炎天下、タイヤが溶け出し
そうな(実際に溶けていた
が)ロードを走った先日は、
私も友も下車時にはキャッ
プを着用していた。
友もメッシュタイプだった。
真夏は特にマシンから下車
した時には、熱射病、日射
病にならないように保護の
ために帽子を被る。
これ極めて大切。
炎天下の野外活動で、周囲
から何度も着帽を進言され
たのに「めんどくせ」と言
って無視し続けたがゆえに
熱中症に2度もなり、1回は
救急車を呼ぶかというほど
の事態になった人間がいた
例を知っている。
結果として、腎臓がやられ
てしまい、一生人工透析の
身の上となってしまった。
人のアドバイスを素直に受
けて対策を実行していれば、
着帽一つでわが身は防げた
事だろう。
先日の相方との共走りでは
二人とも下車時には、ヘル
メットを脱いでからは着帽
していた。
室内入室時には二人とも脱
帽。これは実用性ではなく
社会常識として。
だが、外歩きの時には、た
とえ短時間短距離であろう
と着帽する。
ファッションではなく、身
を守るためだ。
野外活動や野球や百姓野良
仕事を無帽でやってごらん
なさいな。死にますよ、ま
じでホントに。
ラグビーやサッカーが無帽
なのは、あれは元々の発祥
が炎天下が続く国ではない
霧深いイングランドが発祥
だから。
ラグビーなんてのはサッカー
の途中でボール持って走り
出したのが始まりとか都市
伝説のようなのが起源とさ
れているが、まあいずれも
イングランドが始まり。
でもゴルフでは日中無帽で
やるのは無謀なのでキャッ
プやハットを被ってるけど
さ。
スポーツフィッシングでも
渓流の西洋式毛鉤釣りだろ
うとソルトウォーターでの
釣りだろうと帽子を被る。
それはファッションではな
い。
オートバイのロードレース
でも選手が帽子を被るのに
は宣伝だけでなく実用の意
味があって、霧や小雨に髪
を濡らすとヘルメットが確
実に曇るので、それを防止
する目的がある。
また、炎天下では日差し等
からの頭部の保護という実
用的意味合いが強い。
一般的公道オートバイ乗り
たちも最近でこそキャップ
使用が広まったが、1980
年代にはごくごく少数、
それこそサーキットを走る
ライダーか物の意味を知る
ライダーくらいしか公道で
の下車時にキャップは被ら
なかった。ほぼ皆無状態。
1980年代初期の公道ライ
ダーはほぼ全員が無帽だ
った。
現代において、なぜキャッ
プが二輪乗りたちの必須ア
イテムとなったのかは不明
だが、世間でもキャップ大
流行だからだろう。
つまり、ファッション。
で、見てくれだけのファッ
ションとして帽子を被って
いるから、着帽と脱帽の社
会的礼儀などには無知蒙昧
まっしぐらで、極めて非礼
無礼でこっぱずかしい事を
今の帽子被りたちはやって
いる。
着帽のまま室内に居たり、
キャップを被ったまま店内
で飲食をしたり。
凡そ社会常識に極めて反す
る、というか行儀が悪すぎ
て、いい大人が話にならな
い。
何度もいうが、着帽のまま
店内飲食というのは、本来
はそれは土足の足をテーブ
ルの上に投げ出しているの
と同じなのだから。
まあ、今の世の中、無礼者、
非礼者がかなり増えたよ。
そういう人たちは、見てる
と共通の特徴がある。
食べ方が非常に汚い。
箸の使い方も変だし。
たぶん、幼い頃から親から
の躾や教員からの給食時の
指導も全く無かったか、無
視して来た反社会性、反人
間性が根っこにある自分中
心に育ち、生きて来た種族
なのだろう。
それらの種族に限って、今
の時代、ニセ正義マンやコ
ンプラ警察良市民ぶったり
しているのが特徴として目
立つ。上品ぶってるけど実
は下世話な世俗人であるニ
セモンのザーマスの一族み
たいに。
要は、本物の品行方正で人
品卑しからずの人たちでは
ない者たちがギャースカ騒
ぎ叩いて正義マンぶってる
のよね。ファッション感覚
で。
それね、外見も中味も全く
「美しく」ない。
ばっちい。
「紛いもんが上品ぶって出
鱈目をやってんじゃねえよ」
という戒めを告げるシーン。
映画『ジャンゴ 繋がれざる
者』から。