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第10話

第十話 溢れる涙
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2025/08/28 17:28 更新


ライム&ライオンペア


2人が隠れたのはグミの森の中だった。



ライオン
ライムさん、これからは静かにいきますよ。



ライム
は、はい!







ライム
(……やっぱりお姉たまはいつ見てもかっこいいですね。)


私は、何もわからない。何もできない。
服の着方も、大人っぽい話し方も何にもわからない。

よく思う。
私はお姉たまの足を引っ張ってばっかりなのではないか。

ほら、今も周りを警戒してる。

ライム
(私は…私のいる意味は……)





目を閉じて考える。
しかし、目を開けるとそこは別世界だった。


ライム
(どこもかしこも暗い紫色…)


私は、なぜか周囲が紫色の場所にいた。
ここがどこかもわからない。

ライム
(そうだ…!お姉たま!)

























ライム
(あれ…?)





ライム
お姉たまがいない……






マイ
またお姉ちゃんに頼ろうとしているの?

ライム



マイ
自分では何もしようとしてないよね〜
マイ
ねぇ、ライムちゃんはさ、邪魔なんだよ。




ライム
それ…は……



マイ
ライオンちゃん、ライムちゃんのせいでどれだけ時間無駄にしてるかわかってる?
マイ
邪魔なんだよ。ほら!




目の前にはさっきはいなかったお姉たまがいた。





『えぇ。そこの方の言うとおりです。』



ライム
ああぁぁぁぁ…




『あなたがいるせいで、私は上を目指せない。』
『本当なら、あなたを置いていきたいんですよね。』


ライム
そんな…お姉たまはそんな…こと…!




『その呼び方もやめなさい!!』



ライム
ご…ごめんなさい………



『あなたは我が家の汚点です。』






『もっとちゃんとしなさい!』

















ライム
ごめんなさい…ごめんなさい!!




ライオン
ライムさん!!
気がつくと、私はグミの森に戻っていた。


ライオン
はぁはぁ…大丈夫ですか…?


ライム
は、はい……






さっきのは幻覚だったんだ。

















でも、



本当にお姉たまはああ思ってないのだろうか。




ライム
お姉たま…ごめんなさい。
ライム
私…私!いつも足引っ張って!
ライム
私のせいで、上にいかせられなくて!









ライオン
そんなの、思っているわけないじゃないですか。

ライオン
私は、ライムさんのために強くなれた、ライムさんのおかげでこんな人間になれたんです。



ライム
お姉たま…





ライオン
ライムさん。二つ、約束です。

ライオン
一つ目は…自分のせいでなんて、言わないでください。


ライオン
二つ目は…


























ライオン
これが終わるまで、一言たりとも発してはいけません。
ライオン
…1人で。できますね?



私は全てを思い出した。
そうだ、そうだ。このアトラクションは…
大きな声を出しちゃ…ダメなんだ。



ライム
(お姉たま…私のせいで……!)





ライオン
……最後の、お願いです。







デミデミという声が聞こえた。
お姉たまはグミの森から抜ける方向を向いている。








ライオン
ありがとう…ライムさん。




お姉たまは竹刀を握りしめて、明るい外に出た。


しばらくして、カエルタマゴの口が開く音がした。









そして、そこらに咀嚼音が鳴り響く。


















私は、お姉たまにもらったかんざしを握りしめた。
喉から出てくる声をせきどめるために。















私は、ただひたすらに、静かに泣いていた。


こんにちは!
テンションがおかしい作者のシフォンです!
本当にごめんね!ごめんよライオンちゃん!!
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!


あら…?誰かの足音が…


ライオン
ここが脱落者専用の部屋ですか。
ライオン
あらダイゴロウさん。ご無事で何よりです。


ダイゴロウ
ライオン!

ライオンちゃーん!!
作者だよ!!!
マジで!ガチで!ごめんなさい!!

ライオン
いやぁ…ストーリー上の問題ですよね。
ライオン
わかってますよ。




ライオン様…!
(手をあわせ、拝む作者)


ごめんねぇごめんねぇライオン…


あぁぁぁ!!キリないんでもう終わらします!
ちなみに次回はダイヤ&アキペアの予定です!

見てくださりありがとうございました!!
次回も!お楽しみに!!

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