時間当たりの実質賃金、1人当たりの実質賃金
日米欧の実質賃金推移とその特徴
コロナ禍以降、世界的に人手不足感が強まり、またロシアのウクライナ侵攻をきっかけにした商品価格の上昇が発生するなど、インフレ圧力が目立つなかで、賃金動向への注目度も高まっている。日本では、バブル崩壊以降、コロナ禍前ま...
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=79294?site=nli
日本の労働時間の低下幅は大きく、その結果、時間当たり実質賃金が25年で9.8%増加しているにもかかわらず、一人当たり実質賃金は2.0%減少している。
実質賃金、生産性、政務債務対GDP比率
大規模緩和が阻害する賃上げ
日銀が6月27日に発表した2023年1-3月期の資金循環統計により、家計に加え企業が資金余剰である一方、政府が資金不足であることが改めて確認された。日銀短観を見ると、中小企業を含め長期にわたり企業は資金繰りに行き詰まっていない。これは、デフレが金融的要因ではないことを示すだろう。つまり、日銀が量的質的緩和を継続しても、信用乗数が低下し、結果として与信の拡大による需要の刺激にはなっていないことを示している。
https://www.pictet.co.jp/investment-information/market/boost-up/20230704.html
OECD加盟国を見ると、政府債務対GDP比率の高い国に生産性の高い国はない。さらに生産性は賃金と正比例する。
実質賃金と生産性
日銀黒田前総裁が見逃した「ポパー理論」 重要なのはデフレ対策ではなかった
異次元金融緩和は対デフレで出発したが、本来、長期低成長こそ問題として解決案を考えるべきであった。異次元金融緩和が継続した10年間、生産性向上を目的とした成長戦略を政府および民間レベルで実行できたはずだった。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00351/070900149/
経済理論によると実質賃金は労働生産性に等しくなるので、労働生産性が向上すれば実質賃金が上昇することになる。
名目変数が変化した場合、短中期で実体経済に影響を与えるとしても、長期的には実質変数を変化させることはできない。具体的にいえば、インフレが発生しても日本経済の長期実質成長率は上昇しない
実質賃金の回復を急げ~持続的な生産性向上に向けた議論を
日本の実質賃金指数 は今年の6月に前年比1.1%増となり、27カ月ぶりに前年比でプラスに転じた。8月には同0.8%減と一旦前年割れに戻ったものの、秋以降は輸入物価上昇の鈍化や政府による電気・ガス代補助による物価抑制効...
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=80064?site=nli
企業が賃金を引き上げ、そのコストを商品価格に転嫁して賄う手法でも賃上げは可能だが、このやり方だと、賃金上昇の分だけ物価も上昇するため、実質賃金ベースでの上昇は抑制される。
実質賃金を持続的に上げていくためには、( 従業員一人当たりの付加価値である)生産性を持続的に引き上げて、そこで得た財源の賃金への還元を続けることが必要になる。
ちなみに、政府による補助金や減税でも実質賃金(または実質可処分所得)を押し上げることは可能だ。ただし、持続的な上昇のためには、どんどん規模を拡大し続けていく必要がある。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1578490?page=2高度経済成長期に物価がどんどん上がっても賃金を上げられず、退職金として後で支払うということで、従業員に納得してもらったという形だそうです。
物価と賃金
インフレは生活を豊かにするのか?-求められるインフレなき賃金上昇
インフレが物価高という名で生活苦をもたらしているのに、インフレを待望した「物価と賃金の好循環」を疑う声は高まらず実質賃金の下落が続いている。暮らし向きの改善には、賃金・所得の増加は必須だが、そのためにインフレは論理...
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=82890?pno=2&site=nli
マクロ経済学でインフレにより景気が良くなり賃金が上昇する論拠とされるのがフィリップス曲線である。だが、フィリップス曲線では、インフレで名目賃金は上昇するものの、実質賃金は低下している。
縦軸にインフレ率、横軸に経済成長率を示したフィリップス曲線の概念図だが、インフレを待望する議論では、右上がりの形状はインフレにより景気が良くなることを示していると解釈する。問題は右上がりとなるメカニズムである。景気が良くなる、すなわち企業が生産を増加させるのは、コストに比べて製品価格が上昇し利益率が改善する場合(専門的には交易条件の改善という)である。フィリップス曲線が想定する経済では、製品価格はインフレで、コストは賃金で代表され、企業が生産を増加させるのは、コストである賃金の上昇が製品価格の上昇であるインフレに遅れ、実質賃金が低下し企業の利潤が改善するためである。つまり右上がりのフィリップス曲線は、実質賃金の低下を前提としている。フィリップス曲線では、物価と名目賃金では好循環が生じても、物価と実質賃金では悪循環が生じていることになる。
インフレは生活を豊かにするのか?-求められるインフレなき賃金上昇
インフレが物価高という名で生活苦をもたらしているのに、インフレを待望した「物価と賃金の好循環」を疑う声は高まらず実質賃金の下落が続いている。暮らし向きの改善には、賃金・所得の増加は必須だが、そのためにインフレは論理...
