※タイトルとは違う内容が半分くらいのボリュームで混ざっています。具体的にはAQUA以外のメーカー製品に見受けられる頭悪そうな設計についてです。ほんとやめてほしい、わたしは買ってないけどね。
SANYOは社が無くなって13年も経つのに今までSANYO製を使ってることからわかるように悪くなかった。後継機がいいと思ったんですが、社も替わり、旧機とは15年以上タイムラグがありますから移籍した社員のうち年嵩のほうは退職してしまっただろうし、製品に直接のつながりはなかったです。
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操作パネルは全然違うけどユーザビリティの劣悪な感じは似てる
ここにはAQUA洗濯乾燥機の際立つ特徴について、他のメーカーや洗濯機クリーニング業者さん、他のユーザーさんが言及しないことも書いています。
水平ドラム
水平ドラムのおかげで高さと手前奥のサイズが抑えられてるのと洗濯もの同士が絡まったままカチカチだったりジーンズ裾ねじねじ乾燥ってのがないのが他社製と比較した最大の特徴。とはいえサイズに関しては確かに小さくはあるものの最重。600角の排水トラップ付き洗濯パンに収まるかどうかだけならパナソニックの幅655ミリでも横出しの排水ホースを下出しに繋ぎ変えれば本体幅は610ミリです、参考までに。
ヒートポンプユニットが一体として取り出せない
AQUA DX12Rはヒートポンプユニットの交換が実質できません。熱交換器は筐体の一番上にあり、一番下に設置しているコンプレッサーと銅管ろう付けでつながっていますからユニットとして取り外して交換できるように考慮されてはいませんがそれはすなわちパナソニック製のように早期にヒートシンクに糸くずやほこりを詰まらせない自信があるからだと思います。パナソニックみたいに楽天やヤフーショッピングで部品が流通してたりも無いですしね。
排水循環ポンプがない
画像はAQUAの排水フィルターが収まる部分の筐体内部側を床下から撮影していますが、他社製品ではここに循環ポンプがあり、排水を洗濯槽にくみ上げ扉側から噴射する演出を行っています。そう、水流がよく見える場所だからからくりのアピールに使いたくなるわけ。ちょっと金掛かってる公園池の噴水みたいなもんです。
おそらくAQUAでは演出のための排水循環噴水をやめ、洗濯槽に入れるのは上水だけにしてますね。取説に目を通しても循環はなさそう。扉樹脂の着色を濃くして中が見えにくくすらしてるので視覚的な演出する気などなさげ。
他社で排水フィルターに繋がる循環ポンプからあげる排水はどういう水質でどこにいくのか?
一般に洗濯乾燥機の排水フィルターにたまるものは洗濯の糸くずよりむしろ乾燥経路の糸くずやほこりのほうが多いですし、洗濯中は排水弁を閉じていて排水フィルターは完全水没状態の荒いザルなわけでひっかかる糸くずはほんのわずかで大部分はポンプへと通り抜けてしまいます。そんなもんを吸い上げて狭いすき間を流しノズル噴射で洗濯槽に戻すなんて頭おかしいですよね。それに起因する詰まり不具合をあえて起こすことで「排水フィルターをあまり掃除しなかったり石鹸洗剤を使っちゃうようなズボラなユーザー」のスクリーニング機能として使ってるのか、不具合を早めに起こすことで定期的にサービスを訪問させて点検することでもっと重大なトラブルを回避するためなのでは?とすら。
乾燥は洗濯の後なので乾燥の糸くずホコリは排水フィルターに溜まってないのでは?と思うかもしれませんが、パナの場合熱交換器の上流面の糸くずホコリについては次の乾燥の前にお気持ちばかりのちょろちょろシャワーで洗浄しており毎度フィルターを清掃する人の機械なら排水フィルター→循環ポンプを経由して洗濯水に回る乾燥糸くずほこりはほぼ無い。AQUAでは乾燥フィルターの上流にある乾燥フィルター自動洗浄が次の洗濯の前に作動しシャワーとワイパーで掃除する仕組み。パナの場合毎回排水フィルターとそれが挿してある筒部分を清掃していれば生物学的には汚染されてはいないが、現在進行形で洗濯しているものに付いていたよごれや糸くずホコリを循環させている状態です。メーカーでは「週1回程度の清掃」と指示しており周辺が腐るのは必至。循環させないAQUAでも毎度の洗濯工程だけみれば洗濯ものに付いていたよごれは糸くずホコリと一緒に洗ってるのは同じです。
洗濯物についていた糸くずホコリを含む排水を循環させてどこを通るの?という問題が浮かび上がります。
洗濯槽内側の細い循環流路に糸くずホコリが詰まります
パナソニックのは扉のすぐ内側に位置する脱水受けカバー内側に噴射ノズルがあり、排水フィルターの世話をサボるとノズルと循環流路が糸くずやホコリで詰まり堆積。フィルターの世話をサボってなくても、毎回の洗濯ものに付着していた糸くずホコリが細い循環流路を通してるのでだんだん蓄積してしまうことになります。流路を構成している薄い樹脂パーツが詰まりで膨らんでしまい、回転するドラムと接触して音が出て削れ、最後には穴が開き…
