よくあるご質問(FAQ) ― 国連IOMについて

国際移住機関(国連IOM)は、人々の移動に関わる幅広い活動を行っています。人道的かつ秩序ある、すべての人々の利益となる移住の促進を目指す政府間機関です。

このページでは、国連IOMの役割や取り組みについて、よくいただくご質問にお答えします。


JICAアフリカ・ホームタウン」について

Q1. 国連IOMは、「JICAアフリカ・ホームタウン」の取り組みに関わっているのですか?
A1. いいえ。一部誤った情報がネット上に見られますが、国連IOMは一切関わりがございません。

 

JP-MIRAIとの覚書について

Q2. 2025年8月7日に署名された国連IOMとJP₋MIRAIとの覚書は、何を目的としているのですか?

A2. 日本への移住を増やす目的ではなく、すでに日本で暮らしている外国人労働者の権利保護と、公正で倫理的な採用の促進、関係者の理解促進、調査研究を目的としています。

 

国連IOMの目的と立場

Q3. 国連IOMは、国境を越えた「移住を増やす」ことを目的にしていますか?

A3. いいえ。国連IOMは「安全で、秩序ある、正規の移住」を目指しており、移民や移住自体の数を増やすために活動している機関ではありません。移民を受け入れるか否かはそれぞれの国が決定することであり、国連IOMは移動をする人々が安全で秩序ある、正規の移動ができるように、加盟国や移動する人々を支援することが使命です。

移住は適切に管理されることにより、移動する人々の受け入れ国・出身国の双方、そして移動する人々本人にとっても、さまざまな良い影響をもたらしうることが知られています。国連IOMは、移住が社会と移動する人々にとって望ましくない影響を与えないよう、適切な国境管理を行うための各国への支援や、安全で個人の尊厳を尊重した正規の移住についての情報提供や、危険を伴いかねない非正規での移動の防止のための啓発などの活動を行っています。

 

Q4. 安全で秩序ある正規の移住とはどういうことですか?

A4. 2018年に国連総会で採択された、「安全で秩序ある正規の移住のためのグローバル・コンパクト」(GCM)で定義されている移住の在り方です。移住する人々の生命・健康・人権・尊厳が守られ、国境管理や労働許可などの制度に則って適切に管理され、移住先の社会にも受け入れられる形で行われる移住を指します。さらに、移住先の国の法律に基づいたビザや在留資格を持って行う合法的な移住を意味します。

 

Q5. 国連IOMは特定の国や地域のために活動しているのですか?
A5. 国連IOMは国連の関連機関として、中立的な立場から世界中の国やパートナーと協力しています。特定の国や地域、組織の利益に偏ることなく、人々の命と安全、そして尊厳を守るために活動しています。


国連IOMの活動

Q6. 国連IOMは移動する人々(移住者・移民・避難民等)だけのために活動しているのですか?
A6. いいえ。国連IOMは国際的な人の移動(移住)の課題を扱う機関であり、移動する人々の支援だけにとどまらず、人々が移動する原因となる紛争や貧困などの課題の解決や、国境管理政策への支援を通して、その出身国や受け入れる地域のコミュニティも大切にしています。すべての人が安心して暮らせるような取り組みを積極的に行っています。

 

Q7. 活動地域はどこですか?
A7. 国連IOMは世界各地で活動しており、日本を含めたアジア、アフリカ、欧州、アメリカ大陸など多くの地域で事業を展開しています。紛争・災害時の人道支援から気候変動への対応、移住者や受入れコミュニティの保健、適切な移住管理に関する知見の共有まで、それぞれの地域やそこで暮らす人々のニーズに合わせて支援活動を行っています。

 

もっと知りたい方へ

国連IOMの沿革や活動については、以下のページもご覧ください。

国連IOMとは  https://japan.iom.int/who_we_are

活動 https://japan.iom.int/our_work

日本での活動 https://japan.iom.int/iom_Japan