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=82890?pno=3&site=nli
実質賃金の上昇のためには実質ベースでの付加価値の増加が必要であり、インフレは関係ない。
従業員個々人の賃金決定の原則(ミクロの原則)は、企業の業績と個々人の業績により決定されるものである。無論生活費の補償という点でインフレにスライドして賃上げが行われる必要はあるが、それはインフレにより目減りを補うものにすぎず、それではインフレを上回る賃上げ(実質賃金の上昇)は期待できない。
「賃上げ・値上げ」循環じわり コスト要因はモノ→人件費 - 日本経済新聞
国内企業が従業員の賃上げと製品値上げを同時に進める動きを強めている。大和総研の試算によると、企業の生産コストは7〜8月に前年の同時期に比べ1.6%上昇したが、人件費の上昇が最大の要因となった。原材料の価格高騰が一服するなかで、企業の費用構造や値上げの背景に変化が生じている。試算は産業間取引の実態を示す産業連関表や、企業物価などの価格指標、賃金データなどから分析した。2024年7〜8月は1.6
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB043440U4A900C2000000/
国内企業が従業員の賃上げと製品値上げを同時に進める動きを強めている。大和総研の試算によると、企業の生産コストは7〜8月に前年の同時期に比べ1.6%上昇したが、人件費の上昇が最大の要因となった。
過去に、ジンバブエでは100兆ジンバブエドル札で給料を貰っていて、一見してお金持ちになったように見えますが、物価もその分だけ高かったです。
https://www.rakuten-card.co.jp/minna-money/securities/investment_knowledge/article_2110_00001/ジンバブエドルは、2000年代に激しいハイパーインフレを起こした通貨。現在は廃止されていますが、100兆ジンバブエドル紙幣が発行され注目されました。
変動相場制においてインフレは通貨安の要素で、100兆ジンバブエドル=0.3円でした。
- 変動相場制においてインフレは通貨安の要素、経済力は通貨高の要素です。
賃金と需要
自分の売り上げが賃金に影響します。
例えば、国内でお金が余っていても(需要が強くても)、生産0の人はお金を得られません。
生産が同じ人は売り上げが変わらないので、賃金が上昇しません。
賃金は生産量を増やせた人だけが上昇します。
労働者
労働力を売って、賃金を貰います。
努力する人ほど、質の高い労働力を売る事ができるので、賃金が上昇します。
- 労働を頑張るのではなく、質の高い労働力を売れるように、スキルを上げる。
エンジニアに最低限必要な勉強時間は?継続して年収UPに繋げる方法
ITエンジニアになったら勉強が必要という話を聞きますが、実際どのくらい勉強しなければならないのでしょうか? 普段業務で忙しいエンジニアが勉強を継続していくのはとても難しい ...
https://ssrv.net/tech/engineer-study-time/
- 年収300万円台 週当たりの勉強時間1.4時間
- 年収500万円台 週当たりの勉強時間1.8時間
- 年収700万円台 週当たりの勉強時間1.9時間
- 年収1,000~1,400万円台 週当たりの勉強時間2.6時間
- 年収1500~万円以上 週当たりの勉強時間3.7時間
年収が上がらない人の共通点?スマホの利用時間と収入格差の意外な関係
スマホに費やす1日4時間、その時間が年収の差を生んでいるかもしれません。スマホ利用時間と収入格差の関係を調査データとともに解説。集中力と生産性を奪う「ながらスマホ」の危険性や、年収が高い人が実践しているスマートフォン活用術を紹介しています。
https://fc-osoujikakumei.jp/blog-news/12973/
スマホの平均利用時間が長い層ほど、年収が相対的に低い傾向が見られることが分かっています。
https://president.jp/articles/-/97303ある相談者Gさんは30代前半でしたが、年収の低さに悩んで、転職を希望して相談に来られました。
学生時代に好きだった英語を学び直して、TOEICのスコアを上げ、外資系化粧品メーカーに転職したところ、年収が100万円アップしました。
シンママを人材不足のIT職へ 離婚で困窮→給付金で学び転職 近ごろ都に流行るもの
本物と見分けがつかない動画まで作り出す「生成AI(人工知能)」の登場などIT技術の急速な進展でエンジニア不足が深刻化するなか、金銭的に困窮しやすいシンママ(シ…
https://www.sankei.com/article/20240518-IPMRJOUCZ5ILTC66ZJQXI56UFA/
困窮しやすいシンママ(シングルマザー)がITを学びキャリアアップを目指す機運が高まっている
ITスクールではこの2年間で700人以上のシンママが入校した。
国や自治体のひとり親向け資格取得給付金も拡充され、学費を上回る生活費まで受給できるケースもある。
国のIT人材不足対策として「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」により給付金で学べるというもの。
エンジニアコースに40歳で入学した。
2社から内定をもらい翌年イベント会社に転職、月給も6万円上がった。
時間当たりの賃金
労働者の能力が影響します。
スプリックス基礎学力研究所:世界11ヵ国22,000名の子ども・保護者に学習調査を実施 日本の子どもの約3割はなりたい職業がない・決まっていない!
