味の大王と日糧がコラボ カレーラーメンで総菜パン
パン製造大手の日糧製パン(札幌市)は、苫小牧市のラーメン店・味の大王(総本店・植苗)が監修した総菜パンを販売している。「ずっしり 味の大王カレーデニッシュ」(140円)と「味の大王チーズカレーナン」(162円)の2種類。今月1日から約2カ月間の期間限定で、道内と青森県内のスーパー、コンビニエンスストアなどで販売している。 いずれも味の大王の人気メニュー「カレーラーメン」との連携商品。デニッシュはスパイスを利かせたカレーと、ほんのりと甘いデニッシュ生地を組み合わせた。チーズカレーナンも、複数のスパイスをブレンドしたカレーにチーズを入れ、ナンの生地で包むことで「チーズカレーラーメン」をイメージした。 カレーラーメンをパンで連想させる商品に、味の大王の中江友紀社長は「デニッシュ生地とカレーの組み合わせは何度でも食べたくなる味わい。ナンのもっちりした食感もチーズカレーとよく合っている」と太鼓判。日糧製パンマーケティング業務部マーケティング課の木田浩平さん(36)も「ナンは電子レンジで軽く温めるともっちり感が増す」などとアピールする。 同社と味の大王の連携商品は、21年に始まり、今回で4回目。両製品とも4万個の製造を見込んでおり、木田さんは「味の大王とのコラボ商品は例年、胆振地域で人気が特に高い。売り切れ次第、増産する」と話している。
苫小牧民報