25日午後2時10分ごろ、横浜市戸塚区の小雀浄水場で、太陽光パネルから出火しているのを除草中の作業員が見つけ、市職員が119番通報した。太陽光パネル(縦約44センチ、横約98センチ)約10枚が焼損、けが人や市民給水への影響はなかった。市水道局が出火原因を調べている。
同局によると、ろ過池への異物混入を防ぐふたの上に太陽光パネルを6240枚設置しており、このうちの約10枚が焼けた。昨年1月の定期点検の際には、問題はなかったという。
消火活動による飲料水への影響を防ぐため、一部ろ過池の運用を停止。同浄水場の今西俊裕場長は「太陽光パネルが出火しないよう、適切な再発防止策を講じる。ご心配をおかけしてしまい申し訳ない」と話している。