カナダ首相、停戦後のウクライナへのカナダ軍派遣「排除しない」

ニューヨーク=田中恭太
[PR]

 カナダのカーニー首相が24日、ウクライナの首都キーウを訪問した。カナダメディアによると、カーニー氏は現地の記者会見で、停戦後のウクライナにカナダ軍を派遣し、ウクライナに対する「安全の保証」に協力する可能性を否定しなかった。

 カーニー氏は「安全の保証の核は強固なウクライナの軍隊だが、支えが必要だ」とした。その上で「我々は同盟国やウクライナなどとともに、陸、空、海における(ウクライナの)安全の保証の具体的な方法について検討を進めており、部隊を駐留させることも排除しない」と述べた。

 安全の保証への関与で米軍の地上部隊派遣をしない考えを示している米国については、「諜報活動やその他の支援」で関与できる可能性があると触れ、「トランプ大統領の前向きな姿勢を歓迎する」と話した。

 カーニー氏は、ウクライナに対するドローン製造の支援や、弾薬や装甲車の提供などについても発表した。

 カーニー氏は24日のウクライナの独立記念日に合わせて訪問した。3月に首相に就任して以来初の同国訪問だった。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
田中恭太
ニューヨーク支局
専門・関心分野
国連、米国社会、国際情勢、裁判、独占禁止法
  • commentatorHeader
    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2025年8月27日11時15分 投稿
    【視点】

     第二次世界大戦後、ソ連の支配を嫌って、西ウクライナのガリツィア地方を中心に、数十万人がカナダに移住しました。その人々の多くがウクライナ人としてのアイデンティティーを維持し、ウクライナ語を話します。  カナダで最も話されているのが英語、2

    …続きを読む
ウクライナ情勢

ウクライナ情勢

2022年2月24日、ロシアがウクライナへの侵攻を開始しました。国際社会の動きや、現地の様子などのニュースをお伝えします。[もっと見る]