株式会社スプリックスのプレスリリース(2021年2月25日 12時00分)スプリックス基礎学力研究所:世界11ヵ国22,000名の子ども・保護者に学習調査を実施 日本の子どもの約3割はなりたい職業がない・決まっていない!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000045711.html
学校の授業以外の勉強時間を比較すると、日本の子どもは11カ国中最も少ないことが分かりました。
アジアで最も大人が学ばない日本で「学歴よりも学習歴」を。ベネッセが目指す学びとは
「アジアの中で日本は、最も大人が学んでいない」※1 という調査結果があります。この実態を個人の問題ではなく、社会課題と捉え解決に取り組むのが、ベネッセコーポレーションの社会人事業です。その目指すところは、働きながら学ぶことは人生の選択肢を広げ、豊かにすると感じてもらうこと。そして、一人ひとりがより自分らしいキャリア・生き方を実現できる社会づくりに貢献することです。新しい学びのあり方に挑戦する活動をご紹介します。
https://www.benesse.co.jp/brand/category/education/20200903_1/
日本人は学生も社会人も勉強時間が短いです。
1人当たりの賃金
労働時間と時間当たりの賃金(能力)が影響します。
パート
https://president.jp/articles/-/34061?page=5時間当たりの賃金が上昇しても、労働時間が減少すると、1人当たりの賃金の伸びは悪くなります。
1人当たり
日本企業の生産性を高める近道とは?
コロナ禍によって、デジタル化や雇用形態といった生産性に大きく関わる日本企業の課題が浮き彫りになっています。すべての業務を自前で賄おうとせず、アウトソーシングやITツールを積極的に活用することが生産性を高める近道です。
https://grooveworks.co.jp/increasing-productivity/
1人当たりの労働時間は減少傾向です。
実質賃金に対する誤解 ~米国のように時間当たりで見れば、既往ピークを更新~ | 永濱 利廣 | 第一生命経済研究所
アベノミクス失敗の裏づけとされる実質賃金の低下 アベノミクス以降の日本経済は、景気が好転したとされている。GDP統計によれば、日本経済は消費増税と景気後退期を除く2013年度と2015~2018年度にプラス成長を達成した。また、失業率は 2017年度に23年ぶりに3%を下回り、現時点でもそれを維持している。しかし、実質賃金の低下を理由に、このような景気好転を体感温度の上昇として実感できている人は必ずしも多くないとする向きもある。 ただ、日本の最低賃金や米国の賃金データなどでは平均時給で測られることからすれば、実質賃金が低下傾向にある背景には、一人当たり労働時間の減少という側面もあると考えられる。 そこで本稿では、平均労働時間で割って算出した実質時間当たり賃金を算出し、今後の政策対応について考えてみたい。 原因は物価の上昇と短時間で低賃金雇用者数の増加 過去三回の景気循環を見ると、日本の景気が回復したのは、①2002年2月~2008年2月、②2009年4月~2012年3月、③2012年12 月~2018年10月の3回となる。 ③の特徴としては、極端な円高・株安の是正と世界経済の拡大により需要が拡大して労働需給が逼迫し、それに従って雇用が大きく増えた。そして、名目賃金が増加したことや物価が上昇したことがそれまでと異なる点である。常用雇用者数で見れば、③の局面では過去二回の回復局面をかなり上回る形で増加している。名目賃金が大幅に増加しているのも頷ける。しかし、実質賃金が大きく水準を下げている。 この背景には、①消費増税等により消費者物価が上昇しており、名目賃金の増加が購買力の増加に十分に結びついていない。②増加した雇用者の中身を見ると、労働時間が短く賃金が低い女性や高齢者の増加が目立つ。-こと等がある。実際、消費者物価が消費増税以降急激に水準を上げる一方で、実質賃金は過去二回の回復局面と比べて明らかに水準が低い。消費増税による家計の圧迫、労働参加率の上昇等の構造的な問題が重石となり、実質賃金の上昇が阻害されてきたと考えられる。 このように、名目賃金の上昇以上に物価が上昇したこと、労働時間が短く賃金が低い女性や高齢者の労働参加が進んだこと等が実質賃金低下の原因となっている。 最低賃金や米国基準では時間当たりの賃金 しかし、実質賃金の低下の判断には注意が必要だ。実質賃金を判断する場合、一人当たり賃金で計る場合と、最低賃金や米国基準の時間当たり賃金で計る場合では、評価も変わってくる可能性が高い。 