少し、モノやサービスの生産者が減少していた2009年から2012年、ドル換算したドルベースGDPの場合、数値が良くなります。

日本のGDPの推移 - 世界経済のネタ帳
日本のGDPの推移をグラフ及び時系列表にて掲載しています。

2012年は就業者数(モノやサービスの生産者)が円高不況時で一番下でしたが、円高だったのでドルベースGDPは最高点になっています。

  1. 賃金でも、ドル換算することで数値がよくなったりします。 
  2. (日本人は日本国内で円を使い、モノやサービス購入するので、重要なのは円ベースの実質賃金です。) 
  3. (1人当たりの実質賃金は1人当たりの労働時間が影響するので、1人当たりの実質賃金を語る場合、労働時間もセットになっている必要があります。) 
  4. (時間当たりの実質賃金は、国民の平均的なスキルなどが影響するので、国民の平均的な勉強時間もセットで語る必要があります。) 

ドルベースGDPで国内経済を語る場合、円高不況で就業者数を減少させ、就職氷河期にする事で、日本経済が上向くことになります。

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参加日: 2020年12月