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神道の根本。「怨霊には武神、仏教、乱暴者」。或いは瀬織津姫を調伏する素戔嗚尊。その1

私は福島県いわき市好間町の生まれです。古河炭鉱があった地です。父はそこで新聞販売業をしていました。

この好間ですが、近年、2019年に大洪水に見舞われました。そこでふと思い出しました。蛇岸淵の伝説を。

蛇岸淵とは好間川の淵です。その昔、好間川の中州に住んでいた家族がいました。毎年、度重なる洪水に悩まされていました。

それで主人は「洪水が無くなるのであれば、自分の娘を差し出してもよい」と願ををかけます。

そしてある日、若い僧侶が遣って来て、「願いを叶えるから娘を嫁に頂きたい」と話す。主人は聞き入れて娘を僧侶の嫁に出す。

その後、娘夫婦は豪華な反物を持って里帰りを繰り返していた。不思議に思った父親の主人は、娘夫婦が帰る時に後をつけた。

ついた場所は蛇岸淵だった。僧侶は大蛇に姿を変え、娘は蛇岸淵の竜宮城??で反物を織っていた。主人に見られた娘と大蛇は主人の家に戻ることは無くなったと言う話です。

不思議な事に福島県では、川の中の宮殿で反物を織る姫の話が多く存在します。

姫では無く、「ゲゲゲの鬼太郎」にも出て来るので妖怪に分類されるのでしょうが、沼沢湖の沼御前も湖の中の宮殿で反物を織っているとされています。

それは何故か。

それは神道の根本と言えるのかも知れませんが、神道は祓い清めの儀式を主とする宗教である。

蛇の様に脱皮をし、穢れを清め脱ぎ去る。その為には水辺で衣服を脱ぎ捨て、水で身を清める。

この様な儀式は天皇家にも残っています。「御湯殿の上の女房」とされる女性が、天皇の衣類を脱がせ、身を清めて新しい衣類を着せる儀式です。

仏教??でも有名な伝説があります。奪衣婆・懸衣爺の話です。死人の衣類を剝ぎ取り、木の枝に掛けて、その枝のしなり具合で生前の罪の重さを計る。

「濡れ衣」と言う言葉がありますが、濡れている衣類は重い。本来の罪よりも重く計量されると言う意味です。

「濡れ衣」と言う言葉だけでも日本人は、穢れに敏感な民族であると言えると思います。


続く。







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