実質賃金とは、企業従業員に支払っている総人件費と従業員数に着目し、総人件費を従業員数で割って名目賃金を計測し、それを消費者物価で除して平均的な従業員の購買力を測る。ただ、実質賃金の元になる名目賃金では、景気が良くなり失業者が労働時間の短い低賃金の職につけるようになると平均賃金を押し下げる要因となり、マクロ経済的にプラスの要素が評価されない。逆に、景気が悪くなり労働時間が短く平均賃金が低い労働者が職を失えば、マクロ経済的には悪いことだが、名目賃金の押し上げに作用してしまう。 働き方の多様化が進み、副業も浸透する中では、単位当たり賃金は一人当たり賃金よりも米国のように時間当たり賃金の方が適当だろう。従って、日本でも一人当たり賃金ではなく、一人当たりの平均労働時間に着目し、就業者全体の時間当たり賃金を計測したほうが、より望ましい単位当たり賃金の指標となる。 特に、最低賃金を判断するには「時給」が重要であり、マクロ全体の時給は一人当たり賃金を一人当たり平均労働時間で割って計測される時間当たり賃金がより望ましいものと思われる。従って、日本でも時間当たり賃金を計測することは非常に重要といえよう。 時間当たり名目賃金はアベノミクス以降+10%以上上昇 そこで、実際に時間当たりの賃金指数を計測してみた。推計方法は以下のとおりである。毎月勤労統計の名目賃金指数を分子として、ここでは同統計の総労働時間指数を分母に用いた。つまり、時間当たり賃金指数は、一人当たり名目賃金指数を一人当たり総労働時間指数で割ったものとした。そして、帰属家賃を除く消費者物価指数で除して、時間当たりの実質賃金指数を作成した。 下図は、総人件費を労働者数で割って作られた既存の一人当たり名目賃金と、一人当たり名目賃金を平均労働時間数で割った時間当たり賃金を時系列で比較したものである。アベノミクス以降の局面をこの二つの基準で見てみると、既存の名目賃金であれば確かにアベノミクス以前よりも水準を上げていることになるが、物価上昇に追いついていないことがわかる。しかし、時間当たり名目賃金で見ると、2020年度以降は物価上昇に時間当たり賃金の上昇が追いつきつつあることがわかる。 また、実質賃金で見れば、確かに既存の一人当たり実質賃金ではアベノミクス以降水準を大きく下げているが、時間当たり実質賃金は消費増税翌年の2015年度から持続的に上昇し、2020年度にはそれまで2001年度だった既往ピークを更新していることがわかる。そして何より、一人当たりと時間当たりの実質賃金の乖離が拡大していることが重要だ。つまり、2020年度はコロナの特殊要因で時給の低いパートタイム労働者が減った要因もあろうが、それ以前から時間当たり実質賃金は明確に上昇基調にあり、既存の一人当たりの実質賃金の動きのみで賃金動向を判断すると、アベノミクス以降の世界標準のマクロ経済政策の効果を過小評価してしまうことになる。 このように、アベノミクス以降に景気が好転したのに実質賃金が上がらなかった背景には、労働時間が少なく相対的に賃金が低い雇用者数の増加が実質賃金の下押しに作用したことがある。そして、こうしたマクロ経済全体の善し悪しを表しきれない側面のある一人当たり賃金を基に経済状況を判断して、アベノミクスによるマクロ経済政策は間違いとしてせっかく日本で初めて国際標準のマクロ経済政策を進めようとした路線を転換してしまうと、経済政策の判断を誤る可能性があり、多くの国民が経済成長の恩恵を受けられなくなる可能性がある。 働き方が多様化して副業も増加する中では、一人当たり賃金の動向に過度に左右されることなく、時間当たり賃金もしくはマクロで見た総賃金を持続的に物価上昇率以上に増加させ、家計全体の購買力を高める政策が必要といえるだろう。そのためにも、これまで通りアベノミクス路線での積極的な金融緩和は続ける一方で、効果的な財政支出の拡大によりマクロ安定化政策をより強化すべきだろう。
https://www.dlri.co.jp/report/macro/202761.html
1990年は時間当たりの実質賃金が低いですが、その分、労働時間が長かったので、1人当たりの実質賃金が高いです。
2020年だと、時間当たりの実質賃金が高いですが、1人当たりの労働時間が短いので、1人当たりの実質賃金が低いです。
賃金の平均について
下に位置する人が解雇されると、下の人が減るので平均を上昇させる要素になります。
解雇された下の人が再雇用されると、下の人が増えるので平均を上昇させる要素になります。
名目賃金
物価が上昇すると、遅れて名目賃金も上昇します。
名目賃金を無理やり上昇させると、価格に転嫁されるので物価が上昇します。
