【通期パス・夏パス使用者向け】 万博チケットの「まとめて予約」機能を用いた3日前先着予約の簡略化アクセス方法について
はじめに
大阪・関西万博のパビリオン予約、特に3日前先着予約は、熾烈な争奪戦です。
0:00を過ぎてすぐにアクセスしても、数秒遅れるだけで希望の枠が売り切れてしまうことも。
その中で、家族や友人など複数人分のチケットを予約しようとするときに大きな障壁となるのが、「まとめて抽選・予約に申込む」機能の操作です。
今回は、その操作を劇的に短縮・簡略化できる方法をご紹介します。
まず、3日前先着予約が開始する0:00より前にチケットの紐付けをすることはシステム的に不可能です。そこで、0:00後にチケット紐付けをする中で、今私が知っている中で最も所要時間が短いものを紹介します。
(8/14 最新)
通常の操作、何が時間をロスするのか?
まず、3日前先着予約は次の流れで進行します:
0:00にトップページの3日前先着予約ボタンをクリック
チケット選択画面へ
予約に使用するチケットを選択し、選択したチケットで申し込む
パビリオン検索画面で検索を押す
在庫のあるパビリオンを選んで予約
このステップ3(チケット選択)で、別の万博IDが所持するチケットも予約したいという人が「まとめて抽選・予約に申込む」機能を利用すると、以下のような手順を踏むことになります:
別のチケットIDを入力
「追加」ボタンをクリック
チケット一覧に追加されるのを待つ
自分のチケットと一緒にチェックを入れる
検索へ進む
この操作、特に画面遷移の必要数が多く、その間に在庫が消えるという悲劇が起きがちです。
解決策:パビリオン検索画面まで進み、URLに直接IDを追加する
実は、パビリオン検索画面に進んだ後のURLには、現在選択中のチケットIDが含まれています。
このURLの末尾に、他の万博IDで管理しているチケットのIDを付け足すことで、わざわざ「まとめて追加」操作を行わなくても、そのまま予約対象に含めて検索を行うことが可能になります。
URL構造について
パビリオン検索画面のURLは、概ね次のような構造になっています:
https://ticket.expo2025.or.jp/event_search/?id=XXXXXXXXXX&screen_id=108&lottery=4&entrance_date=2025MMDD
ここで、"id="の部分が、予約に使うチケットIDを示しています。
例:自分のチケット(チケットID:XXXXXXXXXX)のみ
https://ticket.expo2025.or.jp/event_search/?id=XXXXXXXXXX&screen_id=108&lottery=4&entrance_date=20250810
例:自分のチケット(チケットID:XXXXXXXXXX)+家族のチケット(チケットID:YYYYYYYYYY)を予約したい場合
https://ticket.expo2025.or.jp/event_search/?id=XXXXXXXXXX,YYYYYYYYYY&screen_id=108&lottery=4&entrance_date=20250809
このようにして、直接URLのIDを、","で区切って複数のチケットIDにしてアクセスすることで、事前にまとめた複数のチケットで一気に検索画面へ入ることが可能です。
操作手順まとめ
自分の万博IDに含まれるチケット(1枚以上)で通常通りパビリオン検索ボタンの前まで進む
表示されたURLの中の"id="の部分に、他のチケットIDを途中にカンマ(",")を挟んで追加
そのままEnterキーで再読み込み
予約対象チケットに他人のIDも含まれた状態でパビリオン検索が可能!
補足
事前にURL全文を取得しておいて、それをコピーして0:00を待機し、URL全てに対してペーストをすることも可能で、こちらの方が操作精度に依存しにくく、おすすめです。
具体的なURL
https://ticket.expo2025.or.jp/event_search/?id=XXXXXXXXXX&screen_id=108&lottery=4&entrance_date=20250810
"id="の部分を、所持しているチケット(別の万博IDに登録しているものも含む)に変更する。2枚以上使用するので、2枚の間はカンマ","で挟む。
例: id=XXXXXXXXXX,YYYYYYYYYY,ZZZZZZZZZZ"entrance_date="の部分を来場する日付(YYYYMMDD)に変更する。
例: entrance_date=20250810
注意: 3日前先着予約の場合は、予約をする日ではなく、来場予定の日。
他には、有志の方が作成した、URL自動生成ツールも存在します。
使い方は、チケットID、入場日、予約種類を選択して、生成するだけです。オプションとして、検索ワードの指定や、パビリオン・イベントの選択も追加したURLを生成できます。今回の場合では、予約種類で3日前先着予約を選択して、生成してください。
また、イベントを直接指定する項目がありますが、ここでパビリオンを選択してもセッションが異なるせいで、今回の方法の画面ではエラーが発生するので、使用するのは検索ワードと絞り込みタイプだけにすることをおすすめします。また、ツールの使用が不安な方は、上記の方法で手動でURL取得を行ってください。
作成者: じゅーかきんさん(Twitter: @zyuuuukak1n_D2)
以上のように変更を加えたURL全文を0:00前に用意し、クリップボードにコピーしておくことで、0:00過ぎに素早い操作が行いやすくなります。
実際に使うときの動き
事前に、自分と家族のチケットIDをメモしておく
予約開始時間になったら、自分のチケットだけでまず「検索」まで入る
入った瞬間にURLを編集して、他のIDを付け足して再読込
複数チケットをまとめて予約できる状態になるので、検索を押す
注意点と補足
当日予約においても使用することができますが、その場合、URLの中の"lottery="の部分を、5にして使用してください。
この方法と同様に、別の万博IDに登録しているチケットのみを選択しても、通常通りパビリオン検索画面の読み込みには成功しますが、以下の画像のようなエラーが発生します。予約に使用するチケットが1枚以上登録してある万博IDから、その万博IDに登録されたチケットを含めて予約を行ってください。
現時点(8月14日)では有効です。
この方法は外部ツールや通信改ざん等を行うものではありません。
また、システムの変更により将来的に使えなくなる可能性もあります。
入力ミスがあるとエラーになりますので、チケットIDは正確に入力してください。
通信状況、サーバーの状況などにより、他の理由でエラーが発生することがあります。その場合、もう1度パビリオン検索画面でURLをペーストする必要があるので注意してください。
基本的に自己責任でご利用ください。何か問題が生じても、筆者は責任を負いません。
コメント
3こちらで作製したURLを貼ってもチケット一覧に飛ばされてしまいます. URLが悪いのかと思い, 実際に手動で選んだURLを貼っても同様でした. すでに公式で対策されてしまった可能性はありませんか?
可能性が無いと言えば噓になりますが、対策の優先順位として低いものかと思います。
セッションは正しく得られてますか?
セッションを正しく得られた際のURLでも同様なので, URLを直接うつとダメなように仕様が変わったのかと思いましたが, 違いますでしょうか.