京都大学大学院情報学研究科修士課程(社会情報学コース) 2025年度10月期入学/2026年度4月期入学入学者選抜試験における出題ミスについて

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京都大学大学院情報学研究科が2025年8月に実施しました2025年度10月期入学/2026年度4月期入学修士課程(社会情報学コース)入学者選抜試験において出題ミスがあったことが判明しました。この事実を厳粛に受け止め、再発防止のためにも深く反省して、ここに発表いたします。

1.出題ミスが生じた入試方法区分、試験科目

入試方法区分: 2025年度10月期入学/2026年度4月期入学 修士課程 社会情報学コース 入学者選抜試験(修士課程2025年8月2日~3日実施分)
試験科目: 専門科目

2. 出題ミスの内容

当該科目の問題文は全て英文と和文を併記していますが、問題番号T3設問(2)中の和文で使用した用語に誤りがあり、その結果、英文と和文とで異なる意味の用語が記載されていました。

和文  (誤)ハブ値が最も大きい頂点の集合をA(G)と書くこととし、
   (正)オーソリティ値が最も大きい頂点の集合をA(G)と書くこととし、

(参考)該当箇所の英文:
    let A(G) denote the set of nodes that are given the largest authority score

3.出題ミス発見の経緯

試験実施後に、受験者からメールにて和文と英文に相異があることを指摘されました。出題担当者等が改めて点検したところ、和文の用語に誤りがあり、異なる解答となることを確認しました。

4.採点方法及び受験者への周知について

問題番号T3を選択した受験者全員に対して、ミスのあった設問(2)を正解として扱い、満点とする扱いとしました。
本学及び本研究科WEBサイトへ掲載し周知するとともに、各受験者へ出題ミスの内容および採点上の措置をメールにより通知します。

5.今後の対応策

今回の出題ミスの原因を分析した上で、試験問題の作成及びチェック体制の問題点を再度見直し、対策を徹底するとともに、再発防止に努めます。
 

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