日大三を３－１で下して優勝を決め、マウンドで喜びを爆発させる沖縄尚学ナイン＝23日、兵庫県の阪神甲子園球場（小川昌宏撮影）
琉球新報社 第107回全国高校野球選手権（夏の甲子園）最終日の23日、兵庫県の甲子園球場で決勝戦を行い、沖縄県代表の沖縄尚学は日大三（西東京）に3―1で勝ち、夏の甲子園で初優勝した。
県勢の選手権大会優勝は2010年の興南以来15年ぶり2度目。
沖尚は新垣有が先発。一回に先制されるも、直後の二回に7番阿波根が左越えの適時二塁打で同点に追いつく。さらに六回に4番宜野座の左前打で逆転した。八回には、再び宜野座の二塁打で１点を加えた。
八回からは末吉がマウンドに立ち、日大三打線を抑えた。
今大会、沖尚は1回戦で金足農（秋田）との接戦を1―0で制し、2回戦の鳴門（徳島）には3―0で完封勝ちした。3回戦の仙台育英（宮城）戦は延長にもつれ込む熱戦を5―3で勝利をつかみ、準々決勝は東洋大姫路（兵庫）を2―1で振り切った。山梨学院との準決勝は最大3点を追いかける劣勢をはねのけ、5―4で逆転勝ちした。
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