人手不足倒産、昨年8割増 建設や物流の中小厳しく 24年問題控え - 日本経済新聞
人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクは12日、人手不足の影響による2023年の倒産件数が前年比86%増の260件に達したと発表した。建設や物流の中小企業で増加が顕著だった。両業界とも時間外労働の上限規制が24年4月に始まり、さらなる人手不足が懸念されている。今後、倒産がさらに増えるとの見方もある。帝国データが倒産(法的整理のみ)となった企業のうち、従業員の離職や採用難などで人手を
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77639660T10C24A1EA2000/
中小は労働分配率が高く賃上げ余地が少ない。無理な賃上げは収益の悪化を招く。酒井氏は「簡単ではないが生産性向上と価格転嫁を進めるしかない」と話す。
この時、物価と賃金の両方が上昇しているので、実質賃金は変わりません。
名目賃金は経営者にとっては重要な指標で、経営者は名目賃金が低い国に工場を作り、名目賃金の低い国の人を雇おうとします。
例えば、日本の名目賃金が1000、海外の名目賃金が2000の場合、経営者は日本人を雇います。
日本の名目賃金が上昇して、日本の名目賃金が3000になり、海外の名目賃金の2000を超えた場合、経営者は海外に工場を作り外国人を雇います。
「日本企業は出ていくのか?」 危機感強める中国当局
【北京=三塚聖平】中国側は、日系企業による「脱中国」の動きを警戒している。トランプ米政権が新型コロナウイルスの流行後に、世界経済の中国依存からの脱却を図ろう…
https://www.iza.ne.jp/article/20200802-BBWQ3IG5LBM7JKP7MCUNZTHKSU/
中国では人件費高騰などの影響で海外への生産移管の動きが出ていた
- インフレ(物価上昇)が進み、名目賃金の上昇が進んだ場合、産業の空洞化が起きることがあります。
- 現状だと、日本やアメリカの場合、研究・開発・設計は自国で行い、生産は名目賃金の低い中国です。
- 製造業はサービス業に比べて、賃金が高い傾向があり、また波及効果も高いです。
最低賃金
「最低賃金引き上げ」のデメリット…韓国で「16.4%上昇」したその後|資産形成ゴールドオンライン
最低賃金の引き上げは貧困対策となる一方、失業率を上昇させると懸念されてきた。日本では最低賃金が高くなると、若年層のような弱い立場にいる人に雇用喪失の可能性が高くなるという実証結果が出ている。前半では韓国を参考とし、ひいては最低賃金と失業率の関係について、前日銀副総裁・岩田規久男氏が解説していく。 ※本連載は、書籍『「日本型格差社会」からの脱却』(光文社)より一部を抜粋・再編集したものです。
https://gentosha-go.com/articles/-/39933
日本では最低賃金が高くなると、若年層のような弱い立場にいる人に雇用喪失の可能性が高くなるという実証結果が出ている
最低賃金について、韓国が2018年に16.4%、19年に10.9%も急激に上げたことが話題になった。この2年続きの最低賃金の引き上げで、韓国の19年1月の失業率は18年の3.8%よりも上がって4.4%になり、韓国の最低賃金の急激な引き上げは、大量の失業者を生み出して大失敗だと言われた。
しかし、時間がたってみると、19年の失業率は3.8%に落ち着き18年と変わらなかった。
「最低賃金引き上げ」のデメリット…韓国で「16.4%上昇」したその後|資産形成ゴールドオンライン
最低賃金の引き上げは貧困対策となる一方、失業率を上昇させると懸念されてきた。日本では最低賃金が高くなると、若年層のような弱い立場にいる人に雇用喪失の可能性が高くなるという実証結果が出ている。前半では韓国を参考とし、ひいては最低賃金と失業率の関係について、前日銀副総裁・岩田規久男氏が解説していく。 ※本連載は、書籍『「日本型格差社会」からの脱却』(光文社)より一部を抜粋・再編集したものです。
https://gentosha-go.com/articles/-/39933?page=2
就業意欲を喪失した若者の中には、韓国の公式統計では失業者には含まれない自営業に属して、家族として給与を得ず、家の手伝いをしている人も少なくないと思われる。
2018年と19年の最低賃金の大幅引き上げのために失業した人のうちの少なからずの人が、就業意欲を喪失して失業者として登録しなくなったために、一時的に上昇した失業率が低下したと考えるのが妥当であると思われる。
なぜ韓国の失業率は低いのか、若者の実際の失業率は26.8%?
