• 谷崎潤一郎著「猫と庄造と二人のおんな」の世界へようこそ!

    猫好きのあなた!そうでもないあなた。でも男と女の物語を読みたいあなた。人間と人間の関係をじっくり考えたいあなた。ともに読みたい文豪の名作です。 日本人と猫との関係は弥生時代から始まったともいわれる永く身近なもの。暮らしの中にともにあり、人の心を映す鏡ともいわれます。単なるペット以上の存在として猫を考え、ともに生きていく人の心理、心のうちにあるものとは。。。 谷崎潤一郎の名文はネコという存在を通して男と女、その人間関係や人間の心理、愛情、感情を深く掘り下げていきます。 (この番組は、2017年7月~8月 「朗読」(ラジオ第2)で放送した「谷崎潤一郎 猫と庄造と二人のおんな」をリメイクしたアンコール放送です) <放送日時> 2025年8月25日(月)~9月26日(金) 全25回 予定 (月)~(金) 21:15~21:30 NHK-FM

  • 朗読・本多新也さんからのコメント

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この番組について

★谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」(全25回) 朗読:本多新也 『谷崎潤一郎が余すところなく描く、猫と男と女の思惑と心理』 全25回にわたり男と女の愛情、嫉妬、感情、孤独、絆、人の生き方について独特の文体、描写、心理表現で描く谷崎潤一郎の文学世界をお届けします。 リリーと名付けた猫を溺愛する男「庄造」と、その彼を取り合いながら庄造の飼う猫リリーに勝てない二人の女(前妻と今の妻)。 前妻は、庄造への未練たっぷりで、つなぎとめるために、「離縁するに当たって何もいらないから猫のリリーだけは譲って」と言うが、庄造は、前妻が強情で駆け引きをする気性だから裏があるに違いない、と疑う。一方、今の妻は庄造がリリーを溺愛するのが気に食わず、追い出したくて仕方がない。「私より猫が大事なの⁉」と詰め寄られ、庄造はきっぱり否定するものの、結局は猫が可愛くてのらりくらり。 二人の女がむきになって取り合うほどの色男気どりの庄造。 裏も表もある女の気持ち、優しいだけがとりえでうだつの上がらない男の気持ちが、ユーモアたっぷりに描かれていく。猫についての谷崎らのエッセイも番外編として紹介します。 関西の言葉、会話の軽妙さと人物の心の動きを俳優・本田新也が情感豊かに朗読。 テキスト:谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」(新潮文庫 2012年改版) 「ねこ」「猫―マイペット」「猫の詩」(「猫の文学館」ちくま文庫・2017年)、 「客ぎらい」(「陰翳礼讃」中公文庫)、「孫・百合子」(「別冊・太陽 谷崎潤一郎」) ★朗読:本多新也(ほんだしんや) 1971年生まれ兵庫県出身。円演劇研究所を経て2000年に演劇集団円の会員へ昇格。近年の主な出演作品、舞台「かっぽれ!FINAL」(風姿花伝/2017)、「ドイツの犬」(風姿花伝/2019)、「グレンギャリー・グレンロス」(俳優座劇場/2023)、「あいつが上手で下手が僕で 人生芸夢編」(日本青年館ホール/2024)、ドラマ「プライベートバンカー」(EX/2025)など。 ★谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう) 1886年東京日本橋に生まれる。第一高等学校を経て東京帝国大学国文科に入学するものち中退。1910年、小山内薫らと第二次「新思潮」を創刊。「刺青」「麒麟」などを発表。「三田文学」誌上で永井荷風に激賞され文壇的地位を確立した。当初は西欧的なスタイルを好んだが関東大震災を機に関西へ移り住んだ頃から次第に純日本的なものへの指向を強くし伝統的な日本語による美しい文体を確立していった。「痴人の愛」「卍(まんじ)」「春琴抄」「細雪」「少将滋幹の母」「鍵」など豊麗な官能美と陰影ある古典美を展開し明治末から昭和中期まで旺盛な執筆活動を続け、文壇の最高峰を歩み続けた。1965年7月没。「細雪」で毎日出版文化賞、朝日文化賞。「瘋癲老人日記」で毎日芸術大賞。1949年、文化勲章を受けた。1964年、日本人として初の全米芸術院・米国文学アカデミー名誉会員に選出。

出演者・キャストほか

  • 谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」2025年現在放送中
    本多 新也
  • 宮城喜久子「ひめゆりの少女・十六歳の戦場」2025年放送
    池間 夏海
  • 湯本香樹実「夏の庭 The Friends」2025年放送
    渡辺 裕太
  • 早坂暁「華日記」2025年放送
    藤田 三保子
  • 「松本清張 短編作品集」2025年放送
    内藤 剛志
  • 須賀敦子「ミラノ 霧の風景」2025年現在放送中
    井上 あさひ NHKアナウンサー
  • 川上弘美「センセイの鞄」2025年放送
    神野 三鈴
  • 「芥川竜之介随筆集」2024年放送
    榊 寿之
  • 夏目漱石「坊っちゃん」2024年放送
    大原 康裕
  • 吉本ばなな「キッチン」2024年放送
    北乃 きい
  • 永井荷風「ふらんす物語」 2024年放送
    中原 丈雄
  • 壺井栄「二十四の瞳」  2024年放送
    藤澤 恵麻
  • 菊池寛「菊池寛短編集」2024年放送
    檀 ふみ
  • 山田太一「異人たちとの夏」2024年放送
    篠田 三郎
  • 酒井順子「平安ガールフレンズ」2024年放送
    瀧内 公美
  • フランソワーズ・サガン「悲しみよ こんにちは」2024年放送
    戸田 菜穂
  • 村上春樹「ドライブ・マイ・カー」2024年放送
    勝村 政信
  • 村上春樹「イエスタデイ」2024年放送
    山像 かおり
  • 梶井基次郎「梶井基次郎作品集」2024年放送
    高山 春夫
  • 芥川龍之介「芥川龍之介短編集」2023年放送
    林 真里花
  • 江戸川乱歩「少年探偵団」2023年放送
    渡辺 徹
  • 谷崎潤一郎「痴人の愛」2023年放送
    山像 かおり
  • 野坂昭如「火垂るの墓」「戦争童話集」2023年放送
    松尾 貴史
  • 野坂昭如「戦争童話集」2023年放送
    宮澤 エマ
  • 太宰治「津軽」2023年放送
    藤田 三保子
  • 髙村薫「髙村薫作品集」2023年放送
    上川 隆也

放送

  • NHK FM

    毎週月曜~金曜 午後9時15分

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