医薬用外劇物のホルマリン液を紛失 職員「誤って廃棄」山形大学医学部付属病院で
山形大学医学部付属病院で、病院が保管している医薬用外劇物に指定されている薬品が紛失していたことが分かりました。
紛失したのは標本を作成する際に使われる「ホルマリン液」で、7ミリリットル入りの瓶1本です。大学の説明によりますと、8月21日の午後4時ごろ、山大付属病院の光学医療診療部に所属する看護師が、保管されているホルマリン液の瓶の本数と管理簿に記載された数が一致しないことに気づきました。関係する部署や廃棄物などを調べましたがホルマリン液は見つかりませんでした。ホルマリン液は皮膚に触れると炎症を起こしたり飲み込むと呼吸困難に陥ることがあるなど毒性が強く、国は医薬用外劇物に指定しています。流出の可能性がある場合は警察などに届け出る必要があり、大学病院は22日、警察と山形市保健所に紛失を届け出ました。
その後、25日に職員などに改めて聞き取りを行ったところ、職員の一人が「誤って廃棄した」と証言したということです。廃棄したとされる瓶は、すでに回収業者に渡ったとみられています。
大学病院の土谷順彦院長は「紛失したことを心よりお詫び申し上げます。毒物や劇物、化学物質の管理方法を職員に周知徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。