「再生の道」石丸伸二氏 代表退任の意向 来月中旬に代表選考会

政治団体「再生の道」の石丸伸二代表は27日、都内で記者会見し、来月中旬に代表選考会を開き、自身は代表を退任する意向を示しました。

石丸氏は27日、都内で記者会見し、来月15日に党の代表選考会を開くことを発表しました。

代表選考会は都議会議員選挙と参議院選挙の候補者の中から立候補を募り、選考するということです。

そのうえで、新代表が就任する来月16日付けで自身は代表を退く意向を示しました。

石丸氏は「選挙の前後で代表を交代するとしていて、当初のスケジュールどおりのことで党を属人的なものにしないためだ」と述べました。

また、今後、党の運営には関わらないとした一方で「個人的には求められれば応援する。これからもなんらかの方法で政治には関与し続ける気持ちでいる」と述べました。

さらに、次の東京都知事選挙について、再び立候補する意向があるか問われたのに対して「有力な選択肢の一つだ」と述べました。

「再生の道」は石丸氏が代表となってことし1月に設立され、6月の都議会議員選挙、続く、7月の参議院選挙で候補者を擁立しましたが、いずれも議席を獲得することはできませんでした。

「再生の道」とは

政治団体「再生の道」は、ことし6月の都議会議員選挙では、党としての公約は掲げず、党の唯一のルールとして「2期8年」までの多選の制限を設けました。

候補者は公募で、面接の様子はYouTubeで公開されるなど異例の選挙戦術で注目を集めました。

そして、自民党と同じく最多となる42人の候補者を擁立しましたが各選挙区で苦戦が続き、すべての選挙区で敗れる結果となりました。

続く、参議院選挙では都議会議員選挙から一転して教職員の待遇改善などを公約に掲げ、東京選挙区に1人、比例代表に9人の、あわせて10人の候補者を擁立しました。

しかし、比例代表の得票率でも1%を切るなど支持は広がらず、議席を獲得することはできませんでした。

石丸伸二氏とは

「再生の道」の代表を務める石丸伸二氏は、広島県安芸高田市出身の43歳。

三菱UFJ銀行に勤めたあと、令和2年に地元・安芸高田市の市長選挙で初当選しましたが、去年7月の都知事選挙に立候補するため任期の途中で辞任。

無所属で立候補した都知事選では、YouTubeの配信などで急速に支持を広げ、その勢いは「石丸旋風」とも言われました。

その結果、現職の小池知事に次ぐ165万票余りを獲得し、全国的な知名度となりました。

その後、去就が注目されていましたが、ことし1月、都議会議員選挙にむけて政治団体「再生の道」の設立を発表し、自身は代表に就任しました。

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