工場事務所などに侵入して金庫などを盗んだとして、県警捜査3課などは21日、建造物侵入と窃盗などの疑いで、東京都新宿区中落合1丁目、自称建設業安藤泰樹容疑者（29）を再逮捕した。

　再逮捕容疑は5月27日午前0時20分ごろから55分ごろまでの間、和光市新倉7丁目の工場事務所など3カ所に侵入し、有価証券などが入った耐火金庫1個（時価2万円相当）などを盗み、6月10日までの間、東京都新宿区上落合2丁目のコインパーキングに駐車した乗用車内に隠して保管した疑い。黙秘しているという。

　同課によると、安藤容疑者は犯行に使用していた乗用車に盗難のナンバープレートを装着するなどして、盗品等保管容疑などで逮捕、再逮捕されていた。ハンマーなどの工具で出入り口を壊して侵入していたという。県内で同様の被害が複数確認されていることから、県警は余罪があるとみて捜査している。