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VTuber・儒烏風亭らでんインタビュー。美術の楽しさを多くの人に届けるその偏愛はいかに生まれたのか【3/3ページ】

アートの楽しみをより多くの人に

──今年6月にリリースされたパズルゲーム『ピクロス™ 儒烏風亭らでんがご案内!ピクセルミュージアム』(ジュピター)についてもうかがいたいです。企画はどのように始まったのですか?

 最初は「らでんさん、ゲームやりませんか?」と軽く声をかけられただけだったので、最終的にこんな大きな企画になるとは思っていませんでした。ゲームの制作会社さんが私の配信や動画をよく見てくださっていて、そこで扱ったことのある作品や関連する題材をピックアップし、最終的に私が選んだものをパズルに落とし込んでいきました。

 完成したら本当に素晴らしいゲームになっていましたし、このゲームをきっかけに美術や美術館、日本の伝統文化や落語などにも興味を持つ人が増えると嬉しいです。じつはピクロス(ピクチャー・クロスワード)をやったことがなくて、純粋にハマってしまい、手にした初日は寝不足になってしまいました(笑)。

──最後に、らでんさんにとって芸術とは何か、教えていただけると嬉しいです。

 ひとことで定義することが難しいからこそ、私は芸術が好きなんだと思います。日々、新たな芸術のかたちが模索され、それまでの歴史をまとめたり、さらにそれを批判的な立場から壊してみたり、といったたくさんの人たちの営みが芸術を成り立たせている。つねに変動していて不定形だからこそおもしろいんです。

 ひとつの答えが決まっているのではなく、つくる人、携わる人、そして見る人によってかたちや言葉が紡がれてきたからこそ、私にとってはすごく魅力的です。これからも、その魅力を伝えるお手伝いができたらいいですね。

編集部

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