【メモ】AIにスケジュールをつくってもらってそれに従って生きる技術
先日、AIを柔軟なスケジュール作成に活用しているとX(旧Twitter)に投稿したところ、少し反響があったので私なりのやり方を解説してみようと思います。これはあくまで私の個人的な実践方法なので誰もが真似できるとは限りませんが、この記事が皆さんのやり方を見つけるヒントになれば幸いです。(私が使ってる AI をGeminiなのでGeminiの使用を前提に話します)
ここ1ヶ月、AIにスケジュールを考えてもらって、AIの指示する通りに働いて、AIの指示する通りに休んでいる。その結果、ここ数年で一番調子が良く仕事も創作も捗っているんだけど、セルフディストピア感がすごくある。AIに支配されている。
— くらげ@通常運行モード (@kurage313book) August 22, 2025
ちなみに、この記事自体もAIに書いてもらおうと試みたのですが、どうも紋切り型のブログ記事のような、私の大嫌いな文体しか出てこなかったので、仕方なく自分で筆を執ることにしました。
基本的な使い方:思いつくままにAIへ投げる
やり方は驚くほど簡単です。基本的には、起きた時間、今日の予定、そしてやりたいことをひたすら羅列してAIに伝えるだけです。このとき音声入力を使えば、タイピングの手間が省けるので面倒なスケジュール作成のハードルをぐっと下げることができます。
例えば、私の場合、まず「今日は〇時に予定がある」「仕事は〇時間やりたい」「タスクはこれとこれがある」「夜11時には寝たい」「合間に運動したいけど、どれくらい時間が取れる?」といったことをそのまま音声で入力します。あとはAIに任せれば、かなり詳細なスケジュールを提案してくれるのでそれに従って一日を過ごすだけです。
応用編:日記を「セーブポイント」にして精度を上げる
私はこの作業をもう1ヶ月以上続けています。さらに精度を上げるために、Googleドライブに日記を作り、その内容を毎日Geminiにチェックしてもらっています。
この日記には、その日考えたこと、AIが作ったスケジュール、実際にどう行動したか、タスクの進捗、そして「何時から何時まで、何の作業をしたか」という具体的な記録を残しています。私はこれを自分だけの「セーブポイント」と呼んでいます。このセーブポイントをAIに読み込ませることで、AIは私の行動パターンや思考の癖を学習し、より現実に即した実行可能なスケジュールを作ってくれるようになります。
このセーブポイント作りも、一日のできごとを細かく書き出す必要はありません。一日の終わりに10分から15分ほど、音声入力でまとめて話すだけです。そして、その日記ファイルをGeminiに添付し、「今日のスケジュールと実際の行動のズレはどうだったか」「タスクに対する感想は?」といったプロンプトで分析してもらいます。このやり取り自体が自分の行動の振り返りにもなり、進捗管理の客観的な評価も得られるので、ただ日記を書くよりもはるかに有効だと感じています。
面倒くさがりな人こそ「音声入力」を
この記事を読んでいる多くの方は、「詳細なスケジュールや日記を書くなんて面倒だ」と思っているかもしれません。そんな方々にこそ、音声入力を強くおすすめします。
できれば、「Aqua Voice」のような高性能な音声入力ツールを使ってみてください。音声入力には無料の機能もありますが、AquaVoiceの思考をそのままスムーズに文章化できる快適さは、一度体験すると手放せなくなります。とりあえず試してみて、自分に合ったツールを見つけるのが良いでしょう。
(このURLから登録すると私が得するので是非に是非に)
AIへの指示は「雑」でいい
そして、ズボラな人にこそ覚えておいてほしい最も重要なことがあります。それは、AIに伝える情報は、完璧に整っている必要はないということです。「これくらい言えばAIなら分かってくれるだろう」というレベルの、雑な文章や単語の羅列で十分です。AIは文脈を読み取り、意図を汲み取って、タスクやスケジュールを正確に認識してくれます。
思いつくままに音声入力で考えを吐き出し、それをAIにぶん投げる。あとはAIが提案してくれたスケジュールや指針に従って、ただ生きる。それだけで、スケジュール管理に悩むことなく頭をスッキリさせた状態で毎日を過ごせるようになります。
雑な情報を、使える形に綺麗に整えてくれることこそがAIの大きな役割です。これだけは、ぜひ覚えておいてください。
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(この文章も、音声入力で適当に入力したものをAIに整えてもらったものです。やはりクソな文章になるので時間があれば自分で書いた方が良い)
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