内閣支持率“急上昇”のワケ 「参院選は首相の責任大」自民支持層は39%のみ 「1人のせいに…」嫌気?【#みんなのギモン】
そこで今回の#みんなのギモンでは、「石破内閣の支持率 なぜ急上昇?」をテーマに解説します。
矢岡亮一郎・日本テレビ解説委員
「7月の参院選の後、自民党内には石破おろしの動きもありますが、最新の世論調査(※)は相反する結果となりました」
「石破内閣の支持率を示したグラフがあります。参院選直後の調査では『支持しない』が67%と高く、『支持する』が22%でした。最新の結果では『支持しない』が50%と17ポイントも下がりました。『支持する』は39%で、前回に比べて17ポイント上がりました」
「同じ内閣での17ポイント上昇は、調査方法は異なりますが、2002年に当時の小泉首相が北朝鮮を訪問した直後の上昇幅に次ぐものです」
斎藤佑樹キャスター
「石破総理には逆風が強いのかなと思っていたんですが、上がってきましたね」
鈴江奈々アナウンサー
「この17ポイントの上がり方というのは結構驚きですよね」
矢岡解説委員
「正直私も、この数字を最初に見たときにかなり驚きました。目を疑いました」
矢岡解説委員
「なぜこんなに増えたのか。自民党の元幹部職員で世論の動向にも詳しい久米晃さんは『石破内閣にとって最近いい露出が多かった』と言います」
「7月の世論調査は、参院選直後の21日と22日に行われました。この翌日、日本にビッグニュースが入ってきました。トランプ関税の合意ですね」
「当初の25%から15%に引き下げとなりました。そして8月5日にはコメの増産をする方針を打ち出しました。今回の調査でもこのコメの増産には、実に86%の人が支持をしています」
「その後8月6日、そして9日の広島と長崎での挨拶は、被爆者の短歌を引用するなどして評価をする声も聞かれました。そして終戦の日も『反省』という言葉を13年ぶりに使い、石破カラーを打ち出しました」
森圭介アナウンサー
「こう見ると(不支持率が)17ポイント下がった理由が何となく理解もできますし、SNS上でもかなり話題になってましたもんね」
矢岡解説委員
「お盆の間に株価が史上最高値を更新したので、これも要因として挙げられますよね。下旬はアフリカ開発会議(TICAD)共同議長を石破首相が務め、34カ国のトップと会談を重ねました」
「そして極めつきが23日の日韓首脳会談。17年ぶりの日韓首脳の共同文書が成果となりました。笑顔でいい雰囲気で会談をしました。李在明(イ・ジェミョン)大統領は対日強硬派とみられていましたが、外交関係が前に進みました」
「今回の世論調査は24日までやっています。こういった成果とも見える(一連の)ことが世論調査に反映された、急上昇につながったという見方もできると思います」
「石破首相周辺は、この1か月の出来事を『マイナスのポイントがなかった』『石破首相らしさが出せた』と振り返っています」