市立甲府病院で7年前に医療事故 甲府市が家族に和解金支払う

甲府市は、市立甲府病院で7年前に肝臓の手術を受けた70代の男性が手術中に亡くなる医療事故があったと明らかにしました。
市は男性の家族に和解金として3500万円を支払ったということです。

これは甲府市の樋口雄一市長が、26日の会見で明らかにしました。

甲府市によりますと、7年前の平成30年1月、市立甲府病院で県内に住む70代の男性が、肝臓がんを治療するため肝臓の一部を切除する手術中に出血が続き、血圧を保つことができず死亡したということです。

病院側が事故調査委員会を設置して原因を調べたところ、執刀した医師にミスはなかったという結論で、家族側は病院側に過失があったとして賠償を求める訴えを起こしていました。

その後、市が3500万円を支払う和解案が裁判所から提示され、先月、双方が合意したということです。

病院側は男性の家族に書面で謝罪するとともに、専決処分で3500万円の補正予算を決定し、先月末に和解金として支払ったということです。

樋口市長は「亡くなられた患者様と家族に心から哀悼の意を示したい。そして、今回のことを教訓に医療従事者の安全に対する意識を徹底したい」と述べました。

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