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Conversation

郷土史家さんたちの集まりにちょこちょこと呼ばれることもあるんですが、総じて「自分はこう思う」で終わってるのがとても勿体ない。「こういうエビデンスを裏付けとしてこう立論する」というパターンが少なすぎる。 そして「こう思う」に対し好悪や属人的判断で採否を決め曖昧なまま同じような「会合」「発表会」を繰り返す。そんな停滞以外の何物ではない状況をあとどれだけ繰りかえせば気がすむのか、あなた方が目指すものは一体なんなのか?という帰結点が見えない。 あなたがたが「そうあれかし」と望むものに都合のいい話だけ集めたところで、何も進みはしないのですよ。そんな「歴史研究『ごっこ』」から早よ脱出しないと、地域の歴史・文化財は紋切り型の「観光資源」として切り売りされ、最期には「飽きられて」命脈を断たれることになるのです。 それでいいんですか?といつも言いたくなるがグッとこらえざるを得ない時も多く。もう少しフリーな立場になったらさらに踏み込んでいかねば、と思う課題です。