「日本はアジアを侵略して植民地解放も結果論に過ぎない」という意見がある。
これは、あの戦争を「物理的に捉えた」見方であり、「精神(形而上)」を無視したものだ。フランス革命は物理的には王を殺害したテロだが、精神的には人権を確立した出来事だった。その違いは何か!
聞いて欲しい!
まず、当時の東アジアは、日本とタイと中華民国しか独立国はなく、
その他のアジア人に人権は無かった。
というのも日本と韓国のように
条約を締結して併合(イングランドとスコットランドのように)したのではなく、
植民地とは条約なく実効支配することだから、
その地域の住民の人権を認める理由がなかった。
当時の世界観を私たちはあまり理解していないが、
オーストラリアのマスグレープという街は
「アボリジニハンティング」で栄え、
日曜日のレクリエーションで、
白人がアボリジニの逃げ惑う子どもたちを撃ち殺して遊ぶのが商業施設となっていた。
大昔の話ではない。
私らのおじいちゃんおばあちゃんが生まれた昭和6年くらいの話だ。
つまり、当時は
「アジア人の人権が認められていなかった」
という重大な背景がある。
アメリカの連邦最高裁も、
ドレッド・スコット対サンフォード事件(1857年3月6日判決)で、
黒人には人権が不存在であると憲法判断し、
プレッシー対ファーガソン事件(1896年5月18日判決)で、
人種隔離を法律ですることは合憲だと判断するなど、
人種差別が当たり前だった。
そこで、大日本帝国が怒りの鉄槌を下したわけだ。
ただしな、植民地は他国の土地だ。
だからその土地の所有者にしてみれば、
侵略以外の何物でもないだろう。
実際、日本は
昭和16年12月20日の大本営政府連絡会議決定「南方占領地行政実施要領」
昭和16年12月26日の閣議決定「南方経済対策要綱」
昭和18年5月31日の御前会議決定「大東亜政略指導大綱」などで、
「現地の人たちを政治に参加させつつも、帝国領土と決定する」
と明記しているものがあるため、
そもそも植民地を解放というのは一言も言っておらん。
ここがポイントだ。
日本は植民地解放を一言も言ってないが、
人種差別撤廃は、国家の声明で何度も公的に発表している。大東亜会議とかな。
当たり前だよな。
インフラも医療も教育も何も無い状態で、いきなり独立させても、
無責任だろが。
日本が統治し、インフラと医療の整備と教育をしてから独立、
というのは当たり前の話だ。
日本は、如何なる人種差別も許さない。
つまり、「日本は植民地を解放した」というのが、「虚偽のプロパガンダ」で、
「人種差別を撤廃させた」
という本当の目的を隠すための偽装工作なんだ。
他人の土地に侵入するのは物理的に見えるし理解しやすいが、
人種差別撤廃というのは
法令の話であり目に見えないから理解されにくい。
日本は、大審院の判例から法令の全てに至るまで、「人種差別」を禁止していた。
日本が朝鮮を併合すると、
本土に来た全ての朝鮮人男性(25才以上)に参政権を与え、
日本語が書けない人のため
投票用紙にハングル文字を使うことを内務省が認め、
東京の江東区では朝鮮人衆議院議員の朴春琴が当選した。
朴春琴は議会で「朝鮮人義勇兵制をつくれ!」と林銑十郎陸軍大臣に詰め寄り、約束させている。
話を整理するぞ!
日本は、植民地解放を確かに言ってないし、
むしろ一部は領土編入すると言っている。
しかし、人種差別撤廃を強く言っている。
欧米は有色人種を人間として憲法で認めていなかった。
だから、日本が統治して「人種差別の無い東アジア」にしようとした。
そして、インフラを日本の税金で整備して、将来的に独立させようとした。
そのためには「人種差別は正義」という欧米を
東アジアから追い出さなければ
人種差別を廃止できないではないか!
つまり、大東亜戦争は、
「物理的に見て」(形而下)は侵略となるが、
「精神的に見て」(形而上)は解放となる。
この区別をつけなければならん!
日本が侵略国家であり、日本人は犯罪民族であるという主張は、
次の戦争で日本人を皆殺しにするための大義名分だ!
そういう国際世論にすれば、沖縄や奄美を侵略しても、経済制裁を免れる国際世論ができるからな。「だって日本は犯罪民族だし」と。
悪意に騙されるな!
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