2023年に神奈川県・大磯町立小学校の校長(当時)がいじめの加害を主な理由として、児童に3週間の「校長室登校」を命じていたことが分かった。児童は翌日から不登校になり、復学せずに卒業した。町教育委員会は22日、「不適切だった」と認めた。校長はすでに依願退職している。
21日の町教委定例会で報告された。校長室登校は授業も給食も校長室で過ごす内容で、校長は当時「様子をみて、3週間後は教室に来てもいい」と児童に指示した。児童は「嫌だ」と訴え、保護者も「やめさせてほしい」と不服を申し立てたという。
この児童は一度も校長室登校をしていない。不登校になった後、新学年になってから町の教育支援室に通った。教育支援室は小学校と中学校の教諭が1人ずつおり、個別に支援しながら小集団活動や教科学習を...
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