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小林よしのり
2025.6.19 07:11日々の出来事

一日4食が悟りの境地

老いとは不思議なものである。
0時に寝たら、すぐ熟睡して、朝5時には起きてしまう。
小便が溜まるから、トイレに行かざるを得ず、いったん
起きたらすぐ仕事を始めてしまう。

5時に起きて仕事をすると、6時には腹ペコになる。
そこでカップ麺を食おうとすると、妻が貞子みたいに
起きてきて、無理矢理、朝食を作り始める。
料理に30分はかかるから、空腹に耐えて待つ。

わしは空腹になると、貧血になり、まったく頭脳労働が
できなくなる。
ぼ~~~~~っとしてしまって、生産力が激減する。
生産力激減では、起きている意味がない。
空腹は大嫌いである。

空腹を我慢するのが大嫌いで、おやつを食っていたが、
最近は「たこやき」や「カツサンド」など、軽いものを
食うようになった。

すると、ほとんど一日4食になってしまい、その方が
コンディションがいい。
そうだったのか!
一日3食はわしの身体にあっていない!
一日4食だったのか!

一日4食にしたら、少し痩せてきて、あごの肉がなくなり、
腹の肥満肉が減少してきて、軽やかになった。
70代でようやく分かった。
一日4食が体にはちょうど良かったのだ。
これは人生の終わりに到達した「悟り」だな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第125回

第125回 令和7年 9/7 SUN
14:00〜17:00

テーマ: ゴー宣DOJO「政局と愛子天皇」(ゲスト:森暢平氏)

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