新型コロナウイルスの感染拡大以降、韓国の雇用状況が悪化し続けている。特に、若者の雇用状況が深刻だ。2020年6月の全体失業率は4.3%で前年同月に比べて0.3ポイント上昇した。特に、15~29歳の若者の失業率は同期...
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=65175?site=nli
韓国政府は、既存の失業率が労働市場の実態を十分に反映していないと判断し、2015年から毎月発表する「雇用統計」に、失業率と共に「拡張失業率」を公表している。
このような計算方式によって算出された2020年6月時点の拡張失業率は、全体が13.9%、15~29歳が26.8%で、上記で説明した既存の定義の失業率、全体4.3%と15~29歳10.7%を大きく上回っている。
日本でも似たようなのがあり、2008年のリーマンショック後の円高不況の時、就業者数の減少が続きましたが、有効求人倍率は0.45、0.56、0.68と上昇が続きました。
有効求人倍率とは求職者に対しての求人数で、求職者が減ると、有効求人倍率が上昇します。
コラム1-1-[1]図 就業率・就業者数の推移
厚生労働省の平成29年版 労働経済の分析 -イノベーションの促進とワーク・ライフ・バランスの実現に向けた課題-のコラム1-1-[1]図 就業率・就業者数の推移を掲載しています。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/17/backdata/column1-1-01.html
2009年から2012年は就業者数が減少しています。
2025年6月27日更新:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法[転職Hacks]
有効求人倍率の推移、計算方法を解説!就職・転職活動で目にする「有効求人倍率」は、就職しやすさを示す指標。2019年度は1.55倍と高い水準でしたが、2020年4月時点では1.32とやや低下。本当に就職しやすさや景気動向を示すと言えるのかには疑問の余地も。
https://ten-navi.com/hacks/article-280-25516
2009年から2012年は有効求人倍率が上昇しています。
実質賃金
物価の影響を排除して、実際にモノやサービスを買える量の賃金です。
例えば、物価が1000から2000に上昇し、名目賃金も1000から2000に上昇したとします。
名目賃金は1000から2000に上昇しているので、名目賃金は上昇したと言えます。
しかし、物価と名目賃金の両方の上昇により、物価上昇前と物価上昇後で購入できる量に変化がないので、実質賃金は同じになります。
お金とは物々交換をスムーズにするシステムで、交換できる量は生産量に依存します。
なので、実質賃金は個人の生産量に依存します。
- GDPとは国内総生産の事で生産量です。
- この生産量が多いと、実質賃金上昇要素になります。
円ベース賃金
輸入業者はドルを使って輸入しますが、日本の購入者は輸入品に対して円を使って購入します。
なので、総合的に見た円ベースの賃金がすごく重要になります。
ドルベース賃金
アメリカで買い物をする時に重要な賃金です。
日本人の多くは、日本国内においてモノやサービスを円で購入するので、あまり意味がない指標です。
労働者兼投資家の場合、アメリカの株を購入したりするので、重要な指標かもしれません。
ドルベース賃金の場合、円高不況時に高い数値になり、日本の経済を正確に測ることはできません。
まず、就業者数と円ベースの賃金データです。
コラム1-1-[1]図 就業率・就業者数の推移
厚生労働省の平成29年版 労働経済の分析 -イノベーションの促進とワーク・ライフ・バランスの実現に向けた課題-のコラム1-1-[1]図 就業率・就業者数の推移を掲載しています。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/17/backdata/column1-1-01.html
2008年にリーマンショックで就業者数が減少し、2009年からの円高不況で就業者数の減少が続き、2013年の円安から就業者数の回復が始まりました。
2009年に円高不況に突入してから、遅れて2010年から円ベースの時間当たりの実質賃金の減少が始まり、2013年から円安方向に進み始めて、遅れて2014年から円ベースの時間当たりの実質賃金の回復が始まりました。
ドルベース賃金の場合
世界の賃金・経済状況を比較する――日本経済は1人負けなのか|日本人の賃金のいまを探る|コラム|リクルートワークス研究所
昨今、諸外国の中で日本経済が1人負けしているというような悲観的報道が多くあります。しかし、ほんとうに日本経済だけが低迷しているのでしょうか。また、日本の賃金ベースは異常な状態なのでしょうか。近年の日本の賃金事情を海外と比較します。
https://www.works-i.com/column/wage/detail002.html
就業者数が減少して不況だった2009年から2012年で山になっていて、数値的にいい結果になっています。
