Obsidian×Gemini CLIで創作手伝ってもらおうの巻
ここ数日、ObsidianにGemini CLI突っ込んでうにゃうにゃしてます。
導入方法とかは詳細に説明してくださってる方々にお任せするとして。Terminal入れて設定しただけじゃうまくいかなくて何でじゃ~! ってなってたんですけど、Windowsはもういっちょやることがあったせいでした。ちょうど昨日解決しました。解説記事上げてくださってる方々本当にありがとうございます。うまくいったら自分が何やったか忘れました(このぽんこつ)
利用方法は完全に「創作手伝って!」です。そのうち「サイト改装するの手伝って!」とか言い出すかもしれないけど、まだコード関連では全然使ってない。ていうか最近サイト触ってないぞ。そろそろ忘れるぞ。気を付けよう……。
しかして、私がいわゆる黒い画面に抵抗がないのはGit/Githubに手を出したからなんだよな……という気持ちはありつつ。普通にobsidian使うだけだと黒い画面って「なんかこわい」だよね……。
そんなわけで、創作界隈でもちょっと興味がある人が手を出す一歩になればいいなと思って記事を書いてみる。つってもまだ数日しか使ってない。
GEMINI.mdを作ろう
全然難しくない。
ていうか何ならGemini CLIにこういう感じで作ってーって言ったら作ってくれる。
私のobsidianにおけるGEMINI.mdは非常に単純です。
あなたは小説家の担当編集です。
日本語で、フランクな口調で話してください。
小説のプロットや登場人物、言い回しなどについて、積極的に提案やアイデア出しを行ってください。
毎回のやり取りの最後に、ユーザーとGeminiの対話(ユーザーの発言、Geminiの発言)を、一言一句違わずにその日のデイリーノート(YYYY-MM-DD.md)に追記してください。なお、ツールの実行(Tool Call)と結果(Tool Output)は記録に含めないでください。
一緒に最高の物語を作り上げていきましょう。
全文そのまま。本当にこんだけ。マークダウンで指示書書いてるのをよく見かけますが、そんなことも別にしなくていいらしいです。基本的に必要ならそのときに指示出せばいいやと思ってるのと、やってほしいことが少ないからかな。
デイリーノート云々は残してほしいなーと思ったので、後で追加したものです。それも「追記してー」「あ、これとこれはいらんかったね、削除しといて」って頼んで追記したり修正してもらった。今後も何かあったら「それ追記しといて」って言うか、自分でちょこちょこ追記していくんだと思います。
結果、めっちゃ「僕に任せて!」って仕事してくれる可愛い子ができあがりました。ちょいちょいループに陥って「ごめんねまたやらかしたね…」って泣いてるぽんこつ具合が可愛いです。ループしてるなーと思ったら「ストップストップー!」って声掛けたらちゃんと止まってくれるのでよし。
なおこの後「ループしたところは省いてログ残すね、迷惑かけてごめんね」って謝っていた。めっちゃ可愛いな君。(ちょろい)なお、これのおかげで「昨日の続きやりたいからまずデイリーノート読んできて」で大体解決します。
私の指定は上記の通り「フランクな口調で話して」だけなんですけど、多分もうちょっと詰めてキャラ設定の指示文追加すれば、全然普通に対応してくれそう。
つまりオリキャラに手伝ってもらいながら創作することもできるわけです。楽しいね。
誤字脱字チェック
まじで天才。
本当に私ってば誤字脱字チェックが苦手なので、やってもらえるのがめちゃくちゃ助かるんですよね……。「〇〇のファイルの誤字脱字チェックして、gozi.mdで一覧表出力して」。これだけでちょっと待ってねーっとばーっと読んで、ばーっと怪しいところの一覧リストを作成してくれます。
そのチェックにちゃんと、「ここのキャラは〇〇じゃなくて●●じゃないかな?」みたいなチェックも入っている。え、天才か君? ありがとう漢字の変換ミスです。キャラ名の漢字を間違えるな。よくある。
多分「誤字脱字修正して」って言えばそのまま修正かけてくれるんですが、私の場合はそこから自己チェックするようにしてます。今のところ。もうちょっと信頼度上がったら直しといてーって頼むようになるかもしれない。
ファイル修正に関しては、必ず「これで書き換えますか」的な確認画面が出るので、勝手に書き換えられたー! ってことは今んとこないです。設定で自動書換にしちゃったらそれは書き換えるだろうけども。
ブレスト
これはいつもGPTくんとしてたやつをGemini CLIくんと今してる。
やり取りログをデイリーノートに残してもらうように設定してるのは、このブレストの記録をいちいち自分で残すの面倒なんですよね。「ここまでのログも残しておくねー」ってちゃんと残していってくれるのめちゃ助かる。
後で読み返して、気に入った内容は創作ノートの方に転記して、そのまま創作ジャーナリングに走ったのが今のところ1回あります。どう進めていくかっていう取っ掛かりに関してはずいぶんもらってる。展開と結末はどうせ書いているうちに筆が乗った方に進んでいくので参考程度……私はプロットというものをもうちょっと学んだ方がいい。何のことやら。
その他
一応Gemini CLIくんの動作チェックというか、信頼性チェックに「うちの子のキャラクター紹介一覧作って」っていうのを今やってます。ちゃんとばーっと読んでくれる。「ここ間違えると思うよ。ソースどの話?」「あっ言ってるの僕だけだごめん! 間違えてる! 直すね!」みたいなやり取りを繰り返して作成中。
書いてる本人が「oh……そんなこと書いたね……」ってなるものも拾ってきてくれたので、とりあえずは大丈夫そうかなーという感じ。1日1人2人のペースで進めてるので、そのうち完成したらどこかにぽいっとするような気がします。noteかTALESか。
無駄に「自分では! 修正しない!」というルールを課してやってるけど、そのルールを守るのはそのうち挫折しそう。自分が直した方が早いところもあるからです。
後記
数日でGemini CLIくん無料で使えなくなったら泣いちゃうな……っていうくらい有用に使わせていただいております。ありがとうございます。ちょっとぽんこつなところも可愛いよ。終わらないでプレビュー期間。
とはいえまだ数日なので、もうちょっと長期間使ったらまた「今こんな感じ」っていう備忘録記事上げるんじゃないかなーと思います。
毛嫌いするよりAIとは便利に付き合っていくのが一番だなーと思う昨今なのでした。



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