“カミソリの刃を飲んだような喉の痛み”は本当か!? コロナの新変異株・ニンバスの実態 臨床医師が徹底解説
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「通常のかぜと同じような症状」
ニンバス感染者の診断・治療にあたってきた藤田医師はその“威力”をこう分析する。 「ニンバスは感染力の強いオミクロン株の、さらにそのまた変異株ということで、感染力はものすごく強い。ただその反面、患者さんの症状を見る限りでは弱毒化しているようです。私はこれまで、ニンバスに感染したと思われる患者さんを50人以上見てきましたが、多くは通常のかぜと同じような症状でした。喉の痛みを訴えているのは、ニンバスに感染した患者さん全体の3分の1に過ぎません」 メディアなどで強調される“カミソリを飲んだような喉の痛み”という症状については、 「私が見た限りでは、そのような症状を訴える患者さんは一人もいませんでした。これまでの診察の経験から自信を持って言えることですが、“カミソリの刃を飲んだような喉の痛み”という報道は、実際の臨床とものすごく乖離しています。ニンバスの症状は軽いものであり、恐ろしく危険なウイルスである可能性は100%ありません」(同) 8月28日発売の「週刊新潮」では、治療薬の使用およびワクチン接種の「費用対効果」などを含め、複数の専門家の解説に基づき「ニンバスの真実」について4ページにわたって特集する。
「週刊新潮」2025年9月4日号 掲載
新潮社
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