- 2009年から2012年は有効求人倍率が1を下回り、就業者数の減少も続いていて就職氷河期でした。
- 有効求人倍率とは求職者に対しての求人数で、1を下回っている場合は求人が少なく、人が余っている状態であり、需要が弱い事を示します。
GDPでも同じです。
円安で縮む日本 ドル建てGDP、30年ぶり4兆ドル割れ - 日本経済新聞
【この記事のポイント】・ドルでみた日本が縮小。GDPは30年前に逆戻り・国力低下、円安止まらず。安い賃金、株買いも弱く・ITなど投資不足。高付加価値の産業へ転換が重要ドル建てでみた日本が縮んでいる。1ドル=140円換算なら2022年の名目国内総生産(GDP)は30年ぶりに4兆ドル(約560兆円)を下回り、4位のドイツとほぼ並ぶ見込み。ドル建ての日経平均株価は今年2割安に沈む。賃金も30年前に逆戻
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB13ART0T10C22A9000000/
GDPとは国内総生産の事で、日本国内における生産量であり、就業者数(モノやサービスの生産者)の増減が影響します。
2009年から2012年は就業者数が減少し、モノやサービスの生産者が減少していたにもかかわらず、ドルベースGDPだと、円高不況による円高で数値が良くなります。
円高
1ドル100円から1ドル50円になるのが円高です。
経営者が海外に工場を作り賃金を支払う時、100円を使い1ドルの給料を支払っていたのが、50円で1ドルの給料を支払えるようになっていて、少ない円で1ドルの給料を支払えるようになっているので、円の価値が上昇しています。
円高になると、海外の人を円で見て安く雇えるようになり、産業の空洞化要素になります。
この時、日本の労働者は解雇されるか、賃金低下を受け入れるかのどっちかになります。
物価と名目賃金、実質賃金
https://www.dlri.co.jp/report/macro/351023.html物価上昇分を完全に賃金上昇率に反映させても、事後的に物価が上昇すると、実質賃金はプラスになりにくいとされる。
物価以上の賃金を増やすには生産性上昇が不可欠になる。
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ガソリン補助金継続案、国民民主党が反発 自民党・公明党と政策協議 - 日本経済新聞
自民、公明、国民民主の3党は12日、国会内で政策協議の初会合を開いた。政府が11月中の策定をめざす経済対策について話し合った。目玉の一つとなるガソリン価格の引き下げを巡り、補助金の延長を探る与党と減税を唱える国民民主の溝が鮮明になった。3党の政調会長が出席し、自公と国民民主がそれぞれ検討している経済対策案を示した。国民民主は追加で賃上げ実現に向けた価格転嫁の徹底や中小企業の最低賃金の支援策、投
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA11CDX0R11C24A1000000/
国民民主は追加で賃上げ実現に向けた価格転嫁の徹底や
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https://gendai.media/articles/-/142389?page=2さまざまなデータを組み合わせて考えてみると、年収水準が低い労働者が増えている理由の多くは、女性や高齢者が労働市場に急速に参入してきたことや、労働時間が短くなっていること、あるいはこれまでであれば自営業者として働いていたような人が雇用されて働くように変わってきていることなどによってかなりの部分が説明できると考えられる。
実際に同図表をみると、年収400万~600万円の人数は1143万人から1341万人へと中間所得者層のボリュームも大幅に増えている。
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日本の給料が「どの職種でもほぼ同じ」の根本理由、古すぎる「報酬決定メカニズム」
米国では、ソフトウェアエンジニアといった職種の報酬が著しく高い。日本と比較すると、その差は4倍にも及ぶ。職種によって報酬額に差が見られるが、日本はどの職種もほとんど同じような額である。それはなぜなのか。そこには、日本と米国で大きく異なる報酬決定のメカニズムが関係してくる。
https://www.sbbit.jp/article/fj/138836?page=2
米国で職種による報酬の差が大きいのは、企業が職能級を採用しているためだ。このため、ソフトウェアエンジニアのように需要が増加する職種の賃金が高くなる。そして、供給が増える。
日本では、初任給は同一年度では横並び。つまり、職種によらず一律だ。その後の賃金は、年齢にしたがって組織の階段を上って管理職になるかどうかによって決まる。このため、同一企業内での報酬や賃金は、職種の違いを反映したものにならない。
日本でソフトウェアエンジニアの報酬がプロダクトマネジャーより低いのは、前者の平均年齢が後者より若いからだろう。その結果、付加価値生産性が低い人に高い給与を払っている可能性がある。
ソフトウェアエンジニアのように需要が拡大する職種では、本来は報酬が増加して供給が増えるべきであるにもかかわらず、そうならず、人手不足が発生する。
