トランプ氏、ウクライナへの米地上軍の派遣否定 再侵攻の防止めぐり

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ワシントン=下司佳代子
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 トランプ米大統領は19日、ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、ウクライナの安全確保に米軍の地上部隊は派遣しない考えを改めて表明した。欧州各国が地上部隊を派遣する場合、米国の空軍力を生かした側面支援に回る可能性を示唆した。

 米FOXニュースの電話インタビューに応じた。司会者から、ウクライナの国境を守るために米地上軍の派遣はしないと約束できるか、と問われ、「私が大統領として約束する」と回答。ウクライナの安全保障に関して欧州各国には「地上に兵員を派遣する覚悟がある」とし、その場合に「我々は特に空から彼らを支援する用意がある。我々のような装備を彼らは持っていないからだ」と語った。防空システムの提供やドローン無人機)による監視、欧州の兵士の輸送などが考えられるが、具体的な内容には踏み込まなかった。

 トランプ氏はホワイトハウスで前日にウクライナのゼレンスキー大統領や英仏独伊の首脳らと会談した際、ロシアによるウクライナ再侵攻を防ぐための「安全の保証」を与えると表明していたが、詳細には触れていなかった。

 英仏などは戦後のウクライナ…

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この記事を書いた人
下司佳代子
アメリカ総局|米国の外交・防衛
専門・関心分野
国際報道
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    服部倫卓
    (北海道大学教授=ロシア・東欧)
    2025年8月20日16時20分 投稿
    【視点】

    陸ではなく空の貢献をという方向になっているわけだが、トランプ大統領の口ぶりからすると、あまり深いコミットは期待できそうもない気がする。 おそらくは、米国の防空システムを提供し、その費用は欧州に負担させようとするのではなかろうか。要するに、実

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