書類送検されたのは、富山市に住む、38歳の短大生です。
警視庁によりますと、短大生は、去年、転売サイトを使って東京 千代田区の帝国劇場で上演されていたミュージカルの電子チケットなど合わせて3枚を、正規の価格の1.4倍ほどの合わせて7万5000円で静岡県の女性など2人に不正に転売したとして、チケット不正転売禁止法違反の疑いがもたれています。
短大生は調べに対し、容疑を認めているということです。
短大生はほかにもサイトで不正な転売を繰り返し、ことし5月までの3年近くで、およそ150枚のチケットを転売し、300万円を超える利益を得ていたとみられるということです。
チケットの不当な高額転売が相次いだことなどから2019年6月に「チケット不正転売禁止法」が施行されて以降、警視庁が電子チケットの不正転売で検挙するのは初めてだということです。
帝国劇場上演の電子チケットなど不正転売か 短大生を書類送検
東京 千代田区の劇場で上演されたミュージカルの電子チケットなどを転売サイトで不正に転売したとして、富山市の短期大学の学生が書類送検されました。警視庁が電子チケットの不正な転売で検挙するのは初めてで、短大生は、転売を繰り返して300万円を超える利益を得ていたとみられるということです。