これは高等教育での状況にも影響を与える。米国では、コンピューターサイエンスなど需要が増大する分野での学生が増え、その分野の専門家が増えるというメカニズムが働く。しかし、日本ではそのようなメカニズムが働かない。いつになっても、古い産業構造のための人材を教育し続けている。
、価格の調整をしていないので、量を調整できないのだ。職種別の需要の変化の違いに、本来は賃金で対応し、ひいては高等教育での専門分野の違いなどを変えていかなければならない。ところが、日本では賃金が変化しないので、そのような変化を引き起こすことができないのだ。
弁護士
弁護士の年収の現実は悲惨?年収が下落している背景と年収中央値・大手と中小の収入の違い
文系の花形職業としておなじみの”弁護士”ですが、ここ10年間で年収が大幅に減少していることをご存知ですか?この記事ではそんな弁護士の収入事情について、年齢ごとの推移や事務所の規模ごとなど様々な角度から
https://www.tsuushinsei.net/shikaku-hiroba/statute/60216#html
弁護士の平均年収は、2010年では1,271万円だったのに対し、2019年調査では729万円となり、この10年間で約4割も減少しています。
その背景には、2002年に国が始めた「法曹3000人計画」があげられます。
法曹3,000人計画によって毎年弁護士が1,000~2,000人のペースで増え続け、その結果、弁護士人口が2万8,789人から4万1,118人と1.5倍に増えてしまったのです。
当然の結果として供給が増えれば、希少性が失われ、弁護士の平均年収が大きく減少するという事態に至りました。
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小額しか支払いたくない客が多くいれば、低賃金労働者における人手不足が起きます。
この時、人手不足だからと言って賃金を上げて、賃金を上げるための原資として価格に転嫁した場合、小額しか支払いたくない客は買わなくなります。
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インフレは生活を豊かにするのか?-求められるインフレなき賃金上昇
インフレが物価高という名で生活苦をもたらしているのに、インフレを待望した「物価と賃金の好循環」を疑う声は高まらず実質賃金の下落が続いている。暮らし向きの改善には、賃金・所得の増加は必須だが、そのためにインフレは論理...
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=82890?site=nli
インフレが物価高という名で生活苦をもたらしているのに、インフレを待望した「物価と賃金の好循環」を疑う声は高まらず実質賃金の下落が続いている。暮らし向きの改善には、賃金・所得の増加は必須だが、そのためにインフレは論理的には必要はないし、逆に実際には暮らし向きを悪化させている。インフレと賃上げでは、優先すべきは賃上げであり、必ずしもインフレを先行させる必要はない。賃金は、企業・個人の業績によって決まるもので、インフレ自体では実質賃金の上昇は望めない。
インフレは生活を豊かにするのか?-求められるインフレなき賃金上昇
インフレが物価高という名で生活苦をもたらしているのに、インフレを待望した「物価と賃金の好循環」を疑う声は高まらず実質賃金の下落が続いている。暮らし向きの改善には、賃金・所得の増加は必須だが、そのためにインフレは論理...
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=82890?pno=2&site=nli
マクロ経済学でインフレにより景気が良くなり賃金が上昇する論拠とされるのがフィリップス曲線である。だが、フィリップス曲線では、インフレで名目賃金は上昇するものの、実質賃金は低下している。
インフレが価格の動きを活発化させ経済を再生させるとの議論がある。着目される議論だが、この議論では、日本では消費者の節約志向が強く小売店が値上げによる顧客離れを恐れ、値上げができないことが価格の動きを妨げデフレの元凶となったと指摘された。
インフレは生活を豊かにするのか?-求められるインフレなき賃金上昇
インフレが物価高という名で生活苦をもたらしているのに、インフレを待望した「物価と賃金の好循環」を疑う声は高まらず実質賃金の下落が続いている。暮らし向きの改善には、賃金・所得の増加は必須だが、そのためにインフレは論理...
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=82890?pno=3&site=nli
実質賃金の上昇のためには実質ベースでの付加価値の増加が必要であり、インフレは関係ない。
従業員個々人の賃金決定の原則(ミクロの原則)は、企業の業績と個々人の業績により決定されるものである。無論生活費の補償という点でインフレにスライドして賃上げが行われる必要はあるが、それはインフレにより目減りを補うものにすぎず、それではインフレを上回る賃上げ(実質賃金の上昇)は期待できない。