問題なのは「お子さんのかかりつけクリニックが医師会に加盟していない場合、同じワクチンを高くかかりつけで接種するか、行ったこともない医師会クリニックを初診してワクチン接種する」という選択肢を行政が狭くし、公的な側面の強いワクチン価格を医師会員にのみ助成するいびつな行政になっていることです。補助金を医師会が補填するのは構いません。ですが実際は我々が納めた税金で医師会加盟クリニックに対する公的助成が行われ、その理由が公正な取引でなく「これまでの慣例に従う」という理由しかない事です。日本医師会では予防医学による医療費の削減など成しえません。