溜まった糸くずやほこりは乾燥工程で乾かされほぐれてダクトを通過してヒートポンプに吸い上げられます。その水が生物学的に汚くなるのはズボラな人の機械…でなくメーカー説明が週1回程度の糸くずフィルターの清掃を支持してるわけで、ユーザーは悪くなくメーカーで腐らせる責任被る気まんまん。排水フィルターにひっかかった糸くずを放置してるとカビ混じりでネットリぷーんになり、糸くずホコリが循環流路に固まりで付いてると芯まで乾燥せず生物学的に醸されていきます。
メーカーもちゃんとわかってるはず、説明書に循環ポンプを使った泡洗浄に関しては神社のおみくじでもまだ意味のあることを書いてるやろというような、
泡洗浄
洗剤を泡立てることで、
高い洗浄力を発揮します。
しか書いてなくて「詳しくはこのページへ」という>>p.* というのもなし。つまり循環ポンプoffでの洗濯はできないようです。おそらくこの構造を採用した人が会社で偉くなっていて忖度遠慮で変更不可、大改変するならばそのお方が退職してから、という縛りなのかと。
「縦型洗濯機で導入した例のいかにも洗濯してる演出が好評だからドラム式洗濯乾燥機でも演出よろしく」「いやでも縦型なら洗濯槽の回転遠心力を利用して水流を作れるけどドラム式洗濯乾燥機だと水が少なくて、ポンプを空打ちさせずに吸い上げれる水量がある場所となると排水フィルターのとこしか無いです、それでもやりますか?」「やれ」
ちゃんと説明しようと加筆していくほどこんなの作って売ってるメーカーはバカじゃないの、です。その対策が根本的改良ではなく、部品交換を容易に、かつ部品交換費用をリーズナブルに設定する方向性なのが…すごすぎる…このくらいにしておこう買ったわけじゃないから貶す資格ないし。
ズボラユーザーがメンテサボりや洗剤選びで下手こくとすぐヒートポンプの熱交換器付近が詰まるパナソニックの洗濯機メンテのプロ界隈での評判はどうかというと洗濯乾燥機クリーニング業者には大好評、絶賛されてます。早期に詰まりに起因するトラブルが生じるが手順を踏んで分解すれば清掃・部品入手が容易で交換が簡単なので彼らにとっての楽な仕事が増えてるわけ。糸くずホコリ詰まりの詳細は興味があれば「脱水受けカバー」で動画検索してみてください。
一方AQUAだと洗濯乾燥機クリーニング業者が忌避・依頼お断りしてますから、ズボラユーザーが下手こくとそこで終了です。それでも排水するはずの糸くずホコリを洗濯槽に吸い上げてしまう循環ポンプを廃しているからなんらかの不具合に至るまでの期間はパナソニックに比べ先送りできてるはずです。
サンヨー時代の洗濯乾燥機は水を循環させていましたが排水フィルターからの循環かどうかはわかりません。下部の大きなタンクに一時貯留する方式だったのは確か。
まとめ
なんでAQUAと他社がこうも違うか?
「AQUAが他社のダメなところを調査し、循環ポンプを無くす結論に至った」なら格好いいですが、グローバルブランドのハイアールのドラム式洗濯機をベースにしてるからそうなっただけのようです。この件でいくつか記事を追加しています。
AQUA以外の国産「乾燥経路の自動おそうじ」について、排水に落としたくないグループと排水にホコリ糸くずを洗い流すグループに分かれます。前者は乾燥フィルターにホコリ糸くず除去を任せているので毎回の清掃が必要ですね。後者は乾燥した次回の洗濯すすぎ時に経路のホコリ糸くずを洗い流すことで乾燥経路の手入れ不要を謳ったりしてますが、洗い流して行く先は排水の糸くずトラップ、それに引っかからないホコリは洗濯すすぎ循環ポンプで洗濯物に戻しています。その戻したホコリが乾燥時に乾燥経路に付く、のループ。後者グループは論外のバカだと思いますが違いますかね。
糸くずホコリが引き起こす諸問題は洗濯と乾燥を同じ筐体で行う省スペース着想そのものに無理がある、に尽きますけどね。干したり別設置の乾燥機に移す労力を惜しむ分のしわ寄せは機械内部への糸くずホコリ+生物学的汚染として現れますがユーザーから見えにくい、むしろ積極的にそれを隠す方向性で機械が進化してないか?
排水循環している国産機メーカーの推奨する排水の糸くずフィルターお手入れインターバルは無視し、ネトネトにしないために毎回掃除、フィルターは取り外したまま挿し口と洗濯槽から降りてくるホース内を乾燥させる。要らんアドバイスと思いますけど、循環させてるんだからそこを腐らせたら終わり、できた衣類が臭って当然。60℃の洗浄を頻繁に行えば洗濯槽内の微生物の繁殖はだいぶん抑えることはできます。60℃でも循環ポンプ回す制御をしていれば糸くずフィルター→循環経路もある程度除